1999年、R＆BデュオFly To The Skyとしてデビューし、韓国トップR&B歌手の地位を着実に固め、その後ソロ活動へと幅を広げ、俳優、司会、タレントとして活躍。2011年10月27日に入隊し、2年間「公益勤務要員」として任務に就き、このほど2013年10月25日に除隊したばかりのHWANHEE（ファニ）が、<<HWANHEE（ファニ）ファンミーディング ”H-SOULDEAI”>> と題した公演を、2013年11月15日（金）東京 渋谷公会堂にて行った。
ファンとの久しぶりの出会いの前に記者会見が行われ、ファニが今の心境を語ってくれた。チャコールグレーのシックなジャケットに黒のラウンドネックTシャツ、そしてグレーのパンツというシンプルな衣装で登場したファニ。少し緊張した面持ちで記者会見が始まった。
「こんにちは、ファニです。日本も韓国も寒いです。（笑）」と日本語で挨拶。
―今日はファニさんが除隊されて初のファンミーティングですが、本番前のお気持ちをお聞かせください。
2年という歳月が経ちまして、ファンの方々が来てくださるのか、とても心配しました。
―日本のファンも期待でいっぱいだと思いますが、今回ファニさんが一番楽しみにしていることは何ですか？
ファンの方々との出会い、そして今までのお付き合いも大切にしたいと思います。今までこのようなコンサートをできなかったので、皆様に自分の曲を聞いていただきたいという気持ちです。
―軍隊生活2年の間で一番したかったことは？
私の職業が歌手ということで、いろんな行事のときに歌うこともできましたが、2曲くらいしか歌えなかったので、沢山の歌を皆さんと一緒に同じ空間で共有できるコンサートを開催でき、今日やっと夢が叶いました。嬉しいです！
―2年は短くはない期間でしたが、ファニさんご自身が、ここは変わったな成長したのではないかと感じるところはどこですか？
2年という月日は、人によっては「あっというまだ」とも言われましたが、私にとっては本当に長い時間でした。芸能人として生きてきましたが、一般人に戻っての軍隊生活でしたが、人への気配りができるようになったのだと思います。放送やコンサートなどの活動はできなくて寂しかったのですが、その寂しい気持ちが自分の原動力になりました。
―今後ファニさんが、これだけはしてみたい！という抱負があればお聞かせください。
まず、来年の初めくらいに韓国でアルバムの計画があります。軍隊では自由な生活ができなかったのですが、除隊したので韓国だけでなく、これからは日本の活動もしていきたいと思っています。今後も良い歌で皆様と良いお付き合いができたらと思っています。
―公益勤務中に日本のファンがたくさん行ったとうかがいましたが、何かエピソードがあれば教えてください。また、日本語は上手になりましたか？
自分の務め先が8階だったのです。そこに日本からたくさんファンが来て、上司に怒られてしまいました。その後、ファンの方々には1階か地下駐車場で待って頂ようになりました。そういう事があり私は、そこで軍生活をしていることを知らない人たちまで噂が広まってしまいました。それから、いま登場するときに日本語で挨拶したのですが、みなさんの反応があまり無かったので（笑）まだまだだなと思ってしまいました。実は、昨年まで日本語の勉強をしていました。数字やひらがななど、だいたい2、3歳の子供達が話せる言葉は全部わかったのですが、今年は忙しくて勉強ができないので、これから頑張ります。
―ご自分がプロデュースしたMYNAME（マイネーム）が韓国や日本で活躍しているのをファニさんから見てどのように思われますか？
MYNAME（マイネーム）は私の入隊の日にデビューしたのですよ。彼らが日本で愛される訳は、私がプロデュースしたからではなく自分たちが努力して練習しているからだと思います。自分の仕事は、彼らが悪い道に行かないように導くことではないかと思っています。
―日本で積極的に活動をしたいとおっしゃっていましたが、具体的な希望はありますか？
まだ、除隊してから2週間しか経っていないので、このファンミーティングが終わってから考えたいと思っています。
―日本のファンへメッセージをお願いいたします。
日本での久しぶりの公演でとても嬉しいです。今後も日本でたくさん活動していきますし、今日この公演にいらっしゃれなかった方も悲しまずに期待していてください。私としては良い歌をうたっていくことが、皆様への恩返しだと思っています。MYNAMEの活動とともに今後の活動を見守ってください。
除隊して真っ先に日本のファンへ会いに来てくれたHWANHEE（ファニ）。2年間変わらず彼を待っていたファンとの再会公演を控えての会見にその歌声に期待が膨らんだ。そのファンミーティングの模様はファンミーティング編にて！お楽しみに。
