映画『猫忍』猫の日記者会見
オフィシャルレポート
動物ドラマの金字塔「猫侍」製作チームが贈る新たな癒やしアクションエンターテインメント映画『猫忍』（ねこにん）が5月20日（土）より全国ロードショー。
2月22日は「ニャン、ニャン」の語呂合わせから「猫の日」、さらに「ニン、ニン」で「忍者の日」ということで国内最大のペットビジネスカンパニーであるイオンペット(株)と、「猫侍」や「猫忍」などのドラマ・映画製作、及び配給するAMGエンタテイメント、そして「猫侍」「猫忍」のロケ地であり江戸時代をリアルに再現した歴史テーマパークのEDO WONDERLAND 日光江戸村を経営する㈱時代村がタッグを組み、＜猫の日＞記者会見を実施した。
左：金時、右：あなご
会見内では大スター「猫侍」主役猫・あなごと、次世代のスター猫「猫忍」主役猫・金時×日光江戸村によるスペシャルショーも行われ、場内は大いに盛り上った。場内は猫好きの観客が朝早くにもかかわらず、本会見に駆け付け、近年続く猫ブームの人気の高さを改めて証明した。
2014年、大ヒットを記録した「猫侍」。猫と時代劇という異色のコラボが大いに話題となり、ぴあ満足度ランキング1位ほか多数のランキングを独占。海外でも高い評価を得たスタッフたちが「猫×忍者」をテーマに、2017年再結集した本作。
主演は「とと姉ちゃん」「花燃ゆ」など話題作への出演が相次ぐ若手俳優・大野拓朗。本作が映画初主演となる。そして、主役猫はネクスト猫スターのオヤジ猫・金時！「ネコノミクス」の元祖と言われる本シリーズから超大型スター猫が誕生！「猫侍」でブレイクした“あなご”と“春馬”に続くネクスト猫スターに抜擢されたのは、「父上」役を演じる貫禄たっぷりのオヤジ猫“金時”！本作品発表と同時に、わがまますぎるボディ（デブ）がSNSで超拡散し、写真集とグラビアDVDが緊急出版！ふてぶてしいのになぜか妙に愛らしい「父上」が観る者すべてを癒しの世界に惹き込んでいく！
スペシャルショーではステージ上で本格的な時代劇が繰り広げられた。猫界のスター・あなごから、ニューキャットスターとなる金時へ映画の成功を願って肉球バトンタッチが行われようとした矢先、あなごが突如現れた謎の侍に攫われてしまう。金時を奪った侍とそれを追う忍者の激しい戦いが繰り広げられ、やっとの思いで忍者は金時を救出。そして『猫侍』から『猫忍』へ。『猫忍』が猫侍の様に大成功を収めることを願って、あなごと金時による肉球バトンタッチが行われ、スペシャルショーは終了した。
映画『猫忍』と前回の「猫侍」のメガホンをとった渡辺監督は「前回は中年男のポンコツ侍のお話で猫として再生していく話でしたが、今回は出演者も猫もグッと若くなって、青春物語を意図して、皆さんにわかりやすく伝えられたらと意識しました」と『猫忍』について語り、「できるだけ猫の声が聞こえてくるように撮ろうとしました。」と意識した点をアピール。『猫忍』の主役猫・金時はここ千葉県幕張で保護された猫だが、金時の抜擢理由について監督は「風貌ですよね。実際に見ると、類まれなあのデカさ（笑）。顔が小さくてでかい、デブゆえのおとなしさがよかった」と金時に太鼓判を押した。本作が俳優デビューとなった金時の才能はあるほうと太鼓判を押した渡辺監督は「他の猫に比べれば扱いやすい。でも図太い分、本番の声で寝てしまう（笑）」と撮影エピソードを披露し、観客を笑わせた。
最後に渡辺監督は「猫ももちろんかわいいですし、前の猫侍と違い、猫との距離感が違いますが、楽しんでいただけると思います。クスッと笑える作品になっていますので、その辺を楽しんでいただければと思います」と呼びかけた。
また、㈱時代村 代表取締役社長 ユキリョウイチより、EDO WONDERLAND 日光江戸村で全ての愛犬・愛猫と一緒に楽しめる「生類憐みの令」を発令する計画が発表された。現在は小型犬のケージに入れるかカートなどに乗せれば同伴できるが、これにより入場規制がなくなり、ペットと一緒に園内を歩き回ることができる。時期期間は未定。
挨拶後はイオンペット㈱から㈱時代村とAMGエンタテイメントへ、㈱時代村よりイオンペット㈱へ今後のコラボレーションを記念してそれぞれ記念品の贈呈が行われた。まずはイオンペット㈱から㈱時代村へあなごに模した招き猫を、イオンペット㈱からAMGエンタテイメントを代表し金時へ猫用品詰め合わせ、最後に㈱時代村よりイオンペット㈱へ江戸切子の進呈が行われた。
