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【前編】荒木宏文インタビュー、落ち着いた雰囲気を大人たちで描く舞台『文豪ストレイドッグス 黒の時代』

2018/9/19 12:00

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

コミック、小説、テレビアニメ、映画とそれぞれで大ヒットした「文豪ストレイドッグス」(以下、文スト)。2017年12月には舞台化され、大ヒットを記録した。9月22日からは舞台化第二弾となる、舞台『文豪ストレイドッグス 黒の時代』が開幕。TVアニメ セカンドシーズン冒頭の13〜16話で放送されたスピンオフドラマを原作に、本編の前日譚が描かれる。ランランエンタメ!では、そんな本作に坂口安吾役で出演する荒木宏文にインタビューを敢行。公演にかける思いを聞いた。

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——ご自身では意外なオファーだったようですが、配役をお聞きしても全く違和感はなかったです。

まあ、「黒の時代」自体が落ち着いた雰囲気のある作品ですしね。お話しをいただいて、ほかのキャストを教えてもらって、全体的に年齢層高めでやるというのを知ったときには、アクションで派手に見せるよりも、落ち着いた雰囲気を大人たちで描こうとしているんだなと感じました。ただ、オファーを受けた時点では、そういう意図があったことはわからなかったので。

——アニメをご覧になっていたということですが、荒木さんは文ストのどこに魅力を感じていらっしゃいましたか?

バトルアクションで、異能力という華やかな演出があるところ。それから、文豪の名前がそれぞれのキャラクター名になっていて、異能力の名前が文豪たちの代表作であるということもあって、知的な部分もある。文豪の名前を使っているからこそ、セリフや言葉、日本語にこだわっていることを感じさせてくれる、センスがあってバランスのとれた作品だと思います。

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——では、今作の原作となったアニメ版の「黒の時代」の魅力は?

最初に観たときは、同じ作品なのかなって思ったぐらい、入りが全然違うんで、違和感だらけで観てました(笑)。でも、太宰が出てきて、ああ、やっぱり文ストだよなって(笑)。それでも、今の太宰ではなく、過去のエピソードが描かれているんで、「これ再放送なのかな?OVAか何かで出たエピソードを放送しているのかな?」って思ってみたり(笑)。頭の中が整理できないまま観ていましたね。そんな状況でしたが、話のリズムがすごく良くて、入り込みやすい作品だったので、自然と引っ張られて観ることができたんです。ファーストシーズンとは雰囲気が全く違う、こだわりの強い作品で、勝負どころが濃い作品だと思います。

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——コミックスでは「黒の時代」は描かれておらず、ノベライズで出版されているエピソードです。舞台化にあたって、このエピソードをシリーズ2作目に持ってくるというのも面白いなと思いました。

僕も、コミックスの流れでいくんだと思っていました。でも、僕はアニメから入った人間で、アニメ好きとしては、アニメの流れに沿って舞台化してくれるのは、うれしかったです。第一弾の舞台ではファーストシーズンが描かれて、第二弾の舞台ではセカンドシーズンの冒頭からなので、筋を通してくれているんだなって。

——ああ、なるほど。どこから作品に入ったかで、印象は確かに変わりますね。では、現在、坂口安吾という役はどのように捉えてらっしゃいますか?

ん〜…詳しいことがまだ何もわからないキャラクターではあるんですよ。異能力も名前はあるけど、その力がどういうものかは出てきていない。だから、「まだ何も明かされていない謎のキャラクター」ですね。

そういうキャラクターを演じる時に、僕はどれだけ普通でいられるかが重要だと思うんですよ。何かどんでん返しがあったり、ネタバレをするときに、それまでいかに普通の人間であったかが大切になってくるんです。普通の人間が実は、という方がショックが大きい。こういうキャラクターなんだよねって匂わすような、策士的なことをするよりも、そのシーンごとに馴染む、ごく平凡なキャラクターとしてそこにいることがその後にとって重要なんです。だから、演じる上では、ちゃんと周りに振り回されているということを気をつけていますね。

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舞台「文豪ストレイドッグス 黒の時代」

【出演】谷口賢志、多和田秀弥、荒木宏文、林野健志、窪寺 昭、大渕野々花、加藤ひろたか、熊野利哉、長江崚行 ほか
【原作】テレビアニメ「文豪ストレイドッグス」
【演出】中屋敷法仁
【作】御笠ノ忠次
【協力】朝霧カフカ・春河35
【日程・会場】
【東京公演】2018年9月22日(土)〜10月8日(月・祝) サンシャイン劇場
【大阪公演】2018年10月13日(土)〜14日(日) 森ノ宮ピロティホール
【HP】http://bungo-stage.com/


【あらすじ】
常人ならざる「異能」の力を持ちヨコハマの裏社会に巣食う悪虐の徒、その名は「ポートマフィア」。最年少幹部・太宰治、下級構成員・織田作之助、秘密情報員・坂口安吾。階級を重んじる組織にありながら立場を越えて交わる3人は、仄暗いバーのカウンターに肩を並べ今夜もグラスを傾ける。あの日、ひとりが消息を経つまでは…。男は何を求めてマフィアとなり、何を失い訣別したのか? 胸襟を開かぬ彼らに代わり一葉の写真が物語る。黒の時代、闇の中に“光る”何かを。これは、まだ太宰治が「武装探偵社」に入社する前の話である。


 

 

 

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