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2017年1月22日 16:23

ライバルはセクゾン佐藤勝利?大人の魅力で対抗V6トニセン舞台『戸惑いの惑星』開幕!

2017.01.21 取材:記事:写真/RanRan Entertainment

 

美しいユニゾンと甘くせつないメロディー。確かな演技力と変幻自在の表現力。V6の年長ユニット20th Century(トニセン)の坂本昌行、長野博、井ノ原快彦といえば、その歌唱力と演技力に定評がある。そんなトニセンの魅力がたっぷりと楽しめる舞台TWENTIETH TRIANGLE TOUR(TTT)『戸惑いの惑星』が21日、東京グローブ座にて開幕した。

舞台前の会見ではSexy Zone佐藤勝利へのライバル宣言ともとれる発言や、TOKIO城島リーダーへの愛の誓いが飛び出すなどシリアスな舞台から一転、笑いの絶えない会見となった。

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誰も見たことのない舞台「戸惑いの惑星」

舞台は、トニセンのメンバー同士の自然な会話から始まる。いつものトニセンだと安心していると物語は急展開。「戸惑いの惑星」と、「惑」の字が2つも入ったタイトル通り、主人公たちの人生の惑いそのものに観客もその不思議なストーリーにあっという間に惹き込まれていく。

ただ顔見知り程度の3人の同窓生。一見共通点のなさそうな3人がなぜか知っている名もなき歌。その謎が物語のクライマックスで明らかになる。小説家の夢破れ、代筆業で手紙を書く毎に自分を失い人格喪失症となってしまう長谷川(井ノ原)。そんな長谷川を見舞う三池(坂本)と由利(長野)は、長谷川が書いた小説を読み進むうちに数奇な出来事に巻き込まれていく。

坂本が「おそらく皆さんが見たことがないであろう舞台です」、長野が「あらゆる要素が組み込まれている舞台」と表現する通り新しい要素が満載の舞台となっている。

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トニセンの声が、歌が、より心に迫ってくる円形劇場の魅力

何万人ものファンを動員するV6のコンサートとは違い、東京グローブ座のキャパシティーはたったの700席余り。円形劇場の一体感と臨場感、そして生の楽器の音色が3人のつややかなユニゾンを、よりあたたかく心に響かせる。今回初となるトニセン3人だけの舞台。「不惑」「オレじゃなきゃ、キミじゃなきゃ」「Sing」など、これまでトニセンが発表してきた楽曲に加え、この舞台のためのオリジナル曲「Change your destiny」もあり、ファンにとっては、トニセンの魅力を余すところなく楽しめるものとなっている。

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困ったときのジャニー喜多川「イノッチ、TTTだよ!」

会見では、井ノ原が舞台のタイトルTWENTIETH TRIANGLE TOUR(TTT) 『戸惑いの惑星』の由来についての秘話を披露。「(この舞台をつくるきっかけは)見たことないことやりたいっていう話から。一年半ぐらい前から話して、やっと実現した感じですね。名前が一つほしいなと思ったけど出てこないので、『困ったときのジャニー喜多川だ!』と社長に電話。次の日『イノッチ、TTTだよ!3人のトライアングルでツアーを続けていくって感じなんだよ』って電話がかかってきました。長い意味でのツアーというか、ライフワークにできたらいいなっていう想いで。デビュー当時はジャニーさんにツアーの名前を考えてもらったりしていましたけど最近お願いしていなかったので、記念になると思いました。」

長野はタイトルを考えたジャニー社長について「天才ですね。」と言って会場を沸かせると「井ノ原からメールでもらったんですけど、(Tの文字が)ヤジロベエが3人支え合ってるみたいで、見た目も楽しいなとうれしかったですね」と続けた。

Sexy Zone佐藤勝利と長野がホルン対決?

坂本がトロンボーン、長野がホルン、井ノ原がフリューゲルホルンと、それぞれ楽器の演奏に挑戦しているのも今回の舞台の見所の一つだが、その稽古はことのほか大変だったようだ。昨年夏から練習に励んできた長野は、坂本から「一時期長野くんノイローゼみたいになってたよね」と暴露された。つい先日、帝劇で行われている『ジャニーズ・オールスターズ・ アイランド』にゲスト出演した3人だが、長野は、「勝利君がホルンを吹いてたんですよ。かぶった。勝利君うまいよ。あの輝きには勝てない」とSexy Zoneの佐藤勝利をライバル視しつつも、「フレッシュだなぁ、キラキラした感じ。真っ向から勝負したら絶対勝てないから、僕らにしかできない、40代以上の魅力っていうものを出していきたい」と、若手とは違った魅力をアピールした。

TOKIO城島と「いつまでも手を繋いで歩いていきます」

意外なことに今回の舞台稽古の期間、3人で食事に出たことがないという。「他の出演者の方がいらっしゃる場合、関係性を作るために早めの段階で飲みに行ったりするんですけど、僕らもう関係性出来上がっちゃってるんで」と井ノ原が答えると、坂本が「(井ノ原は)稽古終わって2分後にはもういないですからね。寂しい」と突っ込み。逆に坂本が記者から、昨年長野が結婚し、唯一の独身者で戸惑いがあるのは坂本一人だけなのではと突っ込まれると「誰か助けてー」と絶叫し、会場は笑いに包まれた。「幸せな報告を受けると僕も幸せになれますから。この幸せを皆さんに味わっていただけるように僕も頑張って…頑張ることじゃないですよね」としつつ、「相方いますから、城嶋茂という。いつまでも手を繋いで歩いていきます」とTOKIO城島リーダーへの永遠の愛ともとれる発言で再び会場を沸かせた。

初日の成功とメンバーの絆に祝杯

仲の良いイメージのV6のメンバー。井ノ原によると、メンバー同士できるだけ他のメンバーが舞台やるときは、初日か千秋楽に行くようにしているが、今回はカミセンの3人は初日には来ないという。だが、先ほどの坂本の「寂しい」発言を受けて「わかりました。じゃあ終わってから一杯ひっかけるぐらいの。今日は初日なんで、一応乾杯をね、三人でしたいなと思ってます」と舞台の成功とメンバー間の絆の再確認のための祝杯を約束した。会見が終わり、楽屋へ戻ろうとする長野に記者から結婚祝いの花束が贈られると、坂本が「あぁ、良かったね。(結婚すると)こういう風になるんだね。」と最後の最後まで笑いを残した。

2/14まで東京グローブ座で公開された後、2/182/19の福岡キャナルシティ劇場、2/242/26の大阪シアター・ドラマシティ―と各地で公開される。

 公式HP http://www.20th-ttt.com/1

 

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