韓国の7人組ガールズグループ、RAINBOWが9月22日(日)東京・ラフォーレミュージアム六本木にて、初めての単独イベントである「RAINBOW FESTIVAL 2013」を開催した。
本イベントは、韓国語楽曲中心で構成された第一部と、日本語楽曲中心で構成された第二部の2回の公演となり、日本での単独イベントを待ちかねたファンと共に楽しい時間を過ごした。
スクリーンにオープニングの映像が流れると、レインボーの文字通り、色とりどりのペンライトが揺れ、会場の温度は一気に上昇。続いて、まだ暗いステージにメンバーが登場した途端に、歓声が上がった。
眩しいライトの中に現れた7人のメンバーは、赤いミニのプリーツスカートに、野球のユニフォームを思わせるストライプのトップス。爽やかなのにセクシーなパフォーマンスに、会場からは大きな掛け声が沸き起こった。
「Sunshine」「To Me」の2曲を続けて披露した後、「ちょっと、お水飲んでも大丈夫ですか~?」と一呼吸。続いて、イスに座ってしっとりと「トゥヌヌル カムコ(両目を閉じて)」を歌った。そして、メンバーが整列してお馴染みのご挨拶。
「みなさーん!!!こんにちは!私たちは、キラキラ七色のRAINBOWで~~~す!!!お久しぶりです!」
一人ずつ自己紹介した後のMCでは、リーダーのチェギョンが中心となって今回のイベントについての気持ちを語った。
「私たちが単独でイベントをすることになって、ホントに心配しました。」
「なぜなら、私たちのことを忘れちゃったかもしれないから、心配しました。」
司会者が「みなさん、そんなことあるわけないですよね~!?」と問いかけると、会場に詰め掛けたファン一同からも「忘れてないよ!!!」「大丈夫だよ!」と大きな声が!
「みなさんに久しぶりに会えて、ホントにドキドキしています。」
「私たちのアルバムの中から、どんな曲を聞いたら(みなさんが)幸せになるかなぁ?!と思いながら、曲を選びました!」
「RAINBOWの曲以外も準備したと聞きましたが?」と司会者が尋ねると「ヒミツですよ!」
ヒミツと言いながらも「RAINBOWの(メイン)ボーカルのヒョニョンちゃんとジスクちゃんが準備しました!」「ビヨンセの曲です~」と優しく教えてくれた。
MCの後はキュートな雰囲気で「In Love」を披露。
そしてジスクとヒョニョンが、予告通りにビヨンセのバラード「Litsen」を、感情たっぷりに歌い上げ、「Hoi Hoi」のMVがスクリーンに流れる間にグリーン、イエロー、ブルーの衣装に着替えた3人が登場。Pixieとして「Hoi Hoi」を元気いっぱいに歌った。
黒に今回のイベントロゴがピンク色でプリントされたTシャツにショートパンツを合わせたメンバー全員が登場。共同生活を送るRAINBOWの素顔に迫るトークのコーナーとなった。
先ほど見事なボーカルを披露したジスクとヒョニョンが同室、チェギョンとユネが同室、そして血液型がA型の3人、スンア、ノウル、ウリが同室と、まず部屋割りについて話があった。
A型3人の部屋は、本当にキレイだとのこと。ところが「チェギョンちゃんの部屋はキタナイです!」と暴露。すると、チェギョンが「私たちは、ファッションが好きで服がたくさんあるんです!」と言い訳?する一幕も。
また、ジスクは計算に強く「お金担当」でみんなから頼りにされていることや、ミュージカルに出演するスンアが歌を練習しているので、みんなも覚えてしまったことなど、それはそれは楽しげにトークが繰り広げられた。
抽選でサイン入りのCDをプレゼントする企画もあり、選ばれたラッキーなファンがステージに上がり、直接プレゼントを受け取り、会場の溜息を誘った。
そして、ラストスパートは「Mach」「Tell me Tell me」「A」というフルスロットルなナンバーで。ファンのボルテージは最高潮に達した。
アンコールで再び登場すると、「Kiss」を歌いながら、サインボールを投げるファンサービスが。ボールを手にしたファンは思わずガッツポーズ!ボールがなくなっても、会場の隅々まで手を振り、ファンへの愛情をアピールしていた。
その後、来場のファン全員とのハイタッチ会もあり、ファンとRAINBOWの絆がますます強くなったイベントとなった。