取材:記事・写真/RanRanEntertainmnet
愛媛県新居浜市市制80周年記念作品として製作された映画『ふたつの昨日と僕の未来』の初日舞台挨拶が12月22日(土)、東京・シネマート新宿で行われ、主演の佐野岳、大森研一監督、主題歌を担当した水樹奈々、そして新居浜市の石川勝行市長がスペシャルゲストとして登壇した。
本作は愛媛県出身の大森監督が原案から脚本までを担当、オール新居浜ロケが敢行された。マラソンランナーとしてオリンピックをめざしながら、怪我によって現役を断念する佐野演じる主人公・海斗がふとしたキッカケで成功した自分がいる別の世界に紛れ込む。佐野は「パラレルワールドと現実の世界を海斗が行き来しながら成長していく物語」と説明した。
「地元新居浜をやっと全国にお届けできる日が来た!ということでうれしくて興奮しています」と挨拶した同市の観光大使を務める水樹は、「監督から映像を送っていただき、リアルに想像しながら作詞した」ことを明かした。水樹の主題歌について、佐野は「エンディングに流れてくる主題歌は本作にピッタリの曲でありがたいなと思いながら聴いていました。耳から離れないです。いろんなところで口ずさんでいました。まだ、リリース前だったんで、ラジオで監督と二人で口ずさんでいました」と絶賛。そして会場からのリクエストに応じ、佐野「♪サーチライト!」、監督「♪フフッ(と相づち)」、佐野「♪弛まぬ道筋を~」と、ワンフレーズながら二人で大盛り、水樹も「最高です!愛を感じました」と大喜びだった。
この後、新居浜市の石川市長も登壇して新居浜市をアピール。瀬戸内海に面した新居浜の風景がふんだんに映し出されるところも本作の見どころである。
12月22日(土)よりシネマート新宿ほか順次全国公開される。