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小栗旬20%の松本大志の滝谷源治 舞台版ならではの迫力と臨場感『クローズZERO』

2017/12/4 06:00

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

仲間のためなら自分の身さえ投げ出す―そんな「男が惚れてしまう男」同士が拳と拳で語り合う『クローズZERO』の舞台版が11月30日(木)、東京・CBGKシブゲキ!!にて幕が開けた。初日開幕直前に公開されたゲネプロ後、主演の松本大志の他、堂本翔平、二葉勇、伊﨑央登、モロ師岡が登壇し、囲み取材に応じた。

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累計発行部数4,600万部、カリスマ的人気を誇る髙橋ヒロシの伝説のコミック「クローズ」から生まれた実写映画『クローズZERO』。観客動員190万人、興行収入25億円を叩き出した言わずと知れたキラーコンテンツだ。公開から10年という歳月が流れても未だなお語り継がれ、根強いファンも多い。そんな『クローズZERO』を舞台化するという大勝負に果敢に挑んだのは、イケメンばかりと巷で大人気の「劇団番町ボーイズ☆」だ。

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主人公・滝谷源治を演じるのは松本大志。すらっとした長身で涼しげな眼元が鋭く敵を睨みつける時の威圧感が舞台からでも伝わってくる。その一方で仲間といる時の和らいだ表情とのギャップなど眼や表情の演技は素晴らしい。決めるとことは決めるが、コミカルな笑いのセンスも抜群で、仲間から慕われる源治の人間性にリアリティーがあった。映画版で小栗旬が作り上げた滝谷源治が絶大な人気を誇るだけに役作りは難しさが伴う。松本は「自分は人からけっこう慕ってもらったりすることも多いので、自分のことも半分ぐらい役に詰め込んで、自分50%、小栗さん20%ぐらい入れた感じです」と語る。小栗の源治よりも松本の源治の方が2.5枚目感が少し強めで、そこが観客を源治にぐっと惹きつけるスパイスとなっている。

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一方、堂本翔平演じる芹沢多摩雄は、仲間の信頼を集めるリーダーとしての人柄が伝わってくるソフトさを持ちながら、怒りを爆発させる瞬間の緩急が印象的だ。力みのない自然さが多摩雄というキャラクターらしい。会見では、松本が答えに迷走していると、代わりに答えてフォローするなど、堂本自身が多摩雄のキャラクターと被る部分もあり、それが自然な演技に繋がっているのだろうと思わせた。

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舞台版「クローズZERO」の特筆すべき点は、迫力と臨場感だ。「(クローズZEROの)喧嘩の熱量ってヒーローショーのアクションとは別のもの。本気で当てる部分が今回はけっこうあって、みんな服を脱ぐと痣がある。でもそれがつくことで芝居しやすくなったりして、痣ができることによってホンマの痛みみたいなものがわかる」と戸梶勇次役の二葉勇が語るように「クローズZERO」の殺陣シーンの迫力が、観客を喧嘩の現場に連れてくるような生々しさがある。CBGKシブゲキ!!という役者の息遣いを感じられる劇場であることも、今回の舞台に迫力を添えている。

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脇を固めるベテラン勢の味のある演技ももちろん見どころだ。源治の父・劉生会滝谷組組長の滝谷英雄を演じるモロ師岡は、原作とは全く違うコミカルな役づくりで、それが観客を沸きに沸かせた。そのエンターテイメント性は会見でも発揮され、「暴力シーンが多いので、なるべくビール瓶とリモコンだけは持たないように気をつけていました」と開口一番時事ネタで記者にブロー。その後も「若い子が30人ぐらいいて、苛められたらどうしよう。舐められないようにいかなきゃなと思ったら全然良い子たちで」と会見会場を沸かせていた。

そのモロが「パワーですね。怖いものしらずのパワー。計算では出せない若さのパワー」と語るようにやはりこの舞台のすばらしさは、彼らが演じるそれぞれのキャラクターを、そのキャラクターのパワーに負かされることなく彼らが命懸けで演じているところにある。

「戸梶としてステージ上で生きる」という二葉の言葉に代表されるように、それぞれがそれぞれのキャラクターとして全力で舞台上で生きていることが、観客にモロに伝わってくる。

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この舞台であれば、原作ファン・映画版「クローズZERO」の双方も納得させるだろう。いやむしろ舞台版「クローズZERO」の新たなコアなファンを作り出す舞台となったのではないだろうか。

『クローズZERO』は、12月3日まで東京・渋谷のCBGKシブゲキ!!にて上演される。

 

 

 

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