2014年11月17日 23:28

ストリートダンス界の魔術師たちs**t kingz（シットキングス）、超満員の観客を一瞬で魅了！

2014.11.15 取材：記事/RanRan Entertainment

写真/ Tadamasa Iguchi (In Focus)

カルフォルニアで開催されたダンスコンテスト、BODY　ROCKにおいて、2010年・2011年と2年連続優勝を果たし、一流アーティストとの共演や振り付けで実績を重ねている。魅惑のダンスクルーs**t kingz（シットキングス）。彼らの第二弾単独公演『WEEKDAY PLAYDAY produced by PARCO』が2014年11月13日（木）～16日（日）東京・世田谷パブリックシアターにて上演された。

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そして今回の公演チケットは7月に発売されたが、前売り券は早々にソールドアウトになるほどの人気ぶりだ。勿論、彼らが国内外の有名アーティストのバックダンスや振付で大活躍していることはよく知られていることだが、ストリートダンスのグループでこのような根強い人気を誇るs**t kingzはまさに、彼らにしか生み出せないパフォーマンスの虜になっているファンがほとんどだということは間違いない。

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今回の公演は、半年以上の制作期間を経て披露された渾身の作品。しかし、この作品にはクルー曰く、強いメッセージ性や社会風刺も無ければ、センセーショナルな演出や展開も、革命的なストーリー展開も無い。ただただ観客の皆さんに楽しんでもらいたいということだそうで、そんな彼らの気持ちが素直に伝わり、あっという間にs**t kingzの世界に引き込まれる舞台であった。

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物語は、小さな工場で働く4人組がいつも楽しく働いている。工場にはノルマメーターがあり、一定量の生産を続けないと工場が爆発してしまう・・というお話。そんな小さな工場で出勤して、作業し、夜になりアフター5はお酒を飲み、工場では夜中にネズミが出て悪さをしたりと、さまざまなシーンの合間に華麗なダンスパフォーマンスが満載。

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見所は特に、道具を使ったダンスではモップ、帽子、傘、ジャケット、ヘルメットなどをまるで、自分たちの手の一部のように扱いながらダンスする振付も素晴らしいし、なんと言ってもやはり、時代の最先端を行く、洒落たスタイリッシュな動き。そして、音とリズムの取り方が彼らならではの絶妙な動きであり、観ている観客の期待を全く裏切らないs**t kingzの個性が爆発するダンスパフォーマンスで魅せてくれたという点。

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回を増すごとに、どんどんs**t kingzらしさが輝き、それぞれの個性とこの4人だからこそできるニュアンスを見事に表現するあたりは、まさに「ストリートダンス界の魔術師」とも言えるであろう。大好評のうちに幕を閉じた東京公演だが、12月には舞台を大阪に移し、関西のファンにもs**t kingzがお目見え！是非12月は大阪の梅田芸術劇場シアター・ドラマシティにて行われる本公演も要チェック！！

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