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2016年6月9日 13:00

ブロードウェイミュージカル『CHICAGO』に出演の水夏希さんにインタビュー!

2016.05  取材:記事・写真/RanRan Entertainment

ブロードウェイミュージカル『CHICAGO』の記者会見後、ヴェルマ・ケリー役を演じる水夏希さんにインタビュー!
強くて気高い、シカゴに息づく女性像そのもののようなヴェルマを演じるにあたっての意気込みと、会見でもおっしゃっていた”布の少ない”お衣裳についても伺いました。

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――会見では元トップスターの方がずらっと並びとても豪華でしたが、楽屋の様子などはいかがでしたか?

本当に和気あいあいとしています。学年も色々ですが、卒業すると学年の壁を超えて仲がいいです。ガールズトークなどもしました!

 
――お衣裳も様々でとてもお綺麗ですが、ご自分で選ばれたのでしょうか?

そうです!退団してから腕とか脚を出すのはとても勇気がいったのですが、5〜6年経ってもうね。

 
――出していく方向で?

そう。もうね、ヴェルマの衣裳がほんっとに凄いんですよね。黒いスリップ1枚の、布が少ない(笑)衣裳だったので。もう、抵抗はないですよ。

 
――2014年の公演でヴェルマ・ケリーという役を演じる際には金髪のウィッグをお召しになっていましたよね?

リハーサルではウェーブの髪型でやっていたのですが、舞台に立ったときに横向いたら顔が見えないと言われまして、それが本当に初日直前だったんですよ。急遽、ヘアメイクの方が一晩で作ってくださって。

 
――そんな裏話が!今年は金髪での登場はありそうですか?

ちょっとねー、まだ検討中です。日本人が演じるのに超・金髪ってのもどうかなと思ったりもして、まだ考え中です。

 
――髪型もそうですが、日本の女性がアメリカ人を演じるにあたって一番違うところはどこでしょう?

明るいですね。アメリカの方って。オープンマインドを意識して、アメリカのミュージカルをたくさん見ました。日本人よりも絶対にジェスチャーが大きいのでそこは意識しています。

 
――ヴェルマのここを見て欲しいというシーンはありますか?

ヴェルマは台詞というよりも歌と踊りが多いので、ナンバーに力を入れたいと思っています。

 

――先ほどの会見でもお話がありました通り今回の公演はニューヨークでの上演もありますよね。公演以外でプライベートな時間は取れそうですか?

どうですかね・・・あんまりとれないみたいなんです。でも仕事で海外に行けるのは幸せです。メトロポリタンオペラは映画館でしか見たことがないので実際に見てみたいですね。

 
――ニューヨークの観光スポットでここ行きたい!という場所はありますか?

ワールドトレードセンターの跡地には行ってみたいです。久しぶりにリバティー島にも行きたいですね。

 

――前回同様役替わりもありますが同じ役の方と相談などはされますか?

役作りというより、決まりごとは相談しますね。口紅の色、ネイルの色も決まってるんですよ。それも色の種類”赤”とかじゃなくて、「〇〇(メーカー)の〇色」って指定があって。

 

――本場仕込みの決まりなんですか?

そうですそうです。衣裳はもちろん本場のものですし、ストッキングまで向こうと同じアメリカ製のものを履きます。

――衣裳を着てみていかがですか

想像以上にシンプルなんですよ。誤魔化しがきかないですし、とても怖いです。セットもシンプルなこともあり、逆にお客様の想像を掻き立てるのではないかなと思っています。モノトーンからお客様が自由に想像していただけるように。それこそオープンマインドで客席に座っていただけたらと思います。

退団からもうすぐ6年が経つ水さんから生まれるヴェルマは男役時代、全女性の憧れの男性を演じていらしただけあって、女性の憧れる女性としての要素がとても強いように思います。布の少ない衣裳の中に生まれるバリエーションの多い演技に期待が高まります。

 
ブロードウェイミュージカル『CHICAGO』宝塚歌劇OGバージョン

日程
横浜公演:7月9日〜14日 KAAT神奈川芸術劇場
NY公演:7月20日〜24日 デビット・H・コーク・シアター
東京公演:8月10日〜21日 東京国際フォーラム ホールC
大阪公演:8月25日〜31日 梅田芸術劇場メインホール

主催
TBS/キョードー東京/梅田芸術劇場

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