2015.07.07 取材/記事・写真:RanRan Entertainment
写真提供/AKZ・Beat Buddy Boi
2015年7月7日(火)渋谷公会堂にて、人気のダンスボーカルグループが集結し、その華麗なパフォーマンスを堪能することのできるイベント、FabFes.(ファブフェス)が開催された。
イベントの最後は過去4回、このイベント全回出演のDA PUMPが熱いステージを展開し、大いに盛り上がったイベントとなった。
FabFes.とは、ダンスミュージックが一つのジャンルとしてポジションを確立した今、時代の必然として企画されたダンスボーカルグループの祭典。
「ファボる(お気に入りに登録する)」と「素晴らしい」、フェスを通じて新しいお気に入りのFabulousアーティストを「見つけて」「楽しんで」みんなで「共有」して欲しいという願いから成り立っている。
この日の出演アーティストは10組。
NEVA GIVE UP、FlowBack、BRIDGET、Kunta Yamasaki、Kaleido Knightらが前半のステージを温め、会場のボルテージも上がってきたところで、昨年11月に「WA」で韓国デビューし、早くも日本進出のAKZ(エーケイズィー)が舞台に登場。楽器の演奏、作詞作曲、ダンス、MCなど多才な面を存分にアピールしたパフォーマンスを披露。これからの日本での活動を期待させた。
6番目に登場のX4は2015年に結成。結成後まもなくリリースした1stアルバムがR&Bチャート1位を獲得。この日はブルーのスーツに白いTシャツをあわせた爽やかな衣装で6月13日に発表の新曲「声にしたなら」など、澄み渡るハーモニーと雰囲気のあるラップにマッチしたダンスで会場を魅了した。
その後5IGNALが、会場後方から迷彩柄のコートジャケット姿で登場し、息のあったパフォーマンスと安定感のあるボーカルをアピールすると、続くPrizmaxは、地元渋谷代々木公園ストリートから生まれたグループらしい若々しいライブを観せた。
いよいよ、残るアーティストは2組。
Beat Buddy Boiは、今まで『DANCE@LIVE』『JAPAN DANCE DELIGHT』で優勝経験を持つ日本最強ダンスチーム。ラッパーSHUNを迎え入れた新しいグループ形成での活躍が期待される中、Toyotakaの即興Beat Boxに乗せて、SHUNの七夕(たなばた)ラップ、ダンサーはHip Hop 、ハウス、ブレイクのステップを華麗に披露。会場から大きな声援が贈られた。Beat Buddy Boiは、2015年5月27日に「come again」でメジャーデビューを果たしている。
大トリは勿論、全回このFab Fesを盛り上げてきたDA PUMP。ISSA、KENZO、KIMI、TOMO、U-YEAH、YORI、DAICHIの7人からなるダンス・ボーカルユニット。会場にISSAの声が響き渡ると誰一人と座ったままのファンはいなくなり、ところどころから「本当に素晴らしい」との声が聞こえた。これぞダンス・ボーカルグループの祭典というオーラを放ちまくって10組のステージは大盛況のうちに終了した。
イベント終了後は握手会や、サイン会も行われ、ファン達と思い思いの交流を楽しんだ出演者たち。このあとも続いていくであろうこのFab Fesに余韻を残していた。