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2016年8月4日 00:45

チ・ヒョヌ、「心の温度を維持できるような俳優でいたい」今年2回目の単独ファンミーティングを開催!

2016.07.31 取材:記事/RanRan Entertainment

写真提供/A・R・A

 

主演ドラマ『トロットの恋人』や『キリ 錐(原題)』などで活躍中の俳優チ・ヒョヌが7月31日、東京・品川インターシティーホールにてファンミーティング『チ・ヒョヌFANMEETING IN TOKYO 2016』を行った。

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同イベントは、今年1月、6年ぶりに大阪で開催し大盛況を博したファンミーティングに続き、ファンの要望に応える形で行われた東京公演。イベント開始直前、当初予定していた握手会がチ・ヒョヌ本人の要望でバックハグ会となったと告げられるとファンのテンションは急上昇! ドラマ撮影の合間を縫って来日したチ・ヒョヌに会うため、会場には国内のみならず、韓国や香港といった海外からも駆けつける熱狂的なファンの姿も見られた。

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オープニングは尾崎豊の『I LOVE YOU』を熱唱しながらしっとりと幕開けし、淡いピンク色のトップスとジーンズといったカジュアルスタイルのチ・ヒョヌに客席から大きな歓声が沸き起こった。熱い声援を送るファンを前に「こんにちは。お会いできて嬉しいです。2007年の初ファンミーティングから9年も経ってしまいました。この9年のうち、(今回が)一番忙しい中での来日ではないでしょうか。昨日(夜中の)3時まで撮影をして日本に来たので、準備が慌ただしかったせいか少し緊張しています」と挨拶し、「今日は(ファンの皆さんの)エネルギーを貰いたいと思います」と爽やかな笑顔で会場を見渡した。

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恒例のフォトタイムの後は、ファンの顔をみたいと会場の照明を明るくしてトークがスタート。歌唱力にも定評のあるチ・ヒョヌは今回の選曲について、「日本のファンの方に何をお見せしたいいか悩んでいた時に偶然この曲の動画を見つけ、保護本能を起させるような、しっとりした感情的な歌詞にすごく惹かれました」といい、「僕が歌う歌では、歌詞がきちんと伝わらないと思いました。しかし、何度も聴き重ねるうちに、その歌から感じるものが違ってくると思います」と事前に選曲した楽曲をSNSに上げて予告する気配りも見せた。

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現在、撮影中の新ドラマ『ウォンテッド』は、韓国のトップ女優が誘拐された息子を探すため生放送のショーで犯人の要求によりミッションを遂行する奮闘記を描くリアリティ・スリラードラマ。作品の見どころを「ただの犯人探しだけでなく、社会的問題も扱っています。ネットやSNSが発達している中、それによって番組を作る人々があまりにも刺激的なものばかりを追求しているのではないか、ということを改めて考えさせるドラマ」と紹介。役づくりについては、警察の凶悪犯罪を捜査するチームに足を運んだり、関連したドラマや映画、小説にも目を通したり、日本のドラマも観て研究したと語り、また作品の内容が重すぎるからと自ら率先して現場の雰囲気を盛り上げたことも明かした。今後の活動予定としてチ・ヒョヌは「ドラマ撮影は大忙しでバタバタしている現場が多いと思いますが、一日一日を乗り切ろうと頑張っています。残りの4回の撮影も怪我もなく無事に上手く終わってほしいと思っています。ファンの皆さんは僕がラブストーリーを演じる姿を見たいと思ってらっしゃるようですので、皆さんをドキドキさせるような良い作品に出会いたいと思います」と伝えた。

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一問一答形式の質問タイムの他、開演前にロビーで募ったファンからの質問コーナーでは、どうしたらヒョヌさんのような人と出会えるか?という質問に対して「一日一日を忠実に過ごせばいい人と出会うと思う」と真摯にアドバイス。また、泣き虫ですか?との質問には「他人に共感できる気持ちを持つこと。すぐに共感できるように演技の練習も兼ねて泣くこともあります。実際の僕が泣き虫なのは、皆さんご存知ですよね?ファンミーティングでも泣いていますから(笑)」と笑いを誘った。

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後半は、最新作ドラマ『ウォンテッド』のハイライト映像を挟み、ライトグレーのスーツをラフに着こなしたチ・ヒョヌが登場。ファンと楽しむ「演技でトキメキ!」のコーナーでは、抽選で2名のファンを舞台へ招き、ドラマ『トロットの恋人』のワンシーンを再現。木の枝に引っかかったヘアピンを取るためにヒロインを抱き抱え、覆い被さるシーンやプロポーズシーンなどドキドキな名場面をファンと演じ、この日一番の盛り上がりを見せた。

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また、ミッションにチャレンジし、失敗した数だけ抽選で選ばれたファンの願いを叶えるというコーナーでは、箱の中の “もの”を当てるゲームや人探しゲームで楽しんだチ・ヒョヌ。パイナップルのトゲにビクビクしたり、真剣な面持ちでカブトムシを触ったりとチ・ヒョヌの貴重な素顔が垣間見られた。予め用意された願い事は、「セルカで2ショット」「私だけのキヨミ」「私物にサイン」「手を繋いでデート」「バックハグで愛の囁き」と、どれもファン垂涎の願い事ばかり。中でも観客から羨望の眼差しを受けながら会場を一周する“手を繋いでデート”でチ・ヒョヌは「結婚式の入場みたいだ(笑)」と照れた表情を見せたり、手を繋いだままファンとスキップしたりと自身も大いに楽しんでいる様子だった。

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嬉しい企画はまだ続き、愛憎品プレゼントのコーナーでは、現在収録中のドラマ『ウォンテッド』で着用している衣装を抽選で5名にプレゼントすると約束し、ファンを歓喜させた。最後に、「俳優をやらせていただきながら、今もう一度、基礎から勉強しているところです。読んだ本の中に、“群衆の中の孤独”という文章がありました。昔はよくわからなかったのですが、今わかってきたような気がします。ファンの皆さんと楽しい時間を過ごし、家に戻った後の空虚な気持ちだと思います。僕たちは会いたいと思ってもすぐに会える状況ではありませんよね」とチ・ヒョヌ。また毎朝、自己啓発書に書き綴っているという文章を紹介し、そういう人間になれるように努力していきたいと告げると「テレビを見ている方々が心の温度を維持できるような俳優になりたいと思っています」とメッセージを伝えた。

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エンディングは『OH MY LITTLE GIRL(尾崎豊)』を熱唱し、歌詞の思いがファンに伝わるようにと日本語で切々と歌い上げ会場を魅了。また、アンコール曲の前には観客に「後ろを向いてほしい」と促しファンの背中を眺めながら、先日テレビで知ったという“背中の後ろの愛”について語り始めた。「親は子供の後ろ姿を見るだけで学校にいる時の子供の様子がわかると言いますね。僕の後ろにこんなにたくさんの人がいることを忘れてしまう時もあります。今までこんなにたくさんの方の後ろ姿を見ることもなかったので、この皆さんの後ろ姿を覚えておいて、大変な時に思い出したいと思います。これからも一生懸命活動していきます」と心情を告げると曲紹介へ。最近はこの曲を聴いて眠りについているという山下達郎の『街物語』を歌い、ファンミーティングの幕を閉じた。

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公演終了後は、バックハグ会で親交を深めるなどファンとの距離をより一層縮め、至れり尽くせりのファンサービスがたっぷり詰まったイベントとなった。

 

 

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