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2023年6月26日 10:57

大竹しのぶ、ベルイマンが描いた緻密で繊細な世界に「面白そう!やりたい!」 21年ぶりに挑む一人芝居『ヴィクトリア』6月24日開幕

大竹しのぶ、 21年ぶりに挑む一人芝居『ヴィクトリア』6月24日開幕

ヴィクトリア 宮川舞子撮影t_0210ds2-s

掲載写真全て撮影:宮川舞子

大竹しのぶが2002年上演の「売り言葉」(野田秀樹作・演出)以来、21年ぶりに挑む一人芝居『ヴィクトリア』の東京公演が、6月24日(土)にスパイラルホールにて開幕した。

本作は、数多くの名作映画で印象的なヒロイン像を生み出した映画界最大の巨匠イングマール・ベルイマンが、当初、映画脚本として執筆。その後、敢えてラジオドラマとして発表したという異色の一人芝居だ。

主人公ヴィクトリアが、自分自身の魂と向き合うかのように語る独白を過去と現在、幻想と現実が融合したかのようなタッチで描いたベルイマン独自の世界を大竹しのぶと演出:藤田俊太郎が導きだす。

 

ヴィクトリア 宮川舞子撮影t_0639ds2-s

 

大竹しのぶ メッセージ (ヴィクトリア)
最初に台本を読んだ時、ベルイマンが描いた緻密で繊細な世界がとても魅力的で、「これは面白そう!やりたい!」と思ったんです。が、すぐ「あ、これを全部一人でやるんだ…一人芝居なんだ‥」という現実に改めて気づき、どうしよう…と(笑)。
この作品は、ヴィクトリアという孤独な女性の脳内をグルグル旅しているかのような劇構造で、孤独な少女時代、夫の裏切り、夢の中、パーティー、一瞬にして変わる場面、場面を衣装も装置も変わらず私の声、表情だけで表すのはとても難しいことですが、だからこそやり甲斐があります。
言葉で観客にイメージを渡す。それこそが、演劇の魅力です。しかも、ベルイマンの世界!
深くて、謎があって、哀しくて、とても美しいのです。それが伝えられるよう、頑張ります。

 

ヴィクトリア 宮川舞子撮影t_0460ds2-s

 

東京公演: 6月24日(土)~6月30日(金) スパイラルホール 
★6/28(水)終演後にアフタートークあり。ゲスト=八嶋智人
西宮公演: 7月5日(水)~7月6日(木) 兵庫県立芸術文化センター 阪急 中ホール
★7/05(水)終演後にアフタートークあり。ゲスト=高橋克実
京都公演: 7月8日(土)~7月9日(日) 京都芸術劇場 春秋座
★7/08(土)終演後にアフタートークあり。ゲスト=八嶋智人
豊橋公演: 7月11日(火) 穂の国とよはし芸術劇場PLAT 主ホール
★7/11(火)終演後にアフタートークあり。ゲスト=中井美穂

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