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2018年12月9日 12:36

初単独座長の「ふぉ~ゆ~」の松崎祐介「次回作があるならまた出たい」とやる気!舞台『デルフィニア戦記~動乱の序章~』開幕

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

ジャニーズ事務所のユニット「ふぉ~ゆ~」の松崎祐介が初の単独主演に挑む舞台『デルフィニア戦記~動乱の序章~』が12月8日(土)東京・渋谷区文化総合センター大和田さくらホールにて初日を迎えた。

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(左から)林翔太、佃井皆美、松崎祐介、秋本奈緒美

本作は、茅田砂胡の同名ファンタジー小説が原作。デルフィニア王国を舞台に、国王のウォルと、異世界から来た少女リィを中心にした物語が描かれている。2017年に舞台化されており、今回はその続編にあたる。脚本・演出は前作に引き続き児玉明子が務める。

国王ウォルを慕ういとこのバルロが「叔父を討つ」とウォルに挙兵の許可を求めにやってくる。一方、王女リィの周りにも怪しい影が現れる。二つの出来事の裏には国王失脚の陰謀があった――。

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初日を終えた後に行われた会見には松崎、王女リィ役の佃井皆美、侍女・シェラ役の林翔太(ジャニーズJr.)、叔母アエラと魔法街に住むおばばの二役を演じる秋本奈緒美が出席した。松崎は「あたたかいお客さんに包まれてリラックスして演じる事ができた」と満足そう。今回初単独座長を務める事について「いつもは3人(ふぉ~ゆ~の福田悠太、辰巳雄大、越岡裕貴)いますからね」と一人で座をひっぱる事にやや緊張の色を見せる。というのも松崎はふぉ~ゆ~で出演する別の舞台『ENTA!4U.Zeppin de SHOW』の東京公演と大阪公演の合間にこの作品に出演する、という離れ業となったため、なかなか本作の稽古場に顔を見せられなかったという背景がある。だが「稽古場にいっぱい差し入れをしました。特におかきを」と屈託のない笑顔を見せる松崎に、佃井や林が「最初のうちに稽古場をあたためてくれたのでまとまる事ができた」と座長に感謝していた。

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今回女性役に挑む林は「女性の大変さが分かりました。メイクに着替えが大変!髪のさばき方も大変」と自分の長い髪を指で触りつつ述べる。「でもだんだん慣れてきたので、うまくなっていくと思う」と前向き。役の姿になった自分を鏡で見てどう思う?と質問されると、「まんざらでもないですね」と笑顔。「タイプの女性か?」という質問には「いたら惚れちゃうかもしれない」とコメントし、笑いを誘っていた。

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林が演じるシェラとの立ち回りの場面について、アクションに定評がある佃井は「稽古初日から楽しくて!刀の受けがすばらしく、どんな速さで刀を合わせても受けてくれるのがリィとしても嬉しいです」と専門的な視点から感想を述べる。すると林は「『滝沢歌舞伎』で鍛えられましたから。積み上げたものをここで出したいです」とコメント。すると松崎は「僕も堂本光一くん(KinKi Kids)のミュージカル『SHOCK』に10年以上出させてもらっている。その経験が本作に活かされています」と対抗するように話し出し、お互い素晴らしい先輩の影響を受けて今がある事を噛みしめていた」

また佃井は松崎のウォルについて「稽古場で絶対忙しいはずなのにまったくその素振りを見せない。昨日はいなかったのに違和感なく稽古をしていて、雰囲気を明るくし、天性のものを持っています。懐の深さがウォルそっくり」と語ると「こう見えても国王だから」と松崎。秋本も「この国王は稽古場で変な事ばかりしています。お母さんとしては怪我無く無事にやりきってほしい」と見守っていた。

最後に松崎は「一人で10年以上やれる作品があれば、という企みがあります。この物語の先の話って気になりませんか?次回もデルフィニアがあるならやりたいです」と息巻いていた。

舞台『デルフィニア戦記~動乱の序章~』は、12月8日(土)から13日(木)まで、東京・渋谷区文化総合センター大和田さくらホールにて上演される。

 

 

 

 

 

 

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