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永瀬正敏×河瀨直美『あん』の黄金コンビが再びカンヌを狙う! 『光』2017年公開

2016/11/16 08:34

永瀬正敏×河瀨直美『あん』の黄金コンビが再びカンヌを狙う!

『光』2017年公開

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本作の監督・脚本を務めるのは、世界的評価を受ける河瀨直美。
世界最高峰のカンヌ映画祭では、1997年『萌の朱雀』で新人監督賞カメラドールを、その10年後2007年『殯の森』で審査員特別大賞グランプリを受賞。そしてその10年目のジンクスとなる来年2017年に、オリジナル脚本の本作『光』を世に送り出す!

主演は、国内はもちろん、海外でも活躍中の俳優・永瀬正敏。
第68回カンヌ国際映画祭「ある視点」部門のオープニングとして正式出品された、河瀨直美監督の『あん』(15)では、樹木希林演じる徳江の生き様に影響を受けながら、人生を切り開いていく千太郎を演じ、その演技に世界中の人々が心を震わせた。同作に続く2度目のタッグとなる本作『光』では、弱視の主人公・雅哉を演じ、葛藤の中で希望の光を求めさまよう男を演じる。

この黄金コンビに加え、ヒロインとして河瀨監督に見出されたのは、新進女優として注目されている水崎綾女(みさきあやめ)。タナダユキ監督の『俺たちに明日はないッス』(08)で銀幕デビューを果たし、山下敦弘監督の『マイ・バック・ページ』(11)、行定勲監督の『つやのよる』(13)、『進撃の巨人』(15)などに出演。様々なジャンルの作品で演技の経験を積んできた水崎が、本作では、バリアフリー映画の音声ガイドとして、その光の中に生きる意味を見出していく女性・美佐子を演じ、これまでの役柄とは異なる、新たな一面を見せる。

<河瀬監督インタビュー(抜粋)>
質問1:物語の着想はどこから得たのですか?
→『あん』で初めて音声ガイドをつくった時に原稿確認をしたのですが、音声ガイドそのものが、表現として素晴らしいものだと思いました。原稿を作られた方が、監督以上に作品の事を考えてくれる、同志のように感じられたのです。昨年のカンヌの頃から、音声ガイドの製作をする方を主人公にした作品を作りたい、と考えるようになりました。

質問2:今回の主人公である弱視のカメラマンは、当初から永瀬さんをイメージして書かれたのですか?
→そうです。永瀬さんとは、『あん』でカンヌへ行った時から、また一緒に映画を作りたいですね、と話していました。実際に、永瀬さんのカメラマンとして活躍ぶりを見てきたので、今回の役柄は彼しかいないと思っていました。

質問3:ヒロインに水崎さんを選ばれた理由を教えてください。
→何人も何度もオーディションをして水崎さんに決定しました。感情をそのまま素直に出す所が、美佐子の役柄に合っていると感じたのです。

<永瀬正敏インタビュー(抜粋)>
質問1:弱視のカメラマンという役柄を演じられていますが、どのように役作りをされたのですか?
→ 撮影の20日前には奈良に入り、実際の雅哉のマンションで暮らし始めました。スタッフの方と雅哉の部屋をつくるのに1週間の時間を費やし、部屋の写真は全て自分が撮りだめてきた未発表のものを使用しました。視覚障碍を持つ4~5人の方とお会いしその生活を拝見させて頂いたり、自分自身で出来る事としては、決められたコースを目をつぶって歩く事を繰り返したりしながら、準備をしました。

質問2: 今回の撮影ならではのエピソードがあれば教えてください。
→ 雅哉の部屋を含めて、他のロケセットでも光の入る時間や光の向きが計算されつくしていると思います。自然光の時間に合わせて、撮影をしていると言っても過言ではなく、この映画ならではのシーンになっている筈です。(映画のタイトルが『光』なので。)

<⽔崎綾⼥インタビュー(抜粋)>
質問1:脚本を読まれて、どのように思われましたか。
→実はオーディションの時、台本を2ページしか読ませてもらえなかったのですが、自分の好きなタイプの作品だと確信しました。撮影が始まっても、私だけ脚本をもらえていないのですが、24時間美佐子として生活する事で、不思議とすんなり台詞が出てくるのです。ストーリーの先が分からない分、予想がつかないけれど、順撮りをしているので、美佐子の気持ちがどんどん積み重なっていくという初めての経験をしています。

質問2:美佐子を演じる為に、どんな準備をされましたか。
→この役を頂くまで、ディスクライバー(映画の音声ガイドの原稿制作者)という仕事がある事も知りませんでした。撮影に入る前、『あん』の音声ガイドを自分で作り、実際に視覚障碍者の方々の前で発表した時に、全く情景が伝わらないとボロクソに言われ、心から悔しい思いをしました。実際の撮影で使う音声ガイドの原稿も、自分で書かなければならないので、撮影が始まった今も毎日、美佐子の苦労と喜びをリアルに感じています。

◆タイトル:『光』
◆公開:2017年
◆コピーライト:©「光」製作委員会

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