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2022年6月1日 12:10

小泉孝太郎、本当に苦しくなる役柄!関わる人は皆何を考えているのか分からない人たちばかり! WOWOW「連続ドラマW 松本清張 眼の壁」完成報告会

小泉孝太郎・主演 WOWOW「連続ドラマW 松本清張 眼の壁」

「連続ドラマW 松本清張 眼の壁」完成報告会-オフィシャル写真2-(002)

「連続ドラマW 松本清張 眼の壁」完成報告会が5月30日(月)都内で行われ、主演の小泉孝太郎、共演の泉里香、薮宏太、陣内孝則、そして内片輝監督が登壇した。

松本清張が『点と線』に続いて発表した社会派推理小説『眼の壁』で、没後30年となる節目の年に、初の連続ドラマ化が実現した。手形詐欺の被害に遭った上司の汚名をそそぐため、部下である主人公が隠された巨大な真実を解き明かしていく。原作は昭和32年に発表された作品だが、今作ではバブル終焉期である1990年が舞台となっている。

手形詐欺の真相を追いかける萩崎竜雄を演じる主演の小泉は、台本を最後まで読んだときに「苦しかった」と告白。「光栄でしたけど、本当に苦しくなる役柄なんです。僕が関わる人はみんな、台本を読んでいるときからゾクゾクするような、一体何を考えているのか分からない人たちばかり。まともなのは僕が演じた萩崎くらいです。誰を信用したらいいのか、あの苦しさは、なかなか味わえない。今はものすごく達成感、満足感に包まれていますし、素晴らしい作品と出会えたことを心から感謝しています」と晴れやかな表情で伝えてくれた。

さらに、小泉は、「(金融会社・社長役の)陣内さんなんて怖すぎますからね! 普段は本当に優しいんです。でも作品では途中から、目を合わせるのも本当に怖かった。今だって(陣内のいる)左側は向きたくない。あ、思い出してしまうとね」と苦笑した。

萩崎を翻弄する謎の女・上崎絵津子役の泉は、「山杉社長(神内)と堀口さん(薮)に囲まれた絵津子は、上手く人生を生き抜いてきた強さがある。(ホステス役としてのダンスシーンについて)レッスンを受けて、学ばせてもらうことが多かった。細やかな動き、女性として美しく見せるふるまい方は勉強になりました。ダンスはコツを掴むまでが難しかった」としみじみ。「もっと色っぽく! もっと色っぽく!」と監督がディレクションしていたことも明かした。「至近距離で終始ドキドキしていました」「こちらこそ。唯一、癒やされたシーンかも(笑)」という2人のやりとりから、劇中のダンスシーンに期待が高まる。

手形詐欺の実行犯を演じつつも実際は嘘がつけないタイプだという薮は、「自分たちの、Hey! Say! JUMPでやっている番組でも、僕が嘘をついて騙せるかどうかという企画では、大体騙せないんです。今回、このドラマで詐欺師役というのが出たときに、ツイッターのほうでエゴサーチってやつをしてみたら、“あの薮ちゃんが詐欺師なんてできるわけないじゃん”って。なんだと!? 詐欺師役だってちゃんとできるんだぞってところを見せなければと思いました」とクランクイン前のリアルな気持ちを報告。

締めとして監督は、「原作とは時代設定をずらしているが、時代は違っていても、松本清張先生の持っているもの、ミステリアスなものは損なわないように、みなさんのキャラクターを深堀りしていった。登場人物がそれぞれ単純ではない、重層的なキャラクターになっているところを堪能して欲しい」と作品に懸ける思いを語って、締めくくった。

『連続ドラマW 松本清張 眼の壁』(全5話)は、6月19日(日)午後10時00分よりWOWOWにて放送・配信がスタートする。

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