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2017年11月29日 15:57

舞台『クローズZERO』に出演する「劇団番町ボーイズ☆」の松本大志さんと安井一真さん、二葉 勇さんにインタビュー!<後編>

取材:記事/RanEntertainment
写真提供/ソニー・ミュージックエンタテインメント

S_舞台「クローズZERO」第一弾白素材a写真左から 千綿勇平、安井一真、二葉 勇、松本大志、堂本翔平、菊池修司

【役作り、オリジナリティーについて】

Q:半年前から殺陣などトレーニングジム通いをなさって準備してきたそうですが、準備していく中で新しい発見や大変なことはありましたか?

松本:今、筋トレに通っているんですが、尋常じゃないほど懸垂させられて、へトへトになって終わると動けなくなってもう無理だと毎回思うんですが充実感はありますね。本当に筋肉付ける事ってとても大変なんだと実感してます(笑)。
殺陣は実際に当てなきゃいけないんですが、痛みをなく、でもスピードは落とさず、足は綺麗に真っすぐ上がっていなければいけないので、難しいのですがその魅せ方に学ぶことが多いです。

Q:この滝谷源治と似ているなと思う点はありますか?

松本:滝谷源治という人は一匹狼で人を寄せ付けないオーラを放っている。自分とは真逆ですね。自分は友人も多いし明るい性格だと思うので、そこをどう役作りするのかが課題です。

Q:オリジナリティーについて、皆さんとどのようにお話しなさったのですか?また、演出家の山田さんとはどのようにお話しなさったのですか?

松本:オリジナリティーを出したいという事は、演出家の山田さんが常々おっしゃっていて、はじめは原作に忠実にと思い描いていたのですが、それだけが全てではないんだなという事を考えるようになりました。映画を観た方でも舞台を観にきてくださった方が映画を忘れて別の作品として舞台を楽しんでいただけたらと思っています。
原作にはないシーンやそれぞれのキャラクターも原作にない作り方になると思うので、そこも楽しんでいただけたらと思います。

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Q:伊﨑さんからアドバイスはありましたか?

安井:そうですね。はじめ伊﨑さんにお話しをお伺いしたましたら「自由にやったらいい」とおしゃってくださって、マネではなくて僕らにしかできない三上兄弟を表現しなきゃいけないんだと強く思いました。オリジナリティーに通じると思うんですけど、映画も本も参考にしていろいろと考えながら役作りをしようと思っています。

Q:切れ者でカッコイイ役柄ですが、どのようなイメージで演じようと思われますか?

二葉:僕が思っていた戸梶勇次のイメージと演出家の山田さんが思っていた戸梶勇次のイメージが違っていてそこのすり合わせが難しい点でした。

僕と似ているというか好きなシーンですが、芹沢軍団が学校で一番になるために戸梶勇次が汚い手を使うが、芹沢多摩雄に諫められて二人が一緒に戦うとうシーンです。

僕は高校生の時に野球部のエースでした。その時に勝ちたい気持ちが強くてチームから孤立してしまって、その時に監督は「勇は誰よりも勝ちたい気持ち強からうまくいかないんだと思う。」と言われてメンバーに謝って…という事があったので、戸梶の気持ちが理解できます。本当はヒールに見えてるけど本当は熱い男で、素直になれないシャイな男というイメージです。自分も素直になれないところがあるので。

Q:自分と全然違う人を演じるギァップや難しさは?

安井:自分とは真逆の生き方をした人物を演じるのは役者冥利に尽きると思います。自分が全く違う人生を演じれる経験できるのがとても楽しいですね。
記者会見の時に、衣装ですが普段はしない髪型や短ランで出た時は全然気分が変わって役になりきれてとても楽しかったです(笑)。

Q:演出家の山田さんに言われたことで、他に印象に残っていることは?

松本:最近言われてズシンときた言葉なんですが、「演じるうえで声が重要で、近くで見ている人には表情は見えてるけど、ステージから離れている人にも人にも分かるように見えなくてはいけないし、演技だけでなく声でも見せなくてはいけない。重みのある声で表現しないといけない。」と言われて、自分の生まれ持った声で演技するということが難しいですし、課題です。

安井:直接、山田さんに言われた訳ではないですけど、今まで言われたことを総合して思う事は、『劇団番町ボーイズ☆』というのは一応なんですけど(笑)イケメン俳優グループと言われているんですけど(笑)、イケメンだけだと思ってほしくないですね。今まで見せたことのない自分や、泥臭いところも出せていけたらと思っています。

二葉:自分は関西人でお笑いが大好きなんですが、お稽古時にその時の雰囲気でアドリブを入れたりしちゃうんですけど、いまは、アドリブを封印してシンプルに台本に忠実なお芝居を心掛けています。

Q:見に来てくださる方にメッセージをお願いします。

松本:青春の全てをかけて拳一つでぶつかり合う若者たちの熱を生で感じてください!

安井:男と男のぶつかり合いを生で見てほしいです。

二葉:人間同士の熱い群像劇と一人ひとりのカッコイイ部分を見てほしいです。劇場でお待ちしています。

S_舞台「クローズZERO」第一弾ビジュアルa

【「クローズZERO」 STORY】
この街に住む者なら誰も近づかない学校がある。
近づくとしたらよっぽどのバカか……よっぽどのバカだ。
その学校の名は……鈴蘭男子高校。別名「カラスの学校」と呼ばれている。ヤクザでも、半端者は近づきゃしない。腹をくくった奴にしか、この門はくぐれない。群雄割拠の悪ガキ甲子園。腕に覚えのある猛者が集い、日々その覇権を激しく争っている。しかし、いまだかつて番長として全校をまとめあげた者は存在しない。自分を怪物と信じていた者も、更なる怪物に敗れ下につく。知略ある者は数を求めて群れをなす。虎視眈々と情勢を注視する者もいる……そうこうしているうちに派閥や一匹狼が出来上がり、互いに牽制していく中で勢力が均衡していくのだ。そんな風にして繰り返されてきた長い歴史の中で、いつしか街の不良達もこう噂するようになった。
「鈴蘭を統一するのは……絶対に不可能だ」
しかし、不可能と言われている鈴蘭制覇を本気で目指す男が1人……門を叩いた。
舞い降りたはぐれ鴉……その男の名は、滝谷源治。
滝谷の登場により、鈴蘭はかつてない速さで動いていく。
最凶の不良たちの最高の物語が、生の迫力を伴って舞台上で躍動する!

【髙橋ヒロシ氏(漫画家・「クローズ」原作者)オフィシャルコメント】
映画をぶっ壊すほどの舞台、期待してます。

【舞台「クローズZERO」】
2017年11月30日(木)~12月3日(日)
CBGKシブゲキ!!

原作:映画「クローズZERO」(©2007 髙橋ヒロシ/「クローズZERO」製作委員会)
脚本・演出:山田能龍(山田ジャパン)

キャスト:
滝谷源治 役:松本大志(劇団番町ボーイズ☆)
芹沢多摩雄 役:堂本翔平(劇団番町ボーイズ☆)
伊崎 瞬 役:坂田隆一郎(10神ACTOR)
牧瀬隆史 役:三岳慎之助(10 神ACTOR)
辰川時生 役:藤岡信昭(ハルク・エンタテイメント)
戸梶勇次 役:二葉 勇(劇団番町ボーイズ☆)
田村忠太 役:コーシロー(ハルク・エンタテイメント)
三上 学 役:千綿勇平(劇団番町ボーイズ☆)
三上 豪 役:安井一真(劇団番町ボーイズ☆)
筒本将治 役:菊池修司(劇団番町ボーイズ☆)
阪東秀人 役:鶴田亮介(劇団ヘラクレスの掟)
千田ナオキ 役:砂原健佑(劇団番町ボーイズ☆)
山崎タツヤ 役:西村涼太郎(ステッカー)
桐島ヒロミ 役:籾木芳仁(劇団番町ボーイズ☆)
本城俊明 役:木原瑠生(劇団番町ボーイズ☆)
杉原 誠 役:織部典成(劇団番町ボーイズ☆候補生)
林田 恵 役:松島勇之介(10 神ACTOR)
田村 保 役:西原健太(劇団番町ボーイズ☆)
真中トオル 役:矢代卓也(劇団番町ボーイズ☆)
黒岩義信 役:ただのあさのぶ(山田ジャパン)
矢崎丈治 役:伊﨑央登
片桐 拳 役:いとう大樹(TEAM-ODAC)
滝谷英雄 役:モロ師岡
【ゲスト出演】※追加公演のみ
二葉要(劇団番町ボーイズ☆)
大隅勇太(劇団番町ボーイズ☆)

オフィシャルサイト      http://www.stage-crowszero.com/

【脚本・演出 山田能龍(やまだ・よしたつ)プロフィール】
脚本家・演出家・構成作家・映画監督・劇団「山田ジャパン」主宰。
1976年4月8日生まれ、大阪府出身。自身が代表を務め、いとうあさこ等が所属する劇団「山田ジャパン」全作品の脚本、演出を手がける。劇団、外部問わず多くの舞台をプロデュースする傍ら、TVドラマへの執筆も精力的に行う。
近年では、アーティストのライブツアーやミュージックビデオの演出を手がけるなど活躍の場を広げ、多方面から注目を集めている2015年9月「TOKYO CITY GIRL」にて映画監督デビュー。RADWIMPSのフロントマン・野田洋次郎の主演で話題となったドラマ「100万円の女たち」(テレビ東京/Netflix)では、チーフ脚本家として執筆している。

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【劇団番町ボーイズ☆(げきだんばんちょうぼーいずふぁいぶ) とは】
SMEの新人開発部門・SDグループが主宰し、2014年11月に結成した個性派演劇集団・通称「番ボ」。様々なオーディションから選抜されたメンバーは芝居を通して、新たな可能性に挑戦中。ソロとしても活躍の幅を広げています。

◇オフィシャルサイト    www.banchoboys5.com/

◇オフィシャルTwitter    @bancho_boys_5

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