トップ > PICK UP > 佐藤勝利「自分にとって大事な作品!喫煙シーンなど新境地な部分も」 髙石あかり「こんなにやりがいのある作品に出会えたのは奇跡」ドラマ『アポロの歌』2月18日放送スタート

2025年2月11日 09:55

佐藤勝利「自分にとって大事な作品!喫煙シーンなど新境地な部分も」 髙石あかり「こんなにやりがいのある作品に出会えたのは奇跡」ドラマ『アポロの歌』2月18日放送スタート

ドラマイズム「アポロの歌」(2月18日よりMBS/TBSドラマイズム枠で放送)の1話先⾏上映&トークイベントが2月10日、東京のユナイテッド・シネマ豊洲で行われ、W主演の佐藤勝利(timelesz)、髙石あかり、共演の西垣匠、森田想、メガホンをとった二宮健監督が出席した。

2月18日から放送開始となるMBS/TBSドラマイズム『アポロの歌』の先⾏上映&トークイベントが2月10日(月) に都内劇場で行われ、W主演の佐藤勝利(timelesz)、髙石あかり、共演の西垣匠、森田想、そして二宮健監督が登壇した。

本作は、手塚治虫が1970年に週刊「少年キング」に連載した同名漫画を二宮健の監督・脚本で現代解釈した映像化作品。幼少期のトラウマで愛を憎むようになった昭吾(佐藤勝利)が幼なじみのひろみ(髙石あかり)を、あるきっかけで死なせてしまう。行き着いた世界で、昭吾はある罰を言い渡された。それは「何度生まれ変わっても、一人の女性を愛し、結ばれる前に死ぬ」というもの。逃れられない転生のループと女神の啓示によるパラレルラブストーリーになっている。

佐藤は「この作品は自分にとっても大事な作品。久々に映像でお芝居したのもそうですし、僕としてもすごく自信がある作品。これからに繋げていけたら」と挨拶。また、髙石は「自分の中では思い出だったり、いろんな強い思いがある作品なので何かを受け取っていただけたら」と自信を覗かせていた。

自身の役を演じた感想を求められ、佐藤は「難しい役柄ではあったかなと思うんですけど、自分が演じたことのないシチュエーションであったり、喫煙シーンもそうですし、ワンナイトシーンがあったり。僕としても新境地な部分もあったので、自分でも現場でどういう感情になるんだろうとか、本当に(タバコを)吸ってる人のように見えるかなとか考えながらでしたが、面白かったですし、難しかったですけれど、こういう役がやりたかった」と話し、紙タバコの吸い方は大人世代の人に教わったそうで「リアルにできたという自信はあります」と胸を張った。

髙石は、“歌⼿”や“合成⼈”など、⽴場もまったく違った人物に転⽣していく役を演じたが「こんなにやりがいのある作品に出会えたのは奇跡。一貫して大切にしようとしていたのは、とにかく昭吾を愛するということ。(愛が)深すぎる。その深さというのは見返りも求めないですし、愛の形が話数によって変わっていく。キャラクターによって、まっすぐ伝えられたり、うまく伝えられないとか、ひろみからいろんな愛の形をたくさん学んだと思います」と胸の内を明かした。

昭吾の友人で、同じ大学に通う大学生・下田を演じる西垣は「僕も転生し続ける役なんですけど、どの世界でも下田の立ち位置は、常に昭吾の右腕。だけど、それぞれの人生が違うので、そこの変わる部分と変わらない部分を常に意識しつつ演じさせていただきました」とコメント。西垣は撮影期間中ずっと筋トレをしていたという。「ワンシーンだけ脱ぐシーンがあったのでそのために頑張った。(体作りのために)差し入れも食べませんでした」と振り返った。佐藤が「地方ロケで美味しいものがいっぱいあったので、僕は横から『羨ましいでしょう』」と言うと、西垣は「お惣菜屋さんに行って、レバニラを食べていました」と苦笑していた。

ひろみの同僚・康子を演じる森⽥は、髙石との共演を楽しみにしていたそう。「歳の近い方と近い間柄の役をあまりやっていなかったので、純粋にコミュニケーションを取るのが楽しみでしたし、美しい二人を見ていて幸福でした。康子ちゃんは二人をアシストをするんですけど、世界が変わった先で康子ちゃんがどういう立ち回りをするのか、脚本をもらうたびに楽しみでした」と語った。

キャストの印象について聞かれた二宮監督は、まず佐藤について「初めて会ったときに、勝利くんの中にあるパーソナルな部分をすくい取りたいという気持ちになって、(佐藤が)どこか傷ついている気がしたんです。それを作品の中で一緒に寄り添いながら撮っていきたいという気持ちが強くありました」と述べ、さらに「彼は普通の人とは違うキャリアで、自分に整理がついていない部分を人前で開示していく機会が人より多かったと思う。いい意味で自分の立場や目の前にある構造に対しての理解と意欲があるんですけど、いい意味で疑問も持っている人。常に2つの可能性を感じながら生きている人なんだなと感じたし、そういう人だからこそ語れる物語があると思ったので、その部分を傷という言葉で表現しました」と熱く説明。佐藤は「嬉しい。人として深みがあるということですね」と二宮監督の言葉を噛み締めていた。

また、今回が2回目のタッグだという髙石について「1回目のときに、俳優部を撮る楽しさを改めて感じ、絶対にまたやりたいなと思っていたんですけど、彼女は器用でいろんなことができる人というのは1回やっただけで伝わったので、だからこそ『これできるよね』という範疇を超えた球を投げてみたい気持ちがあった。2回目はそういう覚悟がないと積み上がっていかないと思うので、彼女がそこに楽しみややりがいを見つけてくれたら嬉しかったし、実際に撮っていても何回も感動しました」と髙石への思いを明かした。さらに二宮監督は「髙石さんに関しては大前提すごく信じていますし、『もっとこうしたほうがいいんじゃないか』と言ったら、自分の言葉を受け止めてくれる」と話すと、髙石は「いただきました(笑)。めちゃめちゃ嬉しいです」と微笑んだ。

イベント後半では、本作に出てくる“シグマ王”にちなみ「撮影中、この⼈が1番○○王だった」というエピソードを発表する企画も行わた。髙石のことを“発想力王”と書いた森田は「みなさんもご存知の通り言葉選びが変で、しゃべるときに慌てたりして、それも好きなんですけど、話しているときにどういう反応をしてくれるのか、いつも楽しんでいます」と言い、休憩時間にやっていた絵しりとりを例に「それこそ果物の名前でも良かったんですけど、古代樹を描いたんです。まったく分からなくて、古代まで導き出せたんですけど、あかりちゃんが『古代樹、知らない人だ』って煽り出したんです(笑)。絵しりとりでそれが出てきて頭もいいんだと思ってますます好きになりました」と笑顔を見せた。

佐藤は、“すべての王”と書き「これは西垣くんに間違いないです。フェンシングもすごい!スポーツに関してもプロですし、お芝居もさすがでしたし、かっこいい」と絶賛したが、西垣は「国宝級(イケメン)に言われても…」と恐縮、佐藤は「レバニラ王と迷ったんですけど、隙を見つけたいくらいすごい」と続けた。

髙石は森田のことを“オープン王”と書き「誰に対しても壁がひとつもなく、いろんな方とお話をしているのを見ていましたし、打ち解ける能力が高い。昨日、私たちが初めて共演しましたという動画をSNSにあげていたんですけど、私が気づいていないくらいの速さで森田さんが手を握っていて、すっと心に入り込んできてくれる、ゼロ距離な方だなと思いました」と説明すると、森田は「嬉しいです。よく言われます。今回もご一緒できる時間が楽しくて、そうなっていた可能性があります」と声を弾ませた。

そして、西垣は佐藤を“キャンピングカー王”と書き「静岡ロケをしていたときに、派手目なキャンピングカーが停まっていたんですけど、撮影が終わったら勝利くんが入っていって、それでずっと移動していたんです」とビックリ回答。佐藤は「大変なロケだとメイクする場所もなかなかなかったり、撮影のたびに便利だなと思ったのが最初。派手ではないけどデカくて、確かに目立ってはいたね」と理由を説明した。

さらに、イベントの最後には、何度も転⽣するという愛の試練を受ける“昭吾”にちなみ、“繰り返す愛の試練”と題した暗記ゲームも行われた。ドラマやイベントの中に出てくるキーワードを各自繋げていく。はじめに二宮監督の「軍人将棋」からスタート。続く森田は「軍人将棋」に「デコルテ」を加える。そのあとは「転生」「シグマ」「眼鏡」「大学生」「キャンピングカー」とワードを各自が順にひとつずつ加えて答えていき・・・、激戦の末、3巡目で佐藤が敗戦。罰ゲームは後日、公式SNSで公開されるので、是非お楽しみに・・・。

ドラマイズム『アポロの歌』
2月18日(火) MBS/TBSで放送スタート!
MBS   2月18日(火) より毎週火曜24:59~
TBS   2月18日(火) より毎週火曜25:28~
公式サイト:https://www.mbs.jp/apollonouta/

 

 

トップ > PICK UP > 佐藤勝利「自分にとって大事な作品!喫煙シーンなど新境地な部分も」 髙石あかり「こんなにやりがいのある作品に出会えたのは奇跡」ドラマ『アポロの歌』2月18日放送スタート

Pick Up(特集)

error: コンテンツのコピーは禁止されています