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2016年7月10日 21:54

オペラ座公式プロデュース作品、映画『ミルピエ ~パリ・オペラ座に挑んだ男~』公開決定

長年に渡り世界最高峰の芸術を提供し続けてきたバレエの殿堂“パリ・オペラ座”の芸術監督に、史上最年少で就任した天才振付師バンジャマン・ミルピエ。彼の異端とも言える伝統に対する挑戦と、オペラ座公式プロデュース作品でしか成し得ないバックステージを圧巻の映像美で描き出す珠玉のドキュメンタリー『RESET』が日本語タイトル『ミルピエ ~パリ・オペラ座に挑んだ男~』として、12月Bunkamuraル・シネマ他にて全国公開される。

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名作『ブラック・スワン』の振付師であり、女優ナタリー・ポートマンの夫として知られる稀代のダンサー、バンジャマン・ミルピエ。20年近く芸術監督を務めたブリジット・ルフェーヴルの退任後、ニコラ・ル・リッシュ、マニュエル・ルグリら錚々たる有力候補を押しのけ、史上最年少でパリ・オペラ座の芸術監督に大抜擢された彼は、350年以上の歴史と伝統を誇る名門に挑み、次々と革新をもたらしていく――。しかし、ミルピエは就任後わずか1年半ほどでパリ・オペラ座の芸術監督を辞任することに。果たして何があったのか?なぜパリ・オペラ座はミルピエを起用したのか? そして、彼はパリ・オペラ座に何をもたらしたのか? 伝統に対する挑戦か異端か、それとも・・・。伝統と革新が激しくぶつかるとき、歴史に新たなページが刻まれる――。

映画は、ミルピエの芸術監督として初の仕事であり、彼が歴史と伝統に対峙しながら挑む演目『Clear, Loud, Bright, Forward』のバックヤード、そして完成までの道程を、スタイリッシュかつ圧巻の映像美で描く。ルー・リードやビョークの『メダラ』『拘束のドローイング』に参加したピアニストのニコ・マーリーが音楽を手掛け、アヴァンギャルドな気鋭ファッションデザイナー、イリス・ヴァン・ヘルぺンが衣装を手がけ、レオノール・ボーラック、ユーゴ・マルシャン、ジェルマン・ルーヴェ、総勢24名、次世代のスターたちが出演していることも注目だ。

単なる、パリ・オペラ座のバレエ・ドキュメンタリー映画という枠を超えた、伝統への敬意とあくなき挑戦を描いた本作にご期待ください。

T-FLYER-最終版S

監督:ティエリー・デメジエール/アルバン・トゥルレー

音楽:ニコ・マーリー 衣装:イリス・ファン・ヘルペン

出演:バンジャマン・ミルピエ、レオノール・ボーラック、ユーゴ・マルシャン、ジェルマン・ルーヴェ、アクセル・イーボほか

2015年/フランス/110分/原題:Relève(原題)、Reset(英語題)配給:トランスフォーマー©FALABRACKS,OPERA NATIONAL DE PARIS,UPSIDE DISTRIBUTION,BLUEMIND,2016

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