「太陽を抱いた月」ホ・ヨム役のソン・ジェヒが「Japan Fan Meeting in TOKYO」を開催!!

2013/7/31 01:10

2013年7月28日(日)、休日の午後、夏休みに入って、人で賑わう銀座。GINZA K-PLACEはその外の熱気以上に彼の登場を待ちわびるファンの熱気に包まれていた。

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ソン・ジェヒ。ファンが待ちわびる彼の名前。多くのファンは2012年に韓国で放送されて50%を越える視聴率で大ヒットした「太陽を抱いた月」(MBC)のホ・ヨム役で彼の名前を知ったことだろう。その抜群なスタイルと端正なルックルをも。しかし、彼はその作品でデビューした若手ではない。俳優として、デビューして長く不遇な時を過ごさざるを得なかった境遇を持つ。そして、その「太陽を抱いた月」で脚光を浴び、俳優としてスター街道を歩み始めた。そして、今回、はじめて日本のファンとのふれあう時間を持つことになったのだ。

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ライトが消え、その時がきた。聞き覚えのある切ないメロディーが流れ出し、ブルーのTシャツに水色のジャケット、白のパンツを合わせた夏らしいマリンスタイルで登場したソン・ジェヒ。彼を一躍有名俳優の仲間入りをさせた作品「太陽を抱いた月」のOST「アニギルル」だ。優しく甘いその歌声は聞く人の心にスッと入り込んでくる。

歌い終わったソン・ジェヒの口から出た言葉は「アリガトウゴザイマス。」の日本語だった。そして、少し緊張から解放されたのか、やっと会場を埋めたファンに笑顔を振りまきつつ、挨拶を続けた。「とても期待していました。感動しながら、今回のファンミーティングの準備をしてきましたが、今日、直接皆さんとお会いできて、幸せです。本当に感動しています。」と。それに対して、ファンは温かく大きな拍手を送った。

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まず、ファン念願のフォトタイム!会場のあちらこちらから「オッパ!」という声が飛び交い、フラッシュが瞬いた。その光に誘導されるようにステージを右に左に動くソン・ジェヒ。応援してくれるファンの気持ちに対して、少しでもお返しをという彼の気持ちが彼自身をファンの近くに歩ませる。

「ハイチェアなのに床に足が届いてしまうなんて、足が長いですね。」というMCに対して「椅子が低いんですよ。」と冗談を交えながらのトークでソン・ジェヒに迫る時間が始まった。「はじめてのファンミーティングが決まった聞いたとき、驚きました。それも日本で。日本に僕のことを知っていてくれるファンがいてくれるとは…。でも、とても嬉しかったです。いま、とても緊張しています。歌は練習もしてきたんですが…、震えてしまいました。」などなどMCとのやり取りの最中、相手をじっとみつめるソン・ジェヒ。優しい彼の目でそんな風に見つめられたら、穴か開いてしまいそうだ。

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ソン・ジェヒを丸裸にしようと質問が怒涛のように押し寄せる。

Q1:日本の女性は?

A1:カワイイデス。皆さんの笑顔がとても素敵で、その笑顔を見ている僕もうれしくなります。

Q2:来日はいつ?そして、何を食べた?

A2:昨日来ました。僕は日本の食べ物が好きで特にラーメンが本当に好きで、以前、日本に来たとき、一日三食ラーメンを食べたこともあります。それに、お寿司も好きで。昨日、美味しいお寿司を食べました。(と通訳を挿むことを忘れるくらい、その好きさ加減の表れか、一気に話し続けた。)皆さん、僕が話していることに頷いてくれるので、韓国語を理解してくれているんだと思ってしまいました。すみません。初めてなので、許してください。(話は戻って)お腹一杯お寿司を食べて、本当に日本に来たんだなぁと実感しました。そして、皆さんの笑顔をみて、声援を聞いて、やっと日本に来れたという気持ちになりました。今回はまだラーメンを食べていません。明日、帰国しなければなりませんが、ぜひ、その前に食べたいと思っています。手当たり次第に!

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Q3:「太陽を抱く月」について

A3:ホ・ヨムという本当に良い役をいただきました。あのような大きな役をいただいたのは初めてでした。無名俳優の時代は辛く、俳優を辞めようと思ったこともありました。この「太陽を抱く月」にキャスティングされたことは<奇跡>だと思いました。50%を越える視聴率のドラマでしたので、本当に僕の人生が180度変わりました。まず、良い車を買いました。(笑)それまでは道を歩いていても誰にも気付かれなかったのですが、この作品一つで皆さんに知っていただけるようになりました。本当に<奇跡>の作品で深く感謝している作品です。

自分自身、無名な俳優の中でも無名だと思っていたので、それまでテレビで見ていた俳優たちと一緒に演技させていただいているということに不思議な思いをしていました。10年間、無名な時代を過ごしてきて、初めての大役でやっと演技がおもしろいと感じられました。

Q4:次の夢は?

A4:いま、始まったばかりですから、いまこの段階から少しずつ上に上っていければと思います。でも、そこが最後の目標ではなく、ゆっくり下っていくことを目標にしています。普通は上に上ることだけを目指すものだと思いますが、それだけでなく、ゆっくり下ることを知ってこそファンの皆さんと息の長いお付き合いができるのだと思います。(良いでしょ!と言わんばかりにグッドジョブのポーズをし、ファンは拍手で応えた。)

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Q5:俳優は子供のころの夢?

A5:漠然とスターになりたいと思っていました。Because…簡単にお金が稼げるのがスターだと思っていました。実際はそうではなかったんですが…。(笑)俳優は単にテレビに出る人、街中で皆に分かってもらえる存在と考えていて、俳優という外観だけでなりたかったんだと思います。それが違うということを10年経って知りました。(笑)

Q6:いつも気をつけていることは?

A6:座右の銘があります。「いつも感謝しよう。いつも喜ぼう。」というものです。このようにプラス思考でいると心も体も健康でいられますから。

Q7:無名時代は特にストレスを受けたのでは?対処方法は?

A7:正直に言うと、脚光を浴びている俳優より自分のほうが良い演技をすることができるのではと思ったことも、何で自分はダメなんだろうと思ったこともあります。でも、僕自身、クリスチャンで信仰が厳しい状況を乗り越える力をくれました。

冗談を交え、笑いを誘いながら、様々な質問に丁寧に答えるソン・ジェヒ。人は本心をごまかしたり、隠したりすることで自分のことをカッコよくみせようと思う心もどこかにあるものだ。でも、ソン・ジェヒはそんなことなく、思いのまま、正直に語る。そんな姿勢に清清しさを感じ、こちらも正しくなる気持ちだった。

ソン・ジェヒ先生のプチ韓国語教室では、「キッポハラ シジマルゴ キドハラ ハンサン カムサハラ」(喜びなさい。休まず祈りなさい。いつも感謝しなさい。)を勉強した。「発音には気を付けてくださいね。間違えるとトイレの音で大変なことになってしまいますから。」(笑)この言葉は彼が好きな韓国語であり、そして、これまでの彼を支えてきた言葉でもあり、いつも心にある言葉なのだろう。

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さらにソン・ジェヒに迫るきわどいサイコロトークに突入。

Q1:誰にも言っていない秘密は?

A1:秘密?!(悩んでも浮かばす)ちょっと正直な自分になって考えてみたいと思います。(笑)冗談です。初めて演技をしたとき…、おもしろくないな。うーん。そうだ!子供のころ、小学校1年生のときにキスをしました。彼女がいたんです。韓国ではだいたい中学生になると付き合うようになるんですが、僕は女性を見る目が子供のころからありました。小学生のときからかわいい子とかわいくない子と分かっていました。普通、子供は自分のお母さんが一番キレイだと思っているでしょ。でも、僕は自分のお母さんがキレイじゃないと分かっていました。「お母さん、ごめんね。」と。記憶では名前も覚えてなくて…、それも、一人だけでは…なかったような。そのとき、分かりました。キスは学習ではなく、本能なんだと!!いまもキスは好きです!(笑)

Q2:忘れられない夏の思い出は?

A2:名づけると<香港の夏>ですかね。本当に正直に言って良いのかな?実は以前、ドラマの撮影をしている時。その時付き合っている彼女がいました。それで、撮影をしている最中、日帰りで香港まで彼女に告白しに行きました。韓国のドラマ撮影はとてもスケジュールがきついんです。そんなタイトなスケジュールのなか、時間を作って、会いに行ったんです。他の俳優に言うと驚かれると思います。もちろん、<集中>で撮影を乗り切りました。(笑)

Q3:最近、幸せを感じた瞬間は?

A3:(ちょっと深呼吸で息を整えて)本当のことです。2年前、日本に来たとき、誰も僕のことを知っている人は誰もいませんでした。でも、今日、ここに立ってファンミーティングをしている。この瞬間が言葉にできないくらい幸せなことです。(言葉を詰まらせながら語った。)

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次は抽選で権利を得た3名のファンから直接質問が飛んだ。

「得意な料理は?」という質問には「ラーメン!冗談ですよ。カルボナーラなら自信があります。料理本を見ながらきっちり計って作るんです。おいしいんですよ。」とまじめな性格を表すかのような答え。「恋人はいますか?」というドキッとする質問には「僕は神を信じています。それは神のみぞ知っていると思います。理想の女性は教養があり、配慮ができる、女性らしい人です。日本の皆さんは性格的に合うかもしれませんね。」と大人の答えが返ってきた。「今後の出演予定は?」には「日本ではまだ放映されていませんが、「クアム ホ・ジュン」(MBC)というドラマに出ました。そして、先週、出演ミュージカルが千秋楽を迎えたばかりです。少し休んでから、週末ドラマに出演する計画があります。決まったら、まず、皆さんにお伝えします!」とこれからの活動も発表されるなど、笑いに包まれた時間だった。

次なるコーナーは演技でデート。「新人女性を選びます!ここに一人の女優が誕生します!」と共演女優を選び出した。「太陽を抱く月」の<着替え中のヨムに「どうしてすぐに来てくれなかったの?」とミナが抱きつき、振り返り、そのミナをヨムが抱きしめる>、<泣いているミナを後ろから抱きしめ、許さないと思っていたけど、いま、幸せになろうと思ったと語りかける>シーンを再現した。照れるファンを優しくエスコートして、堂々と新人女優たちをデビューさせた。

一旦退場したソン・ジェヒはネイビーのストライプスーツを身に纏い、客席後方から再登場し、客席を回ってステージに。そして、「いとしのエリー」(原曲:サザンオールスターズ)を日本語で熱唱。それにファンは手拍子を合わせる。ちょっと歌詞を忘れてしまったハプニングもファンの温かい「ファイティン!」という声援で最後までたどり着く。

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まだまだソン・ジェヒとファンとのふれあいの時間は続く。願いを叶えるコーナーでは会場の椅子の下に当選券が隠されていて、幸運なファン3名は「見つめあって愛していると言ってもらう」、「手をつないで会場をまわる」、「お姫様抱っこしてもらいステージをまわる」というファンならどれも叶えてもらいたい願いばかりを実際に叶えてもらえた。普段もウェイトトレーニングをし、高校生の時は剣道の選手だったのというソン・ジェヒ。さらにはシャドー剣道も披露した。

いつも応援してくれるファンに感謝の気持ちとして何かプレゼントしたいと<辛かったときに元気をもらえたCD>、<シャツにパンツというスタイルが好きなので、女性に合うものをと選んだチェックのシャツ>、<大切にしてきた帽子>の愛用品がプレゼントされた。しかし、プレゼントはこれだけではなかった。なんと、「もう一つ。」イベントの最初から彼の指にはめられていたクロスの指輪、それをこのとき指からはずしてプレゼントしたのだ。「いつも誰かに守られているような気持ちになれると思うので」と。

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会場に集まってくれたファンに手紙という形で、このファンミーティングを迎える感謝の気持ちを綴っていた。「こんにちは。日本のファンの皆さん。俳優のソン・ジェヒです。今日はお会いできてうれしく、光栄です。多くの方は「太陽を抱く月」で僕のことを知っていただけたと思います。この作品のおかげで、その後の作品も次々決まり、何よりこのように皆さんにお会いできました。…2011年の夏、もっとカッコよくなって皆さんと再会しようと心に決めた瞬間がありました。映画「スター輝く愛」の撮影で石垣島を訪れたとき、ほかの主演俳優を出迎えるために集まっていたファンのなか、誰も見向きもしない僕に声援やプレゼントをしてくれる方がいました。これまで抱いたことがなかった勇気と希望が沸いてきました。…そのファンの方々の応援と愛は韓国に戻った僕にとってとても力になり、辛い無名生活で折れそうになった心を奮い立たせてくれました。そのとき思ったんです。絶対成功して皆さんの思いに報いようと。

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そして、「太陽に抱く月」へのキャスティングが決まり、僕の俳優人生が180度変わりました。…涙ながら応援し続けてくれるファンの方々がいました。その方がこれまでジェヒさんの苦労を分かっています。作品がヒットして俳優としての階段を昇り始めたジェヒさんを母親のように応援していますというファンの方の言葉や涙を浮かべた目に僕自身も涙があふれ、生涯忘れられない感動を覚えました。しがない僕を応援し愛してくれるファンの方々のお気持ちがどんなにありがたく、どんなに深いものか知りました。今日、初めのファンミーティングに来ていただいた皆さん、ありがとうございました。…限られた時間で僕の皆さんへの気持ちをすべて表せたか心配ですが…、…ミナサン、アイシテイマス。」と。ファンからは「これからもずっとあなたを応援してる」というように、この日一番大きな拍手を送られた。

そして、「僕の今の気持ちにぴったりの曲を贈ります。」と「You Raise Me Up」(原曲:シークレット・ガーデン)をミュージカルにも出演している歌唱力で歌い上げ、「楽しかったか、どうか心配ですが。僕にとって本当に夢のような時間でした。一緒に過ごしてくれた皆さん、(涙ぐみ言葉につまりつつ)俳優になったとき、このような時間が自分に来るとは思いもしませんでした。それも韓国ではなく、日本で。応援していただけて、本当に幸せです。」とファンへ最後の挨拶をし、ファンは「ジェヒシ、ファイティン!!」と声援を送り、このひとときをしめくくった。

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これまでの俳優人生が順風満帆だった訳ではない、ソン・ジェヒ。これまで辛い境遇をも耐え続けてきたソン・ジェヒだからこそ、日本でファンミーティングを開くこと、多くのファンが集まってくれたことに深く感動し、彼の目を潤ませ、言葉を詰まらせることになったのだろう。トークのさなかに度々口にしていた<正直>と言う言葉。この日、<正直>者のソン・ジェヒの<正直>な心のうちをのぞけたような気がした。

上り詰めるだけでなく、その後の下り坂も考えることが重要だという彼の思いとともに彼が歩んでいく俳優としての道を見守って行きたい。

最後に握手会をし、ファンとの別れを惜しんだ。

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