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2013年5月22日 22:21

映画『共謀者』、チェ・ダニエル、イム・チャンジョン、キム・ホンソン監督に単独インタビュー!!

2009年の実際に起きた事件をモチーフに描いた、臓器売買をテーマにした衝撃のクライムサスペンス・ムービー『共謀者』。このたび、主演のチェ・ダニエル、イム・チャンジョン、そして本作品で初めて映画監督デビューを果たしたキム・ホンソン監督が、6月1日の日本公開に向け、プロモーションのため来日。前日に『映画「共謀者」試写会&記者発表会』を大盛況に終え、日本の観客の反応に確かな手応えを感じた3人が、自信に満ちた笑顔でRanRan-Entertainment(ランランエンタメ)のインタビューに応じてくれた。9J9A3230-2のコピーQ:本作品の主演に、チェ・ダニエルさんとイム・チャンジョンさんを抜擢された理由は?

キム・ホンソン監督:イム・チャンジョンさんは、言わずと知れた名俳優であり、コミカルな演技も人間性あふれる演技もできる方です。最初から全てを信じて出演の依頼をしました。チェ・ダニエルさんは、今とってもホットで大注目されている俳優で、知性的なイメージがサンホの役柄にピッタリだと思いました。9J9A3257-2のコピーQ:出演オファーを受けた決め手は何ですか?

イム・チャンジョン:出演のお話を受け、すぐに決めました。これまではコメディー俳優としてのオファーが多かったのですが、この作品のシナリオを読み、とても重厚な役でしたので即OKを出しました。

チェ・ダニエル:僕のところに、シナリオと一緒に監督からの手紙が送られてきたんです。手紙を読んで、監督がここまで自分のことを考えてくれているんだと思いました。作品は少し重い内容でしたが、監督からの手紙に感動して出演を決めました。でも・・・、手紙は僕だけに送られたのではなくて、出演者全員に送っていたんですよ!(笑)

キム・ホンソン監督:アハハ!そうです。でも、手紙の内容は全員違いますよ~(笑)

Q:イム・チャンジョンさんは、とても迫力あるアクションシーンを演じられましたが、肋骨を折る怪我をされてアクションはもう懲り懲り・・・とは思いませんでしたか?

イム・チャンジョン:いえ、機会があればまたやりたいですね。でも歳が歳ですからね~、また骨折するかもしれないですね(笑)。それでもやりますよ。9J9A3222-2のコピーQ:チェ・ダニエルさんは、アクションシーンはどうですか?

チェ・ダニエル:チャンジョンさんのカッコイイ姿を見て羨ましいなぁ~と思いましたし、僕もやってみたい気持ちもありました。だけど、キム・ホンソン監督の下でアクションはやりたくないですね~(笑)

※それを聞いた監督は大爆笑!

Q:ご自身の思い入れのある、またはお気に入りのシーンがあったら教えて下さい。

イム・チャンジョン:ある日、道で好きな彼女に家のパンフレットを見せて語りかけるシーンがあるんですが、いつも強気な男がふと見せる弱さが出ていて好きです。

チェ・ダニエル:僕は、病院で「遅かったですね」というセリフがあるんです。最後の方のシーンなんですが、スケジュールの関係で最初の頃に撮影したのでとても印象に残っています。ラストを撮ってから物語のはじめに(撮影が)移ったので変な感じでしたね。

キム・ホンソン監督:全てのシーンが印象に残っているのですが、とにかく、中国ロケが大変でした。中国での撮影の最終日、イム・チャンジョンさんは予定の撮影を終えたら、そのまま11時の飛行機で韓国に帰らなくてはいけなかったんです。中国のスタッフはもう解散していて、残ったのは少しのスタッフだけ。時間もないし人もいない状況の中、急に撮ることになったシーンでも嫌な顔をせず協力的に参加してくれて、本当にいいシーンを撮ることができました。とても感謝しています。9J9A3335-2のコピーQ:撮影をしていないオフの時間はどう過ごされていましたか?個性的な男性俳優陣が集まっていましたが、何か楽しいことはありましたか?

イム・チャンジョン:撮影だけです(笑)!本当にハードな撮影だったので、時間があれば寝ていました。話している最中に寝てしまっていたこともありましたよ。

Q:演じているキャラクターとご自身が似ているなと思う部分はありますか?

イム・チャンジョン:見た目?(笑) 義理堅いところが似ているかもしれないですね。

チェ・ダニエル:僕はよくわかりません。この役に入り込むのが本当に大変でした。このキャラクターがよく理解できませんでした。もちろん、どんな人間でも善と悪の心は持ち合わせていると思いますが、それでも理解できなくて苦労しました。9J9A3342-2のコピーQ:この映画で監督が訴えたかったことは何ですか?

キム・ホンソク監督:この映画を作るために1年かけて緻密な調査をしました。色々な人の人間関係も描かれていて、俳優の素晴しい演技を観ていただきたいのはもちろんですが、私がこの作品を通して一番言いたいこと、それは「発展した医学とその問題点」です。現代社会での医学技術の向上と、それに反比例した現実。臓器移植という技術が発展してきたのはまだ最近のこと。臓器売買は、昔はなかった技術による副作用なんです。

最後は3人で:ありがとうございました(日本語で)。映画ぜひ観て下さいね!

恐ろしくも残酷な臓器密売買・・・そして、臓器移植を切実に願う患者と、法に基づいた臓器供給が絶対的に不足している現実。リアルな描写に最後の最後まで、一瞬たりとも気が抜けない。この作品に出演し、演技者としての幅が広がったと口を揃えるイム・チャンジョンとチェ・ダニエル。新人監督のデビュー作とは思えない完成度を誇る犯罪サスペンス映画『共謀者』。この最高のスリルをぜひ貴方も体感してほしい。

映画『共謀者』は6月1日(土)よりシネマート六本木、6月22日にブリリアショートショートシネマ、7月からシネマート心斎橋ほか全国ロードショー!

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