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2014年1月27日 11:06

キム・ギョンホ、初のバンドを率いてのワンマンコンサート in ヤクルトホール

韓国の本格的なロック歌手キム・ギョンホ、『キム・ギョンホ Live in Tokyo』の1曲目は日本でも発売されたCHAPTER ZEROの「STILL WANTING YOU」から熱く始まった。客席1メートルの至近距離で歌うヘビメタの曲は圧巻である。黒づくめの衣装、長い髪を左右に振り乱して、力いっぱい歌った。客席のファンが一緒に歌うと、喜んで親指を立てる。見ている人をグーッと引き込ませてしまうカリスマ性に溢れている。

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この日を待ちに待って楽しみにしていたファンの前で、まずは日本語で「こんばんは!あっ、今何時ですか?5時?ではこんにちは!キム・ギュンホです。次回は日本語をもっと勉強してきます」と流暢に言ったあとで、韓国語でMCを続けた。前列は韓国人のファンで占められていて、アイドル歌手を応援するのと同じように、終始ノリノリで、青いペンライトを振って応援していた。最初はヘビメタから始まるライブに、ギョンホの今回のライブの思いが凝縮しているようだ。

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2曲目のFace to Face、Vesuvius、Rock&Lightとヘビメタの歌を、時には飛び跳ねながら、お尻を会場に向けて、振り振り、悩ましげに歌っていく。177センチのスラリとした長身で、何とも言えない怪しげな中性的な雰囲気である。5人のバンド仲間が楽器を演奏し、それぞれの楽器のコードが溢れている中で、所狭しとハスキーな説得力のある歌声で、コードをまたぎまたぎ、次々に歌っていった。「守護天使」「アスパラガス」とバラード的なロック曲が続き、「今日は皆さんの前で歌えてとても嬉しいです。日本のファンの皆さんには分からない曲もあると思いますが、一緒に楽しんで下さい」

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次は最初の4曲ほどは激しくなく、初めて聞いた人たちにも溶け込めるようなヒット曲「私を悲しませる人たち」はじめとして、ロック曲を次々歌った。TUBEのバラード曲「君となら」を日本語で歌った。しみじみと情感にあふれ、なかなかのものである。英語の歌の「Queen Medley」「Reech FOR The Sky」はもちろん、「Hey Hey Hey」「Daddy Brother  Lover&Little Boy」「Youth Gone Wild」なども歌詞に英語がたくさん入っているので、わかりやすくなるから、日本人もノリノリになってくる。

それでもノリノリの韓国のファンに比べて、日本人は歌を聞き入るのに精一杯で、なかなか気持ちをリズムに合わせて、態度に表せなかったら、「日本の方は楽しくないですか?もっと素直に感情に従って、もっと盛り上がって下さい。僕はステージから見ていますから・・・」とストレートに言って、客席を鼓舞する。「後2曲で終わりです。昨日寝不足でした。皆が待っていてくれると思うと眠れなかったです」と言うと会場から「え~え~?」と言う声が上がり「可笑しいですか?またこの続きを皆さんと一緒に過ごしたいです。僕は皆さんと一緒に過ごした今日のことを永遠に忘れないでしょう」そして「やめて~」と叫びながら「禁じられた愛」「Youth Gone Wild」と続けて、アンコール曲はヘビメタの2曲を歌って、盛り上げるだけ盛り上げて、去っていった。ヘビメタの曲で始まり、最後もヘビメタの曲で終わった。

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1994年に「最後の祈り」でデビュー、もう20年のキャリアを持つベテラン歌手である。1997年2集「僕を悲しませる人たち」で大ブレークし、注目のロック歌手として位置を固めた。 「禁じられた愛」、「わが愛天上にても」、「美しい愛を分かち合う日まで」など数多くのヒット曲を出し、ライブ舞台での爆発的歌唱力と舞台マナーで多くの人々から愛されている。これまで韓国のTV界では、『開かれた音楽会』や『私は歌手だ』に出演してはいるが、キム・ギョンホのそのハードロック歌手としての特徴は、やはりライブ公演が一番である。今回も新年早々、中国の上海公演のすぐ後で来日した。コンサートで見せてくれる彼のカリスマ性、セクシーさ、情熱的な姿はこれからもどんどん日本のファンを惹きつけていくだろう。

*生年月日:1971年6月7日
*背:177cm *体重:59kg
*血液型:O型
*趣味:料理、コンピューター、ビデオ鑑賞、ボーリング
*特技:ピアノ、釣り、スイミング、楽器演奏
*癖:枕を抱きしめて寝る
*酒量:焼酒2本
*親しい芸能人:ユン・ドヒョン、
チェ・ジェフン、イ・ヒョンソク

http://www.kimkyungho.com/

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