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2018年3月3日 13:17

松岡昌宏「皆さんを笑わせられるように頑張りたい!」三谷幸喜新作舞台「江戸は燃えているか」

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

三谷幸喜氏が書き下ろした最新作舞台「江戸は燃えているか」の初日前会見&公開フォトコールが3月2日、新橋演舞場にて行われ、中村獅童、松岡昌宏、松岡茉優、高田聖子、八木亜希子、飯尾和樹、磯山さやか、妃海風、中村蝶紫、吉田ボイス、藤本隆宏、田中圭と三谷幸喜(作・演出)が登壇。舞台の見どころや意気込みを語った。

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本作は、三谷が書き下ろした江戸無血開城をめぐる幕末群像喜劇。江戸城明け渡し交渉のため、幕臣・勝海舟(中村獅童)と薩摩藩士・西郷隆盛が対談をすることになったことから始まる大騒動が描かれる。”新橋演舞場史上もっとも笑えるコメディ”をスローガンとした喜劇作品。

三谷は「新橋演舞場は初めての劇場ですが、客席にある提灯がいいですね。演劇は祭りだって感じが出ていて」と客席を見渡し、「笑えるお芝居をと思って作ったので、大いに笑ってください」と挨拶した。松岡昌宏も「ご覧になった皆さんから『楽しかった』と言ってもらえるような舞台にしたい」と意気込みを見せる。

1カ月の稽古を経て、本番に臨むキャスト陣。獅童は稽古中に印象に残ったことを聞かれ、「別にないですよ」と言いつつも「我が家で鍋をやらせていただいて、そこで少し仲良くなったかな。初日が開いてから、今度は松岡くんの家で鍋パーティーが出来たらなと思います」とコメントした。また、見どころを聞かれると「全部だと思いますが、笑っていただくということはある種怖いことで、お客様によって笑いのポイントが違うので、ここで笑わせてやろうという演技はしていないですが、とにかく笑っていただきたいですね」と喜劇の難しさについて語っていた。

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松岡昌宏も今回の舞台について「いろんなジャンルの方がいらっしゃるので、存在感や笑いの間なんかが、みんな違うんです。それが一緒になるからこそ面白くて……」と自身も今回の舞台を楽しみにしていることを明かした。松岡昌宏は勝家の使用人で庭師の平次役を務める。さらに、見どころについて聞かれた松岡昌宏は、勝海舟の長女・ゆめを演じる松岡茉優について、「天真爛漫な女優でございますからね。その良さが役にも出ていると思うので、そこをキャッチしていただければ……」とコメント。

松岡茉優は、稽古中に“ここどうしようかな?”と迷っている時に、獅童と松岡昌宏が「いつも気にかけてくれた」と話し、「優しい兄きが二人いる感じ」と先輩の2人に信頼を寄せている様子。また、演出の三谷に「新橋演舞場の舞台は初めてなので、ぜひ花道を歩きたかった。歩きたかったです!」と直訴するも、三谷に「じゃあ、いま歩いてくれば」と冷たく返されてしまい、「今は歩かないですけど~」と応えて、会場に笑いを誘った。

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三谷は、獅童と松岡昌宏について「僕からいろいろ演出の注文をしても、『それは出来ない』と絶対に言わないし、瞬時にそれをやってくれる。しかも論理的になぜそれが必要かを考えてやってくれる。本当にやりやすい」と絶賛していた。

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舞台「江戸は燃えているか」は3月3日~3月26日まで新橋演舞場にて上演

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