取材:記事・写真/RanRanEntertainment
520年の歴史をもち、ウィーンの音楽大使として世界中で親しまれるウィーン少年合唱団が今年も来日。これから約2ヶ月にわたり日本全国で公演を行うにあたり、4月26日(木)サントリーホールにて2018年日本公演記者会見が行われ、今回公演を行うウィーン少年合唱団“ハイドン組”の23名、カペルマイスターのジミー・チャン氏ほか関係者が会見に臨み、公演内容が紹介された。
今年の公演プログラムは2種類で、【プログラムA】は“ウィーン少年合唱団と動物の世界”。動物に関する曲は日本語(トトロ)を含む7ヵ国語で歌われる。そして【プログラムB】は“ウィーン少年合唱団と世界の歴史・音楽”。【プログラムB】では生誕200年を迎えるグノー、生誕100年を迎えるバーンスタインほか節目の年を記念した曲が全部で4曲取り上げられている。いずれも魅力的な数々の曲が並んでいる。また、サントリーホールで行われる5月3日、4日の公演では日本を代表する注目のオルガニスト・鈴木優人によるオルガン演奏との競演も含まれる特別公演になっている。
カペルマイスターのジミー・チャン氏
ウィーン少年合唱団には“シューベルト組”、“ブルックナー組”、“ハイドン組”、“モーツァルト組”の4つの組で構成され、今回来日したカペルマイスターのジミー・チャン率いる“ハイドン組”は今年創立40周年を迎え、ジツヒロ君、コウダイ君の二人の日本人が含まれる10歳から15歳までの少年たちで構成されている。
会見の最後には、「となりのトトロ」と「トリッチ・トラッチ・ポルカ」の2曲(ともにプログラムA)され、まさに天使の歌声と美しいハーモニーで体が震えるほどの感動を覚えた。読者の方々には、ぜひコンサート会場に足を運んでいただきたい。
なお、ウィーン少年合唱団は次の番組への出演が決定している。
4月27日(金)9:00~11:30 J-WAVE 81.3FM「~JK RADIO~ TOKYO UNITED」
5月29日(火)19:00~20:00 BS-TBS「名曲アルバム」
前段右から6番目コウダイ君、後段右から3番目ジツヒロ君
キヤノンマーケティングジャパングループ創立50周年記念
ウィーン少年合唱団 2018年日本公演
来日記念:4月24日(火)~6月17日(日) 全国約30公演
サントリーホール、東京オペラシティ全6公演はジャパン・アーツ、フジテレビジョンが主催