2014.11.15 取材:記事・写真/RanRan Entertainment
2014年11月15日(土)東京・一ツ橋ホールにて韓国俳優ソン・ジェリムのファンミーティングが開催された。ファッションモデルとしても活躍する彼は、2011年韓国人では初めてMEN’S NON-NO、Men’s JOKER、POPEYEなどの有名雑誌でトップモデル級の待遇で活躍。その後『太陽を抱く月』『ネイルサロンパリス』『Two Weeks』『感激時代』と、話題作に次々と出演、またKARAやBoAのMVにも出演し活躍の場を広げている。
日本での3回めとなるこのファンミーティングは日本ファンクラブ『VIENT JAPAN』設立を記念したもので、ファンミーティングの後には発足会のイベントも開催された。昼夜の二回に渡り内容の違う盛りだくさんの企画が満載の楽しいイベントの、昼の部 Vol.1のレポートをお届けする。
スタート前にもかかわらず、「こんにちは~!」といきなり前座のように登場してきたソン・ジェリムさん(以下敬称略)突然あらわれたジェリムに客席からは驚きと喜びの歓声があがった。
「元気でしたか~?お久しぶりですね~」と、ハートポーズをとりながら、最初にもかかわらず、リラックスムードのジェリム。会場の雰囲気を和ませた。
あらためて、『世界に一つだけの花』を歌いながら登場、歌が終わってもまだ流れている音楽を「切る!切る!」と止めさせて、「お久しぶりでーす!」と満面の笑顔で挨拶。黒いジャケットにスリムパンツ、白いTシャツ、シンプルなスタイルをかっこよく着こなしていた。
MCの古家正亨さんが登場し、「僕より先にステージに出て行ったスターの方は初めてですよ」と、こちらも驚きを隠せない様子。
モデル時代には日本に住んでいたという彼は日本語もかなり理解しているようで、質問が終わらないうちにどんどん日本語で答えはじめたり、モニターに書いてある韓国語をすぐに日本語に訳して読み上げるというファンもMCも感心しきりな場面が何度もあった。
スタート前にもかかわらず、「こんにちは~!」といきなり前座のように登場してきたソン・ジェリムさん(以下敬称略)突然あらわれたジェリムに客席からは驚きと喜びの歓声があがった。
「元気でしたか~?お久しぶりですね~」と、ハートポーズをとりながら、最初にもかかわらず、リラックスムードのジェリム。会場の雰囲気を和ませた。
あらためて、『世界に一つだけの花』を歌いながら登場、歌が終わってもまだ流れている音楽を「切る!切る!」と止めさせて、「お久しぶりでーす!」と満面の笑顔で挨拶。黒いジャケットにスリムパンツ、白いTシャツ、シンプルなスタイルをかっこよく着こなしていた。
MCの古家正亨さんが登場し、「僕より先にステージに出て行ったスターの方は初めてですよ」と、こちらも驚きを隠せない様子。
MC「日本では3回目のファンミーティングですね?前回の大阪から6ヶ月ぶりということですが…」
ジェリム「はい、マジで東京は久しぶりです」
MC「日本語はどうやって学んだのですか」
ジェリム「アニメや、あとは自分で勉強しました。ファンからや、いろんな人たちに教えてもらっています」
MC「今回のファンミーティングは特別な意味があるということですね」
ジェリム「ハッショク?ホッショク?ファンクラブ発足式があります。あ、でも今までの一つ一つのファンミーティングもファンと会うことだからちゃんと意味があったよ」(会場から笑いと拍手)
MC「今回は初めて二部形式です。M-netでも放送があり、カメラマンがいらっしゃいますね」
MC「前回の来日から半年、この間に『トンネル3D』というホラー映画の公開がありましたが、撮影はどうでしたか?初の財閥二世の役はいかがでしたか?」
ジェリム「撮影はすごく寒かったです。財閥二世でもその辺はケアしてもらえませんでした(笑)あと、ホラー映画ということで、感情表現が難しかったです。目を大きく見開いたり、ギャーッとか大きな叫び声を出さなくてはならないので。撮影中には(自分の目には)見えてなくても実際に後から出来あがった映像を見て、なるほどこういうふうに作り上げていくのかと改めて感じながら見ました。次にまたホラー作品に出ることがあれば、もっとよく理解できると思います」
MC「続いてドラマ『余剰プリンセス』について教えてください」
ジェリム「今のこの時代は難しい時代で、思い出を大切にしたりお互いに相手を思いやりながら癒したいという気持ちがこめられているように感じたので、このドラマに出ることにしました。
(日本語で)人生は辛いことがいっぱいです」
MC「医学生でエリートシェフという役ですが?」
ジェリム「医学生だけど、ぜんぜん医学生は出てこないです。シェフですが、料理をするシーンはほとんどなく、シェフの衣装の姿だけです(笑)」
今までのクールな役柄とはガラリと変わっているロマンチックコメディードラマ『余剰プリンセス』の演技が楽しみだ。
MCが次のコーナーの説明をしていると、客席に遅れて入ってきたファンに対して…
ジェリム「おそいー、今、到着の人、ありがとうございます。せーかいにひーとつだーけの花~」
とこれまでの内容を説明してあげようとする彼のユーモア抜群のコメントに会場は笑いに包まれた。
ソン・ジェリムのすみずみまでを教えてあげるという企画。簡単な質問をたくさん矢継ぎ早にしていき、すぐにそれに答えてもらうコーナー。
次々と読み上げられる質問に日本語でハッキリ答えているものもいくつかあった。
【名前】ソン・ジェリム
【年齢】30歳
【身長】180㎝
【体重】65Kg
【血液型】O型
【靴のサイズ】にーひゃく…(1、2、3、4、5、6…と順に数えながら)ろくじゅうご! 26、5㎝
【下着のサイズ】Mサイズ
【指輪のサイズ】知らん(笑)
【好きな色】白
【好きな食べ物】寿司、牛丼、メシがいい
【人生のモットー】一か八か(いちかばちか)
【初恋はいつ?】初恋は…常に初恋(笑)
【理想のスタイル】今、こちらにいるみんな。僕を好きな人であれば、それが自分のスタイル(会場から拍手喝采)みんなキレイです~あとで照明つけたらわかるけど(笑)
【お酒の量は?】知るわけないよ~(酔っ払うから)
【酒グセは?】酔うからわからない。なんか酔っぱらって周りにいたファンを抱きしめたことがあるらしいですが…(記憶にないそうです)
【寝ぐせは?】壁の方に向かって寝ています
【愛唱歌】今日、これから歌います
【ストレス解消法】寝ます
【シャワータイムは?】今朝は30分。平均で30分くらいです。
【どこから?】頭から。当たり前です、シャワーは頭からかけるでしょ?(下半身を見て)変なこと考えてるでしょ?(笑)
【大切にしているもの】ちょっと前に考えた変なこと?(視線を下げて)ここ?(ジェリム自身で大爆笑)
【バイクでよく行く場所】漢江公園(ハンガンこうえん)
【一番近々に発した電話番号】携帯電話のローミングの番号
【長所】頭がめっちゃ小さいところ
【短所】長所でもあるけど、(頭の小さいのが)短所でもある
MC「お酒はたくさん飲まないんですか?」
ジェリム「最初からガーッと飲まないで少しずつ飲むスタイルです。マネージャーは最初からたくさん飲んですぐにフラフラになるため、僕の荷物になってますよ(笑)」
MC「このようにたくさん質問に早く答えるのはどうでしたか?」
ジェリム「日本語は難しいですね~」
MC「めっちゃ上手ですよ~」
ジェリム「いやいやいや…(と、謙遜)」
ここで、前方のファンがよく見えないだろうと自ら水の置いてあるテーブルを横に移動させるジェリム。椅子もあると見えないだろうから立ってやりましょうかと椅子も撤去。ステージ真ん中にあるモニターも自ら移動して倒しに行き、寝かせた状態にしてあげるというファン思いの素晴らしい一面を見せた。
ジェリムがセルフカメラで撮影してきたという1日の様子を皆と一緒に鑑賞した。
ベッドでの寝起きシーンに始まり、ジムで運動している姿や、美容院でシャンプーしたり、セットしているところなどを紹介。
MC「ジムには週に何回くらい行きますか?」
ジェリム「夜にスケジュールがあれば、午前11時~2時間。スケジュールがなくても毎日です。朝からスケジュールがある時は行けませんが。たまにどうしてここに2時間いるんだろう…と考える時もあります。ジムまではバイクで行くので、その時間はリフレッシュになります」
MC「ネコが大好きなんですよね?」
ジェリム「2匹飼っていますが、それ以外にも野良猫も飼っています(笑)ネコが好きな理由はいろいろあるけれど、ネコを語り出したら2泊3日かかってしまうので、とにかくネコが大好きだという言葉でまとめることにしています。」
ジェリムの好きなもの、ネコ、バイク、サキソフォン、水泳、メシ食うこと、寝る時間、など数ある中から、今日はサキソフォンを持参したと、黄金色に光り輝くサキソフォンを取り出した。
買って1年くらいだというサキソフォン。いきなり音階をサラリと演奏してみせた。
「セクシーですか?セクシフォンだからセクシーでしょ?」
(と、セの発音を強調しながら)イタズラっぽく笑うジェリム。
「サキソフォンの音を出すのは本当に難しいです。この中から音を出せた方には、プレゼント差し上げますよ」
会場の中から抽選で2名が選ばれステージへ。彼が使ったリードを使用して音を出すチャレンジ。選ばれたファンは全くさわったこともないということで、ジェリムが後ろから完全にバックハグのような状態で丁寧に手をとり、一本ずつ指の場所を教えてあげていた。呼吸の方法も詳しく説明。会場から・ヘ羨望と嫉妬の視線を集めていた。
いざ、挑戦となるが、なかなか音は出ない。何回かチャレンジするうちに僅かながらも音を出すことに成功した2人にはさらに驚愕のプレゼント企画が用意されていた。会場から悲鳴が上がったプレゼントはズバリ『壁ドン!』
適当な壁がないため、MC古家さんの背中を壁に見立てての壁ドンとなった。爆笑と悲鳴が渦巻く中で、ジェリムはファンに極限にまで顔を近づけ、愛の言葉をささやいた。難しいチャレンジに見事成功したファン2名には最高に幸せなサプライズプレゼントとなったことであろう。
続いては料理コーナー。
料理は食べるのも作るのも好きだというジェリム。エプロンをして
「今日は玉子サンドイッチを作ります。まずは手を拭きます。料理のスタートは洗い物からで、そして料理の終わりも洗い物です。
夕飯を作る時は、朝ごはんの時の洗い物をしてからです。そして、朝ごはんを作る時は前の晩の洗い物をしてからです(笑)」
軽妙なトークをしながらも、手際よくゆで卵をつぶしてマヨネーズ塩胡椒で味付け、パンの耳を薄く丁寧に切っていく。玉子をはさんで4つにカットし、ひと切れはパクッと食べてしまうジェリム。小さな三角にカットされたサンドイッチが7切れ。抽選で選ばれたラッキーな7人がいる席に自らサンドイッチを運んでいくジェリム。
彼が近づくとキャーとすごい歓声が上がり、7人に順番に「アーンして」と食べさせてあげた。
次の準備の間に、8月から始めたというギターの練習風景の映像を公開。
歌の時は自分の感覚でできるけど
、ギターだとなかなかそうはいかない、ブリッジに流れる部分で引っかかってしまう。
30歳を過ぎてから以前よりも両親のことをよく思うようになったので、歌詞の内容が良いこの歌を選びましたと、キム・ジノの『家族写真』を弾き語りで披露した。
グレー&黒のニットに着替え、しっとりと熱唱。ずうっと楽しく笑いに包まれていたそれまでのステージとはガラリと違う雰囲気で
また違う彼の一面を見せていた。
ファンクラブからの事前に募集した質問に答える『VIENTOが聞く』コーナー。
Q.もうヒゲは無しですか?
A.作品によってヒゲが必要な時は伸ばします。
Q.もう髪は伸ばさないのですか?長い方が超セクシーなのに…。
A.好きな人は超お好きなようですが、嫌いな方には徹底的に嫌われます。仮に伸ばしたとしても顔が隠れる長さぐらいまでかなあと思います。
Q.ネコ嫌いな彼女からネコと私、どっちが大事?と聞かれたらどうしますか?
A.これ、すごく難しい質問ですね。この中でダメな方はいますか?それは何故?アレルギーでも大丈夫。良い薬がありますから心配ないです。
Q.ジェリムさんにとって日本の女性はどうですか、愛に国境はありますか?
A.まず、愛に国境は絶対にありません。いろんな方たちを見ていますし。ただおつきあいをしている時にはちょっと国の違いでもめたりすることもあるかと思いますが基本的にはないと思います。
(奥様が韓国人である古家さんに向かって)どうですか?と反対に質問をしてみせるジェリム。
続いてはリクエストにこたえてもらう『VIENTOが願う』コーナー。
タトゥーを見せて欲しいというリクエストにニットを脱ぎ、ノースリーブから鍛えた右腕のタトゥーを見せた。さらにボタンをはずしてシャツをズラしていき、首の後ろの部分にもあるワンポイントのタトゥーも披露した。キャーと歓声が上がる中、「腹筋は夏にお見せしますので(笑)」
クールな演技をしているところを肉眼で見てみたいというリクエストには、相手役が必要だというので、リクエストをした本人をステージに上げて、喉もとを掴み、睨みをきかせた演技を披露。
その後はファンによるフォトタイム、投げキスタイム、クルクル回ってポーズをするなどファンには嬉しい企画が続いた。
さらにこんなプレゼントも用意しましたと映像が流れ。ジェリムもステージ脇に座り一緒に見ながら解説していた。
ジェリムが身じたくをして自宅を出るところからスタートして向かったのは陶磁器の工房。ファンにプレゼントするために茶碗を作りたいというジェリム。
初めての人は2~3ヶ月かかるというろくろの指導を受けながら真剣に取り組むジェリム。
工房の人は、とても器用で初めてとは思えない、俳優だから集中力がすごいですと彼を褒めていた。
「自分で色も決めて、7個茶碗を作って持ってきました」と、そのうちの一つを披露すると、均整のとれた美しい器に歓声が上がった。抽選で7人が選ばれて、じかにジェリムより器を手渡してもらい、素敵な贈り物を受け取った。
最後に自筆の手紙を朗読。左側には韓国語で、右側には日本語で丁寧に書いてあったのは、「花」というキム・チュンスの詩。ゆっくりと日本語で読み上げると、こみ上げてきて読めなくなってしまった。涙をこらえながら最後まで朗読した。
ジェリム「日本語での「花(はな)」は韓国語での「ひとつ」という意味があるので、涙がこみあげてしまいました。最後の曲は歌詞の意味を感じながら聞いてください」
中島みゆきの『糸』を歌い始めると会場には赤い糸が縦に横にと張り巡らされた。ファンのひとりひとりの手と手をつなぐ赤い糸。その糸の先はステージのジェリムの手元に届けられた。
会場みんなとひとつにつながったファンミーティング。大いに笑って泣いて触れ合って、あっというまの2時間半が終わった。
この後もファンクラ『VIENTO』の発足式、夜の部 Vol.2に続いて写真撮影会までソン・ジェリムと長く触れ合った幸せな1日となった。
ソン・ジェリム ジャパンオフィシャルサイト