2016.10.15 取材:記事/RanRan Entertainment
写真提供:Glorious ENTERTAINMET
ドラマ『奇皇后』や『僕らのイケメン青果店』などで人気を集めた俳優チ・チャンウクの『JI CHANG WOOK 3Dファンミーティング』が、10月15日(土)18時からソウル市上岩洞蘭芝漢河公園の芝生広場にて開催された。
今回のファンミーティングは今までのファンミーティング形式とは異なり、どのファンミーティングでも見ることができなかった密着型で行われるとのこと。漢河のそばにある野外広場には巨大スクリーンが設置され、テーブルと椅子がずらっと並べられた。会場には日本、中国など海外からのファンを含む約2000人のファンが集まる中、3Ⅾ(Delight, Dynamic, Delicious)をテーマに、フライドチキンと飲料などが準備され、韓国でブームとなったチメク(チキンとメクチュ(ビール)の略)での野外パーティ形式で行われた。
日が沈みかけた夕方、いよいよファンミーティングが開始。今まで国内ファンも見ることができなかった北京や日本でのファンミーティングで熱唱する様子や、ドラマ撮影のハイライトなど、様々な映像が公開され、中でもテーブルを拭いて一箱一箱 チキンを並べたり、チケット交換所付近で直接ぬいぐるみを着て挨拶しながら会場付近を回るなど、チ・チャンウクがファンミーティングを直接準備する映像が映し出してファンを驚かせ、オープニングを盛り上げた。
カウントダウンが始まってチ・チャンウクが登場すると早速バラードを一曲披露。ファンを魅了した。「初めて野外でファンミーティングをします。寒くないですか?」と語りながら客席に降りてファンの方に向かって歩き出すと大歓声が。客席中間にあるステージに上がり、ファン全体を見渡しながら挨拶した。「後程この中央のステージで皆さんと一緒に本番を見るんですよ」とチ・チャンウク主演で現在放送中のtvNドラマ『The K2』の本放送を共に鑑賞する喜びを伝え、会場を盛り上げた。
MCが登場し、早速今回のファンミーティングについて話し始めると「ファンと共に身近に過ごせるファンミーティングがしたかった」と今回の趣旨について語った。また「3Ⅾは事務所で付けた名前で僕自身は気に入っていませんが(笑)でも3Ⅾの意味には同感していますし、皆さんと一緒にいれるだけでとても嬉しいです!」と正直なトークを展開した。
続いて事前にファンから準備された質問ボードが用意され、質疑応答のコーナーとなった。ボードから落ちる質問用紙を何度も拾うチ・チャンウクの姿にMCから感嘆の声が上がる様子も見られた。
今日の朝は何を食べましたか?という質問には「家でチュオタン(ドジョウ鍋)を食べました。いつもはキンパプを食べます。車でヘアメイクをして車の中で食べますが、最近のキンパプはいろんなものがあります。ソーセージが入ったり(笑)」と話した。フライドチキンはどのタイプが好きか?フライドか、ヤンニョム(ソース入り)か、またジャジャン麺とチャンポンでは?という質問には「いつも好む方ではないですが、今この瞬間はヤンニョムとチャンポンがいいですね」と答えた。
それから、どうしてそんなにイケメンなんですか?という質問には「愛してます!」と伝える様子も見られ、会場から歓声が起こった。
また「日本でも『The K2』の放送をしてください!」という日本ファンからの要望も飛んでいた。ファンの名前を叫んでほしいという要望には大声で答え、現在ガールグループTWICE(トゥワイス)が曲の中で見せる「シャシャシャ」の振りを真似してほしいという質問には「テレビをあまり見ないので最近知りました」と言いつつ照れながら披露する様子も見せ、会場を盛り上げた。
質問した学生に「学校行ってきたの?最近土曜日は学校いかないの?」と話しかけたり、MCに「ご飯を食べましたか?」と言いながら自分が大事にとっていたというソーセージを渡したという話しも公開されもした。
その後チ・チャンウクは韓国のグループ、ワン・モア・チャンスの『ノルセンガッケ』を熱唱しながら再び中央舞台へ移動し「一緒に歌いましょう」といいながら『奇皇后』のOSTの一曲『ナビエゲ(蝶に)』を披露。更にステージの下に降りてファンを喜ばせた。
「皆さんビール飲んでますか?僕も飲みたいですね。未成年の皆さんはだめですよ(笑)」と言いながら中央ステージに移動して飲料をファンにも渡しながらサービスする様子も見られた。「こうして近くでお会いできてとても嬉しいですね。近くで見れてうれしいですか?」と何度もファンとコミュニケーションをとりながらファンミーティングを楽しんでいる様子が見られた。
続いてチ・チャンウクとデートというコーナーが続いた。あらかじめ集められたファンの電話番号を箱の中から選んで電話デートする企画。電話がつながったファンの名前を呼んでステージに上げると、さっと肩を抱いてあげる様子を見て会場から悲鳴が飛んでいた。また、母がファンだという母娘が登場し、ツーショット写真撮影する場面もみられた。
その後、チ・チャンウクが出演したミュージカル『その日たち』に挿入された、故キム・グァンソクの名曲『サランヘッチマン(愛したけれど)』を熱唱しながら客席を握手をしながら回り、ファンを喜ばせた。最近は忙しくドラマ撮影、ミュージカル公演やインタビューなどをこなす中、ファンとの時間を準備してきたが、「疲れていてもとても活力になります。皆さんも幸せですか?僕もとても幸せです」と話し「最近どうしたらみんな幸せに過ごせるかよく考えますが、僕が好きな人たちと共に過ごすなら、とても暖かく暮らせるのではないかと思っています。皆さんに感謝します。」と感謝の気持ちを伝えた。
後半に入り、EDMのミュージックに合わせたクラブタイムとなり、MCがチ・チャンウクに「クラブに行きますか?」と聞くと「行きます(笑)」と答え、更に客席をまわりながらツーショット写真を撮るなどファンとの交流は続いた。
いよいよドラマの本放送が始まる時間となり、中央のステージにてファンと共にドラマを鑑賞しながら「あ、この場面では本当に転んでとても痛かったんですよー」とエピソードを語る場面もみられた。
ドラマ鑑賞が終わるといよいよクライマックスに。最後に「皆さん風邪に気を付けて。僕にとってとても特別な夜になりました。今後ももっと良い姿をお見せできるように頑張ります」と挨拶し、最後の曲『あなたと永遠に』を熱唱した。
ファンがアンコールを叫ぶ間、チ・チャンウクが会場の一番後ろにいるマスコミ関係者の前に姿を現し、短い質疑応答が行われた。今日の感想を聞かれたチ・チャンウクは「寒い中来ていただいてとても感謝しています」と語り、ドラマ『The K2』については「アクション演技はいつも難しいんですが、楽しく撮影しています。好評をいただいて感謝しています。楽しくご覧いただけるよう頑張ろうと思っています」ソン・ユナとイム・ユナ(少女時代)との共演については「楽しく撮影しているし、お二人とも明るくて、僕がふざけて見たりもするので(笑)楽しく撮影しています」と感想を残し再びファンのもとに帰っていった。
アンコールの歓声の中、ドラマ『ヒーラー~最高の恋人』の挿入歌『チキョジュルケ(守ってあげる)』を熱唱。最後に「寒い中最後まで僕と一緒に過ごしてくださって本当にありがとうございます。今後もドラマよろしくお願いします~!気を付けて帰ってください」と伝え、ファンミーティングは幕を閉じた。
現在好評を博しているドラマ『The K2』の撮影も絶好調のチ・チャンウク。日本で彼を見られる機会も増えそうだ。今後の活躍に更に注目したい。