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2024年10月21日 09:00

藤岡真威人・主演、加藤小夏・ヒロイン 週刊少年ジャンプに革命を起こした名作『ウイングマン』実写ドラマ化! 10月22日より放送スタート

左から:坂本浩一監督、宮野真守、藤岡真威人、加藤小夏、桂正和(原作)

 

80年代の週刊少年ジャンプに革命を起こした名作『ウイングマン』が生誕40周年を記念して実写ドラマ化。10月22日(火)深夜 テレビ東京ほかにて放送スタートに先駆けて、記者会見が行われ、主演の藤岡真威人、共演の加藤小夏、宮野真守、原作の桂正和、そして坂本浩一監督兼アクション監督が登壇、本作の魅力をたっぷりと披露した。

特撮ヒーローオタクで“ドリームノート”により、ウイングマンに変身できるようになる主人公広野健太を演じる藤岡は「実写化が発表されて情報解禁がされるたびに、ウイングマンという作品が注目され、どれだけ多くの人に愛されているかを実感する日々です。重要な役どころをいただき本当に光栄ですし、僕自身が本気でぶつかってやろうと撮影に臨みました」と意気込みを語った。

健太の前に突然現れる異次元世界・ポドリムスからやってきた謎の少女・アオイを演じる加藤は「二度目の桂先生の作品に出演させていただきます。その中でものすごく愛されているウイングマンのアオイという役を演じられ、幸せに思います」と自己紹介。

健太とアオイの通う高校に赴任してくる謎の多い新任教師・北倉先生役の宮野は「謎の先生です。今はまだそれしか言えないんですけども、桂先生の作品にまた出られること、普段は声優のお仕事をしているので実写で関われるのが不思議な感じです。かつて主役をやった特撮作品(ウルトラマンゼロ)の坂本監督とは奇妙な縁で繋がっているなとオファーを受けたときにびっくりしました。全力で謎の先生を演じておりますので、ご期待いただければと」と“謎”を強調した。

本作の監督&アクション監督で特撮アクションの第一人者、坂本監督は「ウイングマンの原作が始まった頃ちょうど中学生で、今回の実写ドラマ化は、僕が一番わくわくドキドキしたい。その自信はあるんで、皆さん楽しみにしてください」と意気込んだ。

キャラクター&役づくりについて、藤岡は「原作もアニメも読ませていただいたんですけど、コミカルというか面白い。お色気とか、桂先生ならではの描写があって、実写化ではどうするんだろう?と、いい意味で困惑した記憶があるんですけど、健太が一番大切にしなきゃいけないのは、ヒーローに対する憧れや、純粋に特撮が好きという気持ちが軸にあるが故の、周りから変に見られたりする部分だと思ったので、演じる上でどんなときでもブレずに気持ちを(強く)持っておこうと。もうひとつは、ヒーロー好きっていうのが周りより度を抜けてないといけない。そこで、戦隊モノとか東映のYouTubeをひとつひとつ観て、ヒーローの所作とか見得とか技を自分の中だけにストックしました。ぶっ込めそうなところにストックしていた技を出せるんじゃないかと思ったし、友達との他愛ない会話の中でも『こいつヒーロー好きなんだな』って分かる要素を出せたらと思ったんです。実際に映像を観て、分かる人にはきっと届くだろうと信じて演じたので、注目していただければ嬉しいです」と力説した。

加藤は「桂先生が面接で『漫画読んできた?』って聞いてくれて、『もちろん全部読みました』には、『1回全部忘れてくれ』って(笑)。その理由はアオイの可愛らしさとか、健太をいじるみたいなことはあるんですけど、『この3次元に来た意味、“ドリームノート”の大切さを大事に、アオイを演じてほしい』と言われたので、その言葉を大切に演じました。現場では真威人君が健太でしかなくヒーローバカ。お陰様で現場では楽しくやらせていただきました」と振り返った。

そして、宮野は「僕は難しいですけど一言で言うなら、謎です。謎ということは物語の中でも重要な人物で、いろいろ試行錯誤したんですけど、桂先生とお話できたことが僕の中ですごく大きかった。ドラマ自体、桂先生も大きく携わって加筆されたり漫画の流れとは違った方向性になっていくかもしれないけど、より人間ドラマとしての目的が明確になった。阪本監督も“謎ムーブ”にこだわって盛り上げていったので、より不思議な人になっています」と“謎”について解説した。

特に印象に残っているシーンは?と問われ、藤岡は「全部が濃く思い出に残ってるんですけど、最終回の最後に一番大事な戦いのシーンがあるんですが、最終回のことは言えないです。すごい終わり方で、そこに向けてのあれが大好き」とはぐらかせた。ただ「その日は体感気温が40度近くで、アスファルトが熱々のフライパン状態の中、みんなが心を一つにして取り組んだシーンなので、思い出の中に深く刻まれています。最終回の見どころに向けて1話からちゃんと続けて観てほしいです」とアピールした。

加藤も「私も最終回は・・・、(それを言うのは)だめですね」と苦笑しつつ、宮野の撮影シーンを振り返った。「宮野さんとのシーンは全然なくて、共演のシーンがないのになぜかご迷惑おかけしてしまった。私は控え室のすぐ近くの廊下で控えていて、北倉先生(宮野)のお芝居が終わるぞっていうときにくしゃみをしてしまい(撮り直しに)、その節は本当に申し訳ありませんでした」と頭を下げていた。

宮野は「真威人君とのシーンは面白かったです。距離感が近くなるのも僕的には意味があるので、そこを逐一確認しながら、お芝居についても話しながらできたので、すごくブラッシュアップできた。勝手にやっているのではなくお互いどう感じたかをその場で確認しながらやっていたのがすごく楽しかったです」と藤岡との共演シーンを挙げた。それに対し藤岡は「宮野さんの表情筋の芝居がすごすぎて、ピクピクっと動いて全てをコントロールして、感情を乗せて芝居しているのがすごく伝わって、“謎”感を感じました。それが映像にもばっちり撮っているだろうし、北倉先生の圧力を感じるシーンが多かったです」と宮野の演技を絶賛した。

イベント最後に、藤岡は「僕自身、俳優人生の中でも代表作となれたらと思うぐらい本気でぶつかって、準備段階から撮影が始まっても毎日毎日へこたれずに頑張ろうと、その思いだけで突っ走ってきた部分があるくらい取り組んで、皆さんとは一丸となって取り組んだので、皆さんの前にお届けできるのがすごく楽しみです」と自信を覗かせた。

また、加藤は「私自身芸能活動を続けるかどうか悩んだタイミングでいつも桂先生の作品が巡ってくる。桂先生も脚本に加わっていただき、みんなの愛がものすごく詰まっている作品になっていますので、最後まで見届けてもらえたら」、宮野は「この作品は我々(声優)界隈で話題騒然なんです。発表があったときに先輩方が騒いでおりまして、あの役だったら俺がやりたい・・・。後々に『僕が何々です』って言ったらもう話題騒然。ウイングマンは当時の男の子たちの夢の象徴だったんです。それが40年のときを経て、こうしてたくさんの方に観てもらえるっていうのは、僕自身も非常にわくわくします。今、観る方々にとっても、令和でやる意味がすごい込められて、人間物語としてもすごく見応えのある作品になっておりますので、それぞれのキャラクターストーリーの深いところまで感じてもらえたらと思っております」とウイングマンを強調して、イベントを締めくくった。

ドラマチューズ!「ウイングマン」
2024年10月22日(火) スタート 毎週火曜 深夜24時30分〜25時00分
【放送局】 テレビ東京、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ 九州放送
 ※テレビ大阪では 10月25日(金)スタート 毎週金曜深夜2時10分〜放送
【配信】 「DMM TV」にて“独占”各話放送同時配信

 

 

 

 

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