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2016年8月19日 23:07

韓国発ミュージカル『フランケンシュタイン』の製作発表記者会見に中川晃教、柿澤勇人らが出席!

2016.08.19 取材:記事・写真/RanRan Entertainment

 

8月19日、韓国発の大ヒットミュージカル『フランケンシュタイン』の製作発表記者会見が行われ、主要キャストの中川晃教、柿澤勇人、加藤和樹、小西遼生、音月桂、鈴木壮麻、相島一之、濱田めぐみ と演出の板垣恭一が登壇した。

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誰もが知る物語の新解釈版として登場し、一幕と二幕で全く違った二役を役者が演じ分けるというトリッキーな演出も相まって、初演の韓国ではロングラン大ヒットを記録した本作。また、現在のミュージカル界を代表する役者陣の共演は早くも話題を呼び、本日の製作発表記者会見には5000通もの応募の中から選ばれた200人のオーディエンスが集まった。

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中川晃教:「8月8日のデビュー15周年記念コンサートのステージで一足先に作品の曲を披露しました。作品のまだ準備の段階ではありますが本当に壮大な音楽、素敵な物語で、同じアジアの隣国の韓国が作った作品を日本のキャストで作れることも楽しみにしています。」

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柿澤勇人:「僕実は中川さんの大ファンでして、憧れの方と3日前の歌稽古でお会いしまして、あの日の記憶ほとんどないです(笑)僕は前回の公演で右足を負傷しまして、役を全うできなくてたくさんの人に迷惑をかけ、助けられました。来年の1月に元気な姿で恩返しをしたいと思います。」

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加藤和樹:「お話を聞いてすぐに韓国まで作品を見に行きました。言葉はわからなくてもなんとも言えない気持ちの高まりを感じました。自分でも初めての感覚で、今度は自分がこの感覚になれることに喜びを感じます。」

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小西遼生:「まだ僕は原稿でしか見ていなくて、さっきあっきー(中川)が自分の上の名前がビクターなことを初めて把握してました(笑)濱田さんもさっき、あ。私もフランケンシュタインなんだ、って言ってました(笑)まだそのくらいなのですが、二役の振り幅が広くて難しいながらもとてもやりがいのある役になると思います。」

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音月桂:「私は明るい人見知りで、演出の板垣さんをはじめ、小西くん以外の方々は初対面ですので2.3日前からものすごい緊張をしていました。今日お会いして温かいカンパニーにとても安心して、皆さんの中に入れることが幸せで、今はお稽古が始まるのが楽しみです。」

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鈴木壮麻:「素晴らしい楽曲と美しい演出に彩られた日本初演のフランケンシュタインに携われることにワクワクしています。一幕と二幕が違う役になるなんて、休憩中の楽屋はどうなるんだろう(共演者一同笑い)なんて思いながら1月を待ち遠しく思っています。」

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相島一之:「30年くらいお芝居をしているのですが、今回は初めてづくしです。ミュージカル、コメディしかやったことがありません。日生劇場!初めてでございます。こんな衣装で製作発表も初めてでございます。今とても緊張していますが、この皆さんの中でどんなことができるのか楽しみです。」

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濱田めぐみ:「私はあっきーくん(中川)とかっきーくん(柿澤)の姉の役で、小さい頃からの成長を歌で紡いでゆく役割なのですが、その中で、彼が神の領域に触れて崩れてゆくのを客観的に見守りどのような距離感を保つかということが大切だと今皆さんのお話を聞いていて思いました。ただの姉ではなく一幕、二幕で変わる極端さを表現したいです。」

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‟フランケンシュタイン”とは世間で認識される頭に縫い目のあるあの怪物ではなく、それを作った科学者のこと。友人への愛ゆえに命の復活という神の禁忌に触れてしまう一人の科学者、ビクターフランケンシュタインという難しい役どころを演じるという話をはじめに聞いたときの中川は真っ先に子供の頃に見た映画のフランケンシュタインを思い出したという。

「ストーリーをはっきり覚えていないのですが、やってはいけないことをやってしまった人という認識でしたが、今回の作品の中ではなぜ彼が人間を生き返らせようと思ったのかという理由の部分にすごく説得力があります。愛する者を復活させることに命をかけることは、舞台に立つ自分と共通する部分もあるのかなと思いながら役を追求していきたいです。」と自分との共通点を見出しながら役作りに励む旨を明かした。

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また、憧れの中川とダブルキャストで役を演じる柿澤は新解釈版の一幕と二幕で全く違う役どころを演じるという部分に関して、「演出の板垣さんも仰っていましたが人間っていろんな感情を持っているし、その中のどれを出してどれを抑えるかみたいな部分もあって。それは稽古場で全てを出し切ってみようかなと思います。僕、アキレス腱の手術をして、その傷跡を見ると色々考えることもあり、はじめての感情もあって。その感情を何かに活かせたらいいなと思います。」と前回出演の公演の際に負った傷を役作りの根源として活かすと語った。

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本日は主演2人によってミュージカルナンバーから『偉大なる生命創造の歴史が始まる』の披露もあり、袖から他のキャストが見守る中、先ほどの和やかに耳打ちしあい笑顔を見せる様子とは一転し荒々しくも丁寧な歌声を響かせ、まさに”二面性”を見せた。

韓国からやってきた大作に日本のミュージカル界屈指のキャストが二面性を駆使して挑む。一幕と二幕の役の変貌ぶり、そして新しい愛の形を体感しにぜひ劇場へ!

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【STORY】

19世紀ヨーロッパ。科学者ビクター・フランケンシュタインは戦場でアンリ・デュプレの命を救ったことで、二人は固い友情で結ばれた。“生命創造”に挑むビクターに感銘を受けたアンリは研究を手伝うが、殺人事件に巻き込まれたビクターを救うため、無実の罪で命を落としてしまう。ビクターはアンリを生き返らせようと、アンリの亡き骸に今こそ自らの研究の成果を注ぎ込む。しかし誕生したのは、アンリの記憶を失った“怪物”だった。そして“怪物”は自らのおぞましい姿を恨み、ビクターに復讐を誓うのだった…。

【CAST】

ビクターフランケンシュタイン/ジャック(Wキャスト) 中川晃教/柿澤勇人
アンリ・デュプレ/怪物(Wキャスト) 加藤和樹/小西遼生
ジュリア/カトリーヌ 音月 桂
ルンゲ/イゴール 鈴木壮麻
ステファン/フェルナンド 相島一之
エレン/エヴァ 濱田めぐみ

2017年1月8日〜1月29日   日生劇場
2017年2月2日〜2月5日   梅田芸術劇場メインホール
2017年2月10日〜2月12日 キャナルシティ劇場
2017年2月17日〜2月18日 愛知県芸術劇場大ホール

 

 

 

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