【前編】大貫勇輔インタビュー『富豪刑事 Balance:UNLIMITED』でアニメ声優初挑戦!「尊敬する宮野真守さんと共演できて、本当に嬉しいです。」

2020/4/3 22:53

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

大貫勇輔が49日スタートのフジテレビ“ノイタミナ”シリーズ最新作『富豪刑事 Balance:UNLIMITED』でアニメ声優に初挑戦する。原作は筒井康隆のミリオンセラー小説しゅ『富豪刑事』(新潮文庫刊)。ケタ外れの資産家の御曹司、刑事・神戸大助が有り余る財力と最新テクノロジーを駆使して難事件を解決していく物語。神戸大助の声を大貫勇輔が、神戸とバディを組む、情に厚い男・加藤春の声を宮野真守が演ずる。大貫勇輔にアニメ声優初挑戦の意気込みを聞いた。

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――アニメ声優初挑戦のお気持ちをお聞かせください。

僕は、もともとダンサーで、ミュージカル、ストレイトプレイ、ドラマ、そして先日は、映画の吹き替えもやり、段々といろいろなことを経験させていただく中で、初めてのアニメ声優のお仕事の話だったので、“ぜひともチャンスがあるならやりたい”という思いでオーディションを受けました。そして、伊藤監督から、神戸大助という役が、僕の声の持っている雰囲気と合っているからお願いしたいと仰っていただきました。決まった時は、“オーディションに受かって嬉しい!”という気持ちでしたが、嬉しいと同時に不安もありました。今まで、ダンサーだからこそ肉体が自分の強味だと思っていたのですが、それが一切ない、声のみの表現は初挑戦で不安でした。しかも決まった後に相手役が宮野真守さんだと知ったのですが、実は宮野さんのことをずっと尊敬していて、大好きな声優さんだったので、本当に嬉しかったです。今、4話まで吹き込みをしたのですが、毎話、毎話楽しくアフレコに臨んでいます。

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――声優というお仕事に挑戦しようと思われたきっかけは?

新しいもの好きというか、もちろんずっと続けてきたダンスも大好きですけど、挑戦することが好きなんです。僕の人生のテーマは「挑戦」であり、挑戦し続ける人間でありたいなと思っています。もっと経験の厚みを出していきたいと思っていたところ、このオーディションのお話をいただいたので“ぜひ!”と、挑戦心に火がついた感じでした。

――オーディションはどのようなものでしたか?

監督やスタッフの方々の前で台詞を言って、監督から、もう少しこういう風にできる?とか、その場でいろいろな指示を出してくださって、それにどういう風に応えられるかというようなオーディションでした。

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――実際、音入れはいかがですか?

ドラマの現場と似ているなというのが体感で、お芝居をしているような感覚ですね。最初は、絵があって、台詞を言うタイミングがあって、秒数があって、そこに捉われていたんです。でも、心を込めてその役になってしゃべると自然にいいタイミングになるんです。それに気づけたら、スムーズにできるようになりました。

――絵を見ながら声優さんたちが並んで入れるというイメージがありますが、そのような感じだったのでしょうか?

はい。僕は舞台の関係で、1話から3話までは皆さんとは別で録っていて、僕は皆さんの録音を聴きながら入れるというスタイルだったんです。4話から、みなさんと初めまして+初めての読みだったのですが、その時はめちゃめちゃ緊張しました。プロの声優の方たちの中に僕が突然入って、「初めての声優です。よろしくお願いします」と挨拶をしたときの緊張感はなかなかのものでした。ただ、リハーサルをさせていただいた時のその瞬間がすごく楽しかったんです。声を吹き込んでいるというよりも、お芝居のキャッチボールをしているような感覚でした。その時に一つ問題になったのが、相手の声を聴き過ぎちゃって、キャッチし過ぎちゃって。神戸大助というのは人の話を聞かない人間なのに、優しくなり過ぎたっていうことがありました。でも、リハーサルを経て、本番の時は役に入ることができたので、いろいろな気づきがありました。

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――宮野さんからは何かお話がありましたか?

声優の方たちは勝手がわかっているので、テンポが物凄く早いんですよ。一回リハーサルをして、監督が指示をするという細かいチェックがあるのですが、そこで、ここではしゃべらないでくださいということを、僕が初めて聞く声優界の業界用語?で言われたんです。宮野さんがその時の僕の反応を見ていてくださったみたいで、さっき言っていたのはこういうことですよってすごく丁寧に教えてくださったりしました。

――この作品は「ノイタミナ」シリーズの最新作ですが、大貫さんは「ノイタミナ」の作品はご覧になったことはありますか?

作品への出演が決まったのがきっかけで、伊藤監督の作品、『僕だけがいない街』を観ました。もともと原作の漫画がすごく好きで、ファンだったので、アニメ作品も興味を持って観ました。土屋太鳳さんと満島真之介さんが声を担当されていて、他の方たちは声優の方でしたが、自分がやるイメージが掴みやすかったです。アニメを見ているけれどもドラマを見ているような重厚感があり、いろいろなメッセージ性もあり、カメラワークの臨場感があり、素敵なアニメでした。伊藤監督の下で声優としてお芝居ができるのが楽しみになりました。

――脚本を読まれて、神戸大助という人物についてはどのように思いましたか?

物凄くマイペースで、少し天然で、超金持ちで、お金で何でも解決できると思っている人物ですね。いい意味でも悪い意味でも人にペースを乱されない、という印象です。

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後編~http://ranran-entame.com/dorama/66670.html

【作品基本情報】
富豪刑事 Balance:UNLIMITED
フジテレビ“ノイタミナ”ほか各局にて4月9日(木) 25時10分より放送開始
※レギュラー放送は24時55分~


【スタッフ】
原作:筒井康隆『富豪刑事』(新潮文庫刊)
ストーリー原案:TEAM B.U.L
監督:伊藤智彦
シリーズ構成・脚本:岸本 卓
キャラクターデザイン:佐々木啓悟
サブキャラクターデザイン:田辺謙司
美術設定:藤瀬智康/曽野由大/末武康光
美術監督:佐藤 勝/柏村明香
色彩設計:佐々木 梓
メカデザイン:寺尾洋之
CG監督:那須信司
撮影監督:青嶋俊明
編集:西山 茂
音楽:菅野祐悟
音響監督:岩浪美和
音響制作:ソニルード
スタイリングアドバイザー:高橋 毅
ガジェットコーディネート:ギズモード・ジャパン
アニメーション制作:CloverWorks
【キャスト】
神戸大助:大貫勇輔
加藤 春:宮野真守
清水幸宏:塩屋浩三
仲本長介:神谷 明
亀井新之助:熊谷健太郎
佐伯まほろ:上田麗奈
湯本鉄平:高橋伸也
武井克弘:小山力也
星野 涼:榎木淳弥
???:坂本真綾

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