10月4日(金)第18回釜山国際映画祭の「アジア映画の窓」部門にて出品される、是枝裕和監督最新作、福山雅治主演映画『そして父になる』の公式上映が行われ、是枝裕和監督、福山雅治、二宮慶多、黄 升炫が参加しおこなわれた。また、19時からはヘウンデビーチ特設会場でオープントークが行われ、是枝裕和監督、福山雅治が登壇2000名を超す観客がつめかけ大いに盛り上がった。
歓声の中、是枝監督から「車が到着したときから凄い歓声で、とても嬉しく思っています。」と挨拶があり、福山雅治が「こんなに凄い歓迎を受けるとは思っていなかったので、もっと早く韓国にきたらよかったな~と反省しています。」と語り会場を沸かせた。
撮影中に関して福山は「自分が両親からどん風に育てられたか考えながら撮影しました。」また、子育てについて聞かれると「子供たちと撮影していてとても楽しかったです。ただ、本当のお父さん、お母さんがいるわけで、自分の子供となると叱ったりといろいろとあるでしょうから、実際に自分の子供だったら大変だろうなという事を子供たちに教えてもらいました。」と語った。
監督からは「事件とかではなくて、自分が父親になってあまり子どもとの関わりが取れないので、父親と子供との関わりとはと、と考えていくうちにこのテーマが浮かびました。もちろん、テーマを決めてからは色々と調べましたけど」子育てについては「自分自身について重ねているのは、福山さんが演じている父親ですが、実際には威厳もなくて子供を叱ることもできない父親です。そんな父親をしています。」(笑)また、「子供は思うようには動かないですか子供に任せて、途中からは福山さんが子供たちに、自分はこういう風にするからこうしたらいいよ、というようしてくれて、とても雰囲気よく撮影できました」と撮影中の模様を語った。
また、「『そして父になる』は 韓国では12月から公開されます。日本でも沢山の方に観て頂いて、この輪が韓国にも広がっても頂けたらと思っています。」とアピールした。
『そして父になる』
大ヒット上映中!
(C)2013『そして父になる』製作委員会 配給:ギャガ