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共演者絶賛の演技力と人柄 Kis-My-Ft2北山宏光主演舞台『あんちゃん』で急速に成長

2017/6/28 04:15

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

627日(火)、東京グローブ座においてKis-My-Ft2 北山宏光の主演舞台『あんちゃん』の初日公演前にゲネプロが公開され、共演者のベンガル、荻野目慶子と共に取材に応じた。

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ずっと雨が降っている―思い出の中でも現在でも壊れてしまった家族の心の中には、いつも激しい雨音が響いている。27日に初日を迎えた舞台『あんちゃん』。場面の展開で使われる激しい雨の映像と音はそんな家族の関係を象徴しているようだ。歌とダンスを封印し、人間の複雑な心情を描いたストレートプレイに挑んだKis-My-Ft2北山宏光。共演者にはベンガル、荻野目慶子、田畑智子、菅原永二、広澤草ら実力派俳優が勢ぞろいした。

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24年前突然父親が家族を捨てて失踪したことにより崩壊した幸せな家庭。誰よりも憎んでいるはずの母親がその父親を家に連れて戻ったことから、家族のそれぞれの想い、愛と憎しみが激しく交錯する。回想シーンも多く、過去と現在を行ったり来たり、また同時に二つの時間枠が進行するなど複雑な時間経過で、舞台装置も一切変わらないこの舞台だが、観客が一切迷子になることなくストーリーを追うことができるのは若手、ベテランを含め実力派揃いの出演者の演技力によるものだ。今回初の単独主演を務める北山は、小学生から30歳までの幅広い年齢を、そして心を閉ざしたり無言の優しさを示したり、怒りや喜びをストレートぶつけたりと繊細な心理描写が必要な難しい役どころを見事に演じている。

父親役のベンガルからも「進化のスピードがすごいですよ。みっくん(北山)が忙しい時に稽古が休みになるんだけど、(次の稽古で会うと)またぐっとすごいスピードで成長してる。センスがいいっていうか、勘がいいというか、音楽やってる人ってそういう人多いんですよね」と大絶賛。荻野目も「ライブで忙しい中でどんどん成長していかれるから。若い情熱ってすごいなって」と感嘆する。

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家族がモチーフとなっているこの舞台だが、北山の実際の家族の話ともシンクロする部分があったという。「家族の話なので、人によっては(心の)柔らかいところに刺さるようなものであったり、凄く泣ける話だと思います。僕自身は一人っ子なんですが、(役柄と)境遇が同じだったり、父が途中から現れる部分とか、シンクロする部分があったりして、僕の中でも演じながら(心に)刺さっているようなところがありますね」と北山。

どの部分が心に刺さったのかと尋ねられると「そこは柔らかい部分なんでやめてもらっていいですか(笑)」といってやんわりかわすと、「家族っていろいろあるからね」とポツリ。もしかしたら北山の家族の思い出の中にも雨が降り止まない部分があるのかもしれない。

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家族それぞれの気持ちがリアルに迫ってくるこの舞台。脚本・演出を手掛ける田村孝裕の描きおろしによるオリジナル作品だが、北山によると「田村さんの実話みたいなところからスタートしている」らしい。「田村くん、若いのに父親の気持ちとか母親の気持ちとか凄く分かってる人なんですよ。(だから演出でも)細かいこといっぱい言うよね?」とベンガル。同意を求められた北山も「感情が(役に)乗り移っているというか、あぁそうかと思うこといっぱいありますよね。父親、母親の気持ちって若い頃は分かっているようで、分かっていなかったりする部分があるんですけど、この舞台を演じることによって、やっぱりあの時こうだったのかなと感じる部分もありました」と頷いた。

記者から「お母さんに優しくなれるようになったのでは?」という質問がとぶと「俺はいつでも優しいですよ」と場を和ませながらも、実の母への想いを語った。稽古場では、家族についてのディスカッションもしたという。様々な驚きが隠されているクライマックスまで、物語に強力に惹き付けられるこの舞台。多少の違いはあれど、きっとこの話は、田村の家族の話であり、北山の家族の話であり、みんなの家族を語るストーリーでもあるのだろう。「観に来てくださった方が自分の家族と何か通じるものがあると感じて、必ず何かみなさんの心にお土産みたいなものを渡せるんじゃないかなと思ってます」

共演者からは愛称である「みっくん」と呼ばれている北山。その人柄も共演者を魅了しているようだ。母親役の荻野目は「もう、みっくんが本当に礼儀正しくて男前でね。それでいて可愛いところも。小学生の時のシーンも似合う、似合う。私は子どもがいないのですが、男の子がいたらこんなふうに可愛いんだろうなと思います」とメロメロの様子。

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出演者の中で最年少ながら座長を務める北山は、稽古終了後の食事会でも男気を見せたという。ベンガルも「かっこいいことするんですよ。支払いの時に、もうすでに済んでいるんです。差し入れもさすがジャニーズですね。僕なんかはアングラ劇場の出身ですからスーパーのおせんべいとかそれくらいなんですけど、僕らとは物が違うんですよ。いわゆる“いいもの”です(笑)。ランクが違いますね。これ代官山かな?とかね」と北山の気遣いに感激したエピソードを明かした。

こうした気遣いについてジャニーズ事務所の先輩から学んだのかと質問が飛ぶと「それはありますね。本当数々の舞台でお世話になった先輩、タッキーとか翼くんもそうだし。僕も継承していかなきゃいけないなと思ってます」と回答。

今回親子として共演する3人だが、北山は二人について「2人共本当に優しくて。本当のお父さんお母さんみたいに見える瞬間がありました。本当に優しい表情されているときとか、ウチの母ちゃんもこんな顔で笑ってたかなとか、本当に素晴らしいお二方に囲まれているなって感じてます」と共演を通して親しくなった二人を本当の家族のようだと語った。

また、現在「LIVE TOUR2017 MUSIC COLOSSEUM」ツアー中のKis-My-Ft2。メンバーが見に来られるのかファンは気になるところだろう。「いつとは言ってなかったですけど来るって言ってましたよ。宮っち(宮田俊哉)からきょう『初日おめでとう』ってメールが来て。『へぇ、そういうことするんだね』って送ったら『最近いい舞台ないかなってネットで調べてたら“あんちゃん”出てきたからメールを送った』って言われて。俺の舞台じゃなくて(宮田の)オタク(関係)の舞台見ようとしててたまたま知ったみたいな(笑)。まぁ、でも、メールもらって嬉しいですよ」とテレ隠しなのか笑いを交えながらメンバーとのエピソードを明かした。

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「人は誰かを悪者にしないと生きていけないのか?」と重いテーマをコミカルな笑いを交えながら、家族という切っても切れない絆を使って人間の心情を深いところまで描き出す。せつなさとやるせなさに胸が詰まる場面に涙が止まらない人もいるだろう。むき出しの感情とキリキリと張りつめた緊張感の中で、北山演じる凌の優しさが観客の心を救ってくれる。実力派として着実に力をつけた北山の俳優としての顔を生で楽しめる舞台「あんちゃん」は723日まで東京グローブ座で、85日から8日まで大阪・森ノ宮ピロティホールで上演される。

公式ホームページ  https://www.anchan-stage.com/

 

 

 

 

 

 

 

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