岡宮来夢・主演 ミュージカル『The Fantasticks』
米初演から60年以上経過した不朽の名作ミュージカル『The Fantasticks』が、岡宮来夢の主演、東宝ミュージカルの次世代を担う実力派演出家上田一豪の新演出により、今年10月23日(日)~11月14日(月)シアタークリエにて上演が決定。この度、豊原江理佳ほかオールキャストが解禁となった。
本作は、『シラノ・ド・ベルジュラック』などで知られる仏劇作家エドモン・ロスタンの韻文劇『レ・ロマネスク』をもとに、シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』『真夏の夜の夢』のエッセンスを織り交ぜ、ロマンティックかつ普遍的で、誰もが経験する恋と人生の物語。
解禁となったキャストとして、主演の岡宮演じる若者マットと隣人で恋仲にあるルイーザ役に、ミュージカル『アニー』主演のアニー役でデビューし、その後数々のミュージカルでヒロインを務め、この夏話題の舞台『呪術廻戦』への出演も控える豊原江理佳。ルイーザの父親ベロミー役に、劇団四季出身で、『レ・ミゼラブル』での硬派な役から『天使にラブ・ソングを~シスター・アクト~』での三枚目役まで演じ分け、ミュージカル界に欠かせない実力派、今拓哉。マットの父親ハックルビー役に、お笑い芸人でありながら、『レ・ミゼラブル』テナルディエ役で本格ミュージカル俳優としても活躍するトレンディエンジェル・斎藤司。父親たちの計画により雇われる老俳優ヘンリーを蜷川幸雄、ジョン・ケアードら巨匠からその演技力を高く評価され、舞台・ドラマ・映画で幅広く活躍する青山達三。旅芸人モーティマー役を本作がミュージカル初出演となるアンガールズの山根良顕が演じる。
さらに、物語を見守るミュート(黙者)を務めるのは俳優でダンサーの植田崇幸。そして登場人物たちを時に翻弄し、導く流れ者、エル・ガヨ役は元宝塚歌劇団星組男役スターで退団後本作が初ミュージカル出演となる愛月ひかるが演じ、新しい『The Fantasticks』の世界をつくりあげる。
ストーリー:隣同士に住んでいる若いマット(岡宮来夢)とルイーザ(豊原江理佳)は、恋人同士。ルイーザの父・ベロミー(今拓哉)とマットの父・ハックルビー(斎藤司)が仲を引き裂こうと築いた壁越しに、二人は日々語らい、将来を誓い合っている。そこへ現れたのは、怪しげな流れ者のエル・ガヨ(愛月ひかる)、老俳優のヘンリー(青山達三)、旅芸人のモーティマー(山根良顕)。彼らの秘密の企みによって、幸せだったはずの二人の関係は少しずつ変化していって・・・。これは、誰もが経験する、恋と、人生の、ほろ苦い物語。
ミュージカル『The Fantasticks』 2022年10月23日(日)~11月14日(月) 日比谷シアタークリエにて、一般前売開始は8月13日(土)