細貝圭×佐藤佑基×加藤虎ノ介 舞台「オーファンズ」上演決定
1983年ロサンゼルスで初演され、日本では劇団四季により86年に日本で初演されて以来、何度も上演されている名作舞台「オーファンズ」が、今秋兵庫、並びに東京で上演されることが決定した。
蝕まれた心が愛によって癒されていく、というテーマで書かれた、ライル・ケスラー脚本による傑作舞台。米国の映画版では名優のアルバート・フィニーやマシュー・モディーン、過去日本の舞台では椎名桔平氏、伊藤高史氏、根津甚八氏、吉原光夫氏、高橋和也氏ほかが出演してきた。今回この作品に挑むのは、細貝圭、佐藤祐基、加藤虎ノ介の3人だ。
フィラデルフィアの廃屋で暮らすトリート(細貝圭)とフィリップ(佐藤佑基)の孤児兄弟は、凶暴な性格の兄トリートが臆病な弟フィリップを外の世界に出さず、トリートの稼ぎだけで生活をしていた。そこに、そこにやくざ者のハロルド(加藤虎ノ介)が迷い込んできて、彼もまた孤児だったことから、3人に疑似家族のような日々が訪れる。
ハロルドはかつて自分がされたことを返すかのように、若い二人にさまざま事を教えていく。フィリップの中でトリートの存在は少しずつ薄れていき、やがてトリートは孤独感にさいなまれてしまう・・・
孤児(オーファン)との共生によって再生する孤児たち(オーファンズ)の物語は、男女を問わず幅広い年齢層の観客に訴求する作品だ。3人の男たちによる濃密なドラマに期待したい。
◆兵庫公演 2017年10月14日(土)・15日(日)
会 場 :兵庫県立芸術文化センター阪急中ホール
一般発売 :7月29日(土) 入場料金:6,000円(税込・全席指定)
※14日終演後アフタートークを予定。(演出家・出演者3名)
◆東京公演 2017年10月18日(水)~22日(日)
会 場 :草月ホール
一般発売 :8月11日(金・祝) 入場料金:6,500円(税込・全席指定)
※19日終演後と21日終演後にアフタートークを予定(演出家・出演者3名)