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太鼓芸能集団 鼓童「若い夏」前田剛史氏・鶴見龍馬氏にインタビュー! 『自分たちの若いエネルギーで鼓童のルーツを振り返りたい!』<前編>

2017/6/24 01:40

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

太鼓芸能集団「鼓童」が、201772日(日)京都芸術劇場春秋座を皮切りに、76日(木)~9日(日)東京・浅草公会堂をはじめ、全国11都市を巡るツアー「若い夏」を開催する。

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前田剛史                  鶴見龍馬

鼓童(こどう)は、1981年にベルリン芸術祭でデビュー後、これまでに49カ国で5800回以上の公演を行っている太鼓芸能集団。

佐渡を拠点に太鼓を中心とした伝統的な音楽芸能に無限の可能性を見いだし、現代への再創造を試みる鼓童が、創立35周年を迎えた2016年に原点に立ち返る新作「若い夏」を立ち上げ、素朴さの中にも力強く躍動感あふれる演奏で郷愁を誘う日本の原風景を雄大に表現した。ワン・アース・ツアーとはひと味違う新しい風「若い夏」を、キャストと演目をリニューアルして、20177月から全国11都市を巡るツアーを開催する。

インタビューでは、鼓童「若い夏」の舞台でメンバーを牽引する前田剛史(まえだ・つよし)さんと若手を代表する鶴見龍馬(つるみ・りょうま)さんに公演への思いや意気込み、また、玉三郎さんと共演した新作「幽玄」について語っていただいた。

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鶴見龍馬    前田剛史

『先輩から引き継いできたものをしっかりと継承し、未来へ進む』

――2016年に立ち上げた「若い夏」が今年も7月から開催されます。まず、「若い夏」の作品の紹介をお願いします。

前田:「若い夏」という舞台は、僕たち若い世代が中心となって行う公演で、ベテラン2人と1年目~10年目の若い世代が中心となってこの舞台を作り上げています。今年で36年目となる鼓童の歩みは、前身の鬼太鼓座(おんでこざ)から考えると45年。私たちは歴史のある鼓童の先頭にいるわけですが、改めて鼓童とは何をもって鼓童なのか、当たり前にあった鼓童の半纏(はんてん)や当たり前にあった演目を一度、自分たちの若い世代で見つめ直し、先輩から引き継いできたものをしっかりと継承し、未来へ進まないといけない。一度、体に入れて先に進みたいという思いから生まれた公演なんです。

基本、オーソドックスな演目をやりますが、今までやってきた舞台とは同じ曲でも気持ちが違って、昔からあった曲をベースにアレンジしたり、今年の「若い夏」用に作られた新曲もあったり、また、若いメンバーが中心となって作った曲もあります。

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―― 前田さんは2016年の「若い夏」の演出を手掛けられましたが、どんな点に拘りましたか?

前田:「若い夏」というタイトルはプロデューサーと一緒に考案しました。2012年に坂東玉三郎さんが芸術監督に就任され、今まで培ってきた半纏や演目といった、“これが鼓童だ”という固定概念のように思っていたものを一旦置いて、およそ40年の歴史の中で頭が固まっていた部分を玉三郎さんがいい意味で崩してくださいました。玉三郎さんの演出の中で、自分たちが思ってもみなかったような演出内容や太鼓の音の出し方などを要求されて戸惑うところもありますが、新しい発見もたくさんあって、鼓童としての幅が広がり頭も柔らかくなりました。

そんな中、逆に「鼓童って何なのだろうか」と考えるようになったんです。とくに僕たち若い世代は、鼓童を作り上げた先輩たちが引いたレールに乗っかってきた世代なので、「一体、自分たちに何があるのだろうか、先輩たちはどういう思いで続けてきたのか」と考えるようになり、改めて自分たちの若いエネルギーで鼓童の過去を振り返りたいと思ったのです。去年の公演は「これが大事だろう」とその時の思いで作った舞台だったので、今年も継続してやるとは思っていなかったのですが、今年の「若い夏」では、舞台として完成をみせるのではなく、若い人たちが「鼓童って何だろう?」「何故、太鼓をやっているんだろう?」といった、原点を見つめ直して探している過程のエネルギーを出せたらと思っています。また、玉三郎さんから得た感性を持ちながらそこに向かった時に、昔、先輩方が演奏していた曲と今、自分たちが演奏する曲では見え方が違ってくるのではないかと思います。

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――2016年の「若い夏」の構想を練られていた当時はどんなことに悩まれましたか?

前田:「若い夏」は昨年、浅草公会堂だけで公演したのですが、鼓童としての浅草公演は今年で5年目。そのうちの3年間は玉三郎さんの作品をやっていたので、浅草のお客様は玉三郎さんの舞台しかご覧になっていない方が多かったと思うんです。玉三郎さんは歌舞伎界でもすごい方ですが、舞台人としても演出作品をたくさん残されています。そんな方に続いて、未熟で何の経験もない自分が演出することになり、果たして、浅草の皆様に受け入れてもらえる舞台が作れるのだろうかとすごく悩みました。「若い夏」というのは、荒々しいけれども一生懸命気持ちを込めてやることから、導いたタイトルなんです。

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『先輩方が培ってきたものを必死に探した』

――鶴見さんは2015年よりメンバーとして「若い夏」の舞台に出演されてみていかがでしたか?

鶴見:僕は玉三郎さんが演出を始められた頃に鼓童のメンバーになったので、以前の半纏を着て演奏していた時代は経験していなく、(前田)剛史さんが演出をされて「原点に立ち返ろう」となった時に、自分の知らない“鼓童”があることに気付き様々なことを考えました。メンバーになったことで「自分は鼓童なんだ」と勝手に思い込んでいたので、僕たちにはない先輩方が持つ芯の部分や培ってきたものを去年は必死に探しました。先輩方がずっとやられてきたことを「分からなくてもいいから、とにかくやってみよう」と、剛史さんや去年のメンバー全員で、鼓童メンバーが昔行っていた早朝マラソンを走ったり、技術云々でなくひたすら太鼓を打ち込んだりしました。実際、自分と向き合い、演目と向き合い、鼓童と向き合うことを体験して正直、その期間中はすごく苦しい時もありましたが、公演を終えた後に自分の中で達成感もありましたし、言葉では言い表せない何かを掴めた気がしたんです。今年もまた「若い夏」で同じ挑戦ができるので、もっともっと突き詰めて自分の中に芯となる部分を作っていけたらいいなと思っています。

――前田さんは作曲もされていますが、「若い夏」ではどのようなイメージで作曲をされましたか?

前田:公演によっても違いますがタイトルに寄せて作る時もあれば、情景を思い浮かべながら作る時もあります。「若い夏」を演出した時には情緒を感じる舞台というか、佐渡の自然や祭りの風景などで日本の四季を感じるような、なんとも言えない良さを出したいと思って作りました。若いメンバーが奏でる舞台からそういった景色や情緒あふれるものを感じられたらいいなと思って作っていました。

――今年の「若い夏」での新たな試みはありますか?

前田:コンセプトとしては昨年に引き続き原点を見直すということなのですが、メンバーも替わり内容もガラッと変わるので、去年よりもより濃いものになるように強くそこに向かえたらいいなと思っています。今回は創設当初のメンバー2人と11人の若手メンバーの総勢13名で、そのうち1人が準メンバー、1年目から5年目くらいの本当に若いメンバーで公演します。

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鼓童「若い夏」は、2017年7月2日(日)京都芸術劇場春秋座、7月6日(木)~9日(日)東京・浅草公会堂をはじめ、全国11都市にて上演。

【公演概要】
公演名:鼓童「若い夏」
出演者:山口幹文、齊藤栄一、前田剛史、草洋介、蓑輪真弥、安藤明子、三浦康暉、鶴見龍馬、渡辺健吾、三浦友恵、前田順康、吉田航大、山脇千栄
公演詳細は鼓童ホームページまで  http://www.kodo.or.jp/

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