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【後編】前代未聞のラジオ発の舞台『みみばしる』演出家・松居大悟&主演・本仮屋ユイカ&音楽監督・石崎ひゅーいインタビュー

2018/12/7 01:59

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

4s (2)

——台本はもちろん、ストーリーの方向性すらわからない段階でのオファーだったと思いますが、お二人はオファーを受けたときに、どんなところに面白さを感じて受けられたんですか?

石崎:僕はシンガーソングライターをしているので、普段は音楽を一人で作っていますが、音楽を作るにあたって、一番影響を受けるのが「人」なんです。人からもらったものが自分に反映されて、音楽になって出てくるんです。これまで、松居くんの作品に出させてもらったり、僕のPVを撮ってもらったりしていましたが、松居くんと一緒に作品を作った後は、自分の中からからワーッて音楽が溢れてくるんです。一緒にやっていればやっているだけ、僕のものにもなる。今回は、ゼロから冒険するということだったので、ぜひやらせていただきたいと思いましたね。最終的には自分のものにしてやろうという思いもあって(笑)。

2s (2)

——いい関係ですね。本仮屋さんはいかがですか?

本仮屋:普段、女優は一番最後に作品に入ります。スタッフさんが準備してきたものに対して乗っていくという仕事の仕方が多い中で、私にとってこの作品は、その過程が全部見られるという面白さがあって、見てみたいと思って入ったんですが…(小声で)思ったより大変そうです(笑)。

それから、このオファーのお話をいただいた時に、私が審査員をした映画祭で松居さんとお会いしたんです。その映画祭に出ていた方たちは、みんな、「僕はこれが面白いと思ってこれを作りました。ぜひみてください」「僕はこれが撮りたくてここで生きているんだ」っていうのを体現していて、もちろん、松居さんもそういう作り方をされていました。すごく楽しそうで、舞台でもリラックスした佇まいをされていて…それを見た時に、ああ、私もこんな風にやってみたいって思ったんです。

——松居さんご本人の魅力もあってのことだったんですね。

松居:それ、太字でお願いします(笑)。

本仮屋:もちろん、ラジオがすごい好きで、舞台も好きで、好きなもの両方ができるというのも魅力でした。

1s (2)

——なるほど。では、ラジオのリスナーは演劇に対してどういうイメージを持っていると思われますか?

松居:僕はラジオと演劇って近いような気がしてます。どちらもちょっと危険な媒体だと思うんです。日常を過ごしていたら、演劇やラジオは見ようとしたり、聞こうとしなかったら出会えない。しかも、そこで発信されているものって、ちょっと不健康なんだけど、病みつきになる。それに加えて、どっちも「人と人」でやっているような感覚を持てるものなので、親和性がある。きっと、ラジオリスナーは、演劇も好きだと思うんですよね。

——ラジオリスナーに響いているという手応えはありますか?

松居:そうですね。最初は不安でしたが、ラジオを続けているうちに、リスナーが演劇はこういうものなんだってわかってきたのは感じました。それからは、面白がって投稿してくれている感じがあります。

3s (2)

——石崎さん、本仮屋さんはラジオと演劇についてはどうお考えですか?

石崎:どちらにも、流れていくもの、儚いというイメージがあります。デビューした当時、自分の曲がラジオから流れてきたのを聞いて、すごく嬉しかったんですが、同時に不思議な気持ちになったんですよ。それって、どうしてだろうって考えた時に、ラジオは流れていくものだから、儚さがあるからだって思ったんです。舞台も同じで、その時にしか残らないもの。やり直しがきかないもの、そういう媒体だと思いました。

本仮屋:松居さんが「リスナーがラジオを聞いている熱量に、演じたものでは勝てない。そういう熱量を持った人が舞台に上がる面白さがある」っておっしゃっていました。そういうことなんだと思います。

——「みみばしる」というタイトルにはどういった意味が込められているんですか?

松居:この作品は、受信者であるリスナーが発信者になっていく物語なのですが……耳って、口とか手とか足とかと違って、情報を出すことができない、聞くことしかできない器官ですよね。そんな耳が、口走るかのように、衝動的に、“耳走る”。この作品は、そういう劇だというところから、「みみばしる」という単語が出てきました。その単語は、割とすぐ出てきたんですが、その後に、漢字にするかどうしようかは悩んで(笑)。最終的にはひらがなに落ち着きました。

10s

——本仮屋さんからみて、石崎さんと松居さんはどのような方ですか?

本仮屋:ひゅーいさんは、歌も普段話す言葉も、原石みたいなんです。余計なものがなくて、キラキラしていることがわかる言葉を紡いでくる方。松居さんは、私にはない視点を持っている方です。

今回、この作品では私が思い描いた世界にはいけないと思っています。ただ、そうじゃない場所には必ず連れて行ってくれるだろうし、全く違う世界を見させてもらえると思っています。松居さんは、人の本質や弱いところ、ださくて格好悪い部分を見つけるのがすごく上手な人なんじゃないかと思います。そして、それを表現するのもとても上手で、人が言語化する前の熱い気持ちを作品にするのがお好きなように思えるので、きっと今回は、普段のコミュニケーションでもそういう部分を観察されて、作品に反映されるんじゃないかな。

12s (2)

——今回、本仮屋さんは非常に個性豊かな共演者の方たちと一緒に演技をすることになりますが、それについてはいかがですか?

本仮屋:実際に、顔合わせでお会いして、出演者の方たちとお話をして、これは大変だと思いました。プロの役者が集まって舞台を作ると、目指すゴールがすぐに見つかるんですよ。最短で、最高なゴールに向かって全員で走れる。でも、今回は、ゴールがわからない。設定もできない。それは、とても不安なことですが、逆に考えれば、どこにでも行けるってことなんです。どこに行ってもいいし、どこに行けるかわからない。そういう未知数が、私たちプロフェッショナルがリスナーたちと組む一番の面白さだと思いました。

今までの自分のやり方も全部壊される現場になるんだろうと思うので、(自分自身が)アップデートできるんだろうなっという楽しみもありますね。保育士さんや金融系の会社員の方など、普段、出会うことがない人に出会えるのも刺激的です。こんなにいろんなシチュエーション、バックグラウンドを持った人たちと出会うことができることは、人生の宝になると思います。

11s

——最後に、読者へメッセージを。

石崎:前代未聞の、今まで観たことのない舞台が観られると思います。今からでもラジオを聞いて、参加できる、そんな新しい舞台になっております。ぜひぜひ、楽しみに待っていてください。劇中ではたくさんの音楽が、流れると思いますが、その音楽も楽しみにしていただけたら嬉しいです。どんな音楽になるかは幕が開いてからのお楽しみです。

松居:行動を起こしたいけれど、何から手をつけていいかわからない子が主人公で、そういう子が何歩も踏み出していくという劇にしたいと思っています。僕自身が演劇を観て衝撃的な体験をしたことによってこの世界に入ろうと思ったので、作品を観ることで一歩踏み出す経験になる作品を届けたいと思います。コンプライアンスを度外視して、テレビや本では観られない面白いことをしたいと思っているので、ぜひ観に来てください。

本仮屋:ラジオと演劇が合体しているというのは、すごく新しい試みだと思います。でも、もしかしたらこれがスタンダードになるのではないかというぐらい、熱量の高いものをお届けできると思っています。受け取る人と発信する人、メディア自体の垣根も無くなっていく中で、純粋にこの作品を観てほしいという思いがストレートに届けられる作品になると思うので、ぜひ「JUMP OVER」を聞いて劇場にいらしてください! そして、観ていただいたら、また聞いてください。あなたの意見が翌日の公演に即反映ということもあるので、一緒に『みみばしる』という舞台を作っていただけたら嬉しいです。参加、ぜひお待ちしております!

前編http://ranran-entame.com/dorama/58451.html

5s (2)

J-WAVE30周年×ゴジゲン10周年企画公演『みみばしる』

作・演出:松居大悟
音楽監督:石崎ひゅーい
主演:本仮屋ユイカ


出演:(以下50音順)
市川しんぺー(俳優/劇団「猫のホテル」)
祷キララ(俳優・大学生)
工藤真唯(保育士)
小松有彩 (会社員)
鈴木翔太郎(大学生)
鈴政ゲン(俳優)
タカハシマイ (ミュージシャン/Czecho No Republic)
玉置玲央(俳優/劇団「柿喰う客」)
仲山 賢(高校生)
奈良原大泰(アルバイト)
日高ボブ美(俳優/劇団「□字ック」)
藤井克彦(楽器屋店員・ブロック塀研究家)
前田航基(俳優・大学生)
三浦俊輔(俳優・大工)
宮平安春(庭師)
村上 航(俳優/劇団「猫のホテル」)
目次立樹(俳優/劇団「ゴジゲン」)
本折最強さとし(俳優/劇団「ゴジゲン」)
ゆうたろう(モデル・俳優・ショップ店員)
【歌・演奏】ワタナベシンゴ(THE BOYS&GIRLS)


東京公演
2019年2月6日(水)〜2月17日(日) 下北沢・本多劇場
※2/6はプレビュー公演
福岡公演
2019年2月23日(土)〜2月24日(日) 久留米座
大阪公演
2019年3月1日(金)〜3月3日(日) 近鉄アート館


公式サイト  https://mimibashiru.com/

J-WAVEラジオ番組「JUMP OVER」
【放送局】J-WAVE(81.3FM) ネット局:cross fm
毎週日曜23:00〜23:54 放送
【ナビゲーター】松居大悟


【WEB】 http://www.j-wave.co.jp/original/jumpover/

【Twitter】 https://twitter.com/JUMPOVER813

本仮屋ユイカ/
ヘアメイク:平林輝之(アルール)
スタイリング:ナカイマサコ ニット¥47,000/tiit tokyo(The par_k store TEL03-6416-1056) スカート¥21,000/HaQue (Sian PR TEL03-6662-5525) イヤリング¥9,800/STELLAR HOLLYWOOD(TEL03-6805-0390)
※価格はすべて税抜松居大悟、石崎ひゅーい/ヘアメイク:大宝みゆき   石崎ひゅーい/スタイリング:和田翔太郎


インタビュー写真撮影 篭原和也

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プレゼント
今回、ランランエンタメではサイン入りチェキを2名様にプレゼントいたします!どしどしご応募ください。
<応募方法>
(1)ランランエンタメの公式Twitterアカウント「https://twitter.com/ranranentame」をフォローする
(2)プレゼント告知ツイートをリツイートする
(3)ダイレクトメッセージで申し込む
    ①「みみばしる」チェキ希望
    ②お名前
         ③ご意見ご希望
    をご記入頂きご応募ください。


<応募締切>
第一回 2018年12月26日(水)23時59分
第二回 2019年2月6日(水)23時59分

<当選発表>
締切後、厳正なる抽選の上、当選者を決定。ご当選者様には、ランランエンタメ公式アカウントよりTwitterのダイレクトメッセージにて当選連絡をいたします。2日以内にご返信がない場合は当選の権利が移ります。
<ご応募について>
※リツイートは、公式リツイートに限定させていただきます。
※Twitterアカウントを非公開にしている場合、リツイートを確認することができないため、応募対象外となります。
※ご応募後のキャンセル、変更、返品、お届先の変更はできかねますので、ご了承ください。
※当選結果に関するお問い合せは受け付けておりませんので、ご了承ください。
<商品発送について>
※商品の配送は日本国内のみとさせていただきます。お届け日は、指定できません。
※当選者の長期不在や、賞品お届け先ご住所や転居先が不明等の理由により、賞品のお届けができない場合は、ご当選を無効とさせていただく場合がありますので、予めご了承ください。
<注意事項>
※プレゼントの応募によりお預かりした個人情報は商品の発送にのみ使用いたします。
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※ご応募いただいた時点で、本応募要項に同意いただいたものとみなします。


 

 

 

 

 

 

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