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2017年6月7日 23:27

ファンへの想い溢れるトークイベント 帰ってきたキム・ヒョンジュンにファン熱狂

材:記事・写真/RanRanEntertainment

ファン待望の3年ぶりの新曲「風車<re:wind>」を引っ提げて、キム・ヒョンジュン(Kim Hyun Joong)が帰ってきた。心をギュッと掴まれるようなせつないメロディーは、約2年に及ぶ兵役の中で、ファンを想い書き留めていたイメージを基に作られた作品だ。6月6日、自身の誕生日となるこの日、東京・有明のディファ有明で行われたカミング・バックとBirthday、そしてニューシングルのリリースを祝うトークイベントが行われ、復帰を心待ちにしていた多くのファンが会場前に長い列を作った。舞台にヒョンジュンが登場すると「お帰りなさい、リダ」とばかりにファンは大歓声。優しい笑顔に深みが増し、少し男っぽく成長したヒョンジュンの姿に大喜びだった

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21カ月の韓国陸軍での任務―日本に住む私たちには、その任務がどのようなものかただただ想像するしかない。だが、今回リリースされたシングルのリードトラック「風車<re:wind>」を初め、「Stay here」、「Wake me up」の3曲は、どれも秋の野原で風に吹かれながら聴きたいような心の琴線に触れるようなせつなさに溢れている。ファンを想って書かれたというこれらの曲を聴くだけで、どれだけ過酷な時間であったかを感じ取れるような気がする。

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「今回のシングルを聴いて、僕の声が少しハスキーになってセクシーだと言ってくれるファンの方が多かったんだけど、実はレコーディングの時に喉の調子が良くなくて頑張って歌ったらこんな感じに仕上がったんだ。この曲はピンチをチャンスに変えた曲といえるかな(笑)。だからCDのように歌うにはちょっと苦しそうに歌わないといけないんだよ。ツアーの後半には(喉が疲れて)CDのような声になるかもね」とユーモアたっぷりに話し、舞台上で生歌を披露してみせたヒョンジュンだが、やっぱりこの2年という歳月は彼を成長させ、声や笑顔に深みを持たせたのではないだろうか。ヒョンジュン自身も「ニューシングルを通して自分の成熟した姿を、そしてアップグレートしたツアーを皆さんに見せたい」と語った。

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久しぶりにファンの前に姿を現したヒョンジュン。「緊張して寝られなかったのでは?」と尋ねられると、指を折りながら睡眠時間を数え、「全然緊張しなかった。7時間はぐっすり寝たよ。」とニッコリ。「どうりでツルツル卵肌」とMCに美肌を褒められると、「実はちょっと心配してたんだ。軍隊にいた時は紫外線をブロックするクリームも塗れなかったからね。でも今褒めてもらったからこれからはきちんとケアをしていこうと思ってる」と会場を沸かせた。

今回のニューシングル、楽曲はもちろんミュージックビデオ、アートワークと作品の全てをヒョンジュンがセルフプロデュースしている。トークイベントでは、リードトラック「風車<re:wind>」のミュージックビデオが披露された。済州島で撮影されたというこのビデオ。カラーなのに、モノクロのような陰影を感じるビデオの中には、草原のような山の景色、美しい砂浜、岩にぶつかる波など自然が印象的に使われている。
「久々のシングルということで、一度初心に戻ろうと思ったんだ。それを表現するためにビデオでは“自然”をモチーフに取り入れて撮影したんだよ。本当は北極だとか、オーロラだとか、アンデス山脈とかを入れたかったんだけど、経費の問題があって遠くまでは行けなかった(笑)」
そんな冗談交じりに話すヒョンジュンだが、余計なものをそぎ落とした原風景の中に一人たたずむ彼はとにかく美しい。モノクロームの印象の中に時折差し込まれる花や夕陽のような光。それはまるで希望を象徴しているようだ。荒涼とした軍隊生活の中で、叫びだしたいような衝動の中で、きっと希望はいつも彼の胸にあったのだろう。

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ビデオの中で身に付けていたネックレスをツアー初日にプレゼントすると宣言したヒョンジュン。「スタイリストさんには古くなってると言われちゃったけど、軍隊にいた時にもずっと身に付けていたものだから、僕にとっては意味のあるもの。捨てるものをくれるんだと思わずに受け取ってもらえたら嬉しいよ」
イベントの最後には、ヒョンジュンがサッカー好きということで、じゅんいちダビットソンがゲストとして登場。実は以前共演している二人。3年ぶりの再会となる。「覚えてます」と日本語で答えたヒョンジュンは、本当にサッカーが好きなようで、ヨーロッパで活躍する日本人選手の動向にも注目しているという。香川選手がドルトムントに移籍した時も、そのチームを検索していたというエピソードを披露した。最後には、じゅんいちダビットソンのネタを一緒にするなどで会場を盛り上げた。

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トークイベントではとにかくファンを想う気持ちが伝わってきた。じゅんいちダビットソンにも「ファンの皆さんを楽しませてくれてありがとう」と御礼を言ったり、「握手会がいつも早すぎると言われるので、今日は一人ひとりとゆっくり握手できるようにしたい」と語ったり、「握手会が終わった後も皆さんがずっと待ってくれているけど、暑い中で待っていると大変なのでそのまま帰っていただいても僕は寂しいと思わないから大丈夫だよ。明日からのツアーでまた会えるしね。」とファンへの気遣いをみせた。

アーティスティックな才能などヒョンジュンの新たな魅力を楽しめる今回のニューシングルとそれに続くツアー。長い間待ち焦がれていたファンの期待に十分応える内容となっている。

ツアーは6月7日の静岡公演を皮切りに、約2か月に亘り全国で開催される
公式HP http://henecia.jp/

 

 

 

 

 

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