取材:記事・写真/RanRanEntertainment
6月5日(月)、WOWOWと東海テレビがタッグを組んだ「連続ドラマW 犯罪症候群 Season2」の完成披露試写会が、都内で行なわれ、主要キャストの谷原章介、玉山鉄二、渡部篤郎の3人が出席して抱負を語った。
左から 玉山鉄二 谷原章介 渡部篤郎
6月5日、WOWOWと東海テレビがタッグを組んだ「連続ドラマW 犯罪症候群 Season2」の完成披露試写会が、都内で行なわれ、主要キャストの谷原章介、玉山鉄二、渡部篤郎の3人が出席して抱負を語った。
ドラマは、貫井徳郎の3部作小説「失踪症候群」「誘拐症候群」「殺人症候群」が原作。東海テレビで放送されたシーズン1に続き、シーズン2は「殺人症候群」としてWOWOWで連続ドラマ化した。警視庁の“裏稼業”を描いたサスペンス。警察組織が扱いにくい事件を捜査し、真相を追い求める“特殊任務”に就くことになった元刑事・武藤隆(玉山)、武藤の親友で警視庁の刑事・鏑木護(谷原)、特殊任務を指揮する警視庁人事二課・環敬吾(渡部)の3人を軸に重厚なストーリーが展開される。
シーズン1で主人公の元刑事・武藤を演じた玉山は、シーズン1の放送を終えた感想を聞かれると「ホッとしました。2月の中旬にクランクインして、約3カ月ほどはもがいていました。ずっと暗闇の中、引き出しをいくつも開けていました。今は解き放たれてホッとしている」と安堵の表情を見せていた。
さらに玉山は、「当初、『シーズン1は、出演シーンが多くて大変ですが、シーズン2はそこまで(出番は)ないのでゆっくり休んでください』という話でした。台本を見たら結構出ていて、説明セリフがめちやくちゃ多いんです……。ギャラはどうなるんだろうって考えていたら、一緒だということでした(笑)」とがっくり。
シーズン2で主演する谷原は「シーズン1が終わって、やり切った満足感があります。とは言え、僕は4話ぐらいしか出ていないのですが、玉山くんはず―っと出ている」。玉山が「もう、割が合わない(笑)」と胸のうちをぶっちゃけたので、会場の笑いを誘った。
ドラマのタイトルにちなんで、“俳優としての症候群”について聞かれた谷原は「僕は、せっかちなので、着替えると、8割がたズボンのチャックが開いているんです。この病気だけは治らない(苦笑)。“チャックが開いている症候群”です」と意外な症候群を告白。「時々女優さんから教えていただくとすごく恥ずかしい」と暴露して、反省しきり。
玉山は「僕は、プライベートでも会話とかで言葉をかむとへこむんです。あぁまたやっちゃった、という感じになります」と自身のエピソードを披露した。
また、渡部が「症候群って病気でしょ?僕は、早く帰りたい病なんです。これは昔からなんです」と話すと、谷原が「ぜんぜん気づいていましたよ」と笑顔でうなずいていた。
他の共演者には、木村多江、野間口徹、手塚理美、板尾創路など、個性豊かなキャストが顔をそろえている。
WOWOWプライムにて6月11日(日)~毎週日曜22:00~23:00(全4話)
※第1話無料放送