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2019年2月8日 00:48

窪田正孝、柚希礼音 初めてのアングラ演劇を熱演!『唐版 風の又三郎』いよいよ開幕

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

2月8日(金)より開幕するBunkamura30周年記念シアターコクーン・オンレパートリー2019『唐版 風の又三郎』の質疑応答取材会および公開ゲネプロが、2月7日(木)に行われ、取材会には窪田正孝、柚希礼音、北村有起哉、風間杜夫、ならびに演出の金守珍が登壇した。

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宮沢賢治の「風の又三郎」にギリシャ神話、シェイクスピアの「ヴェニスの商人」などをつきまぜながら誕生した唐十郎の傑作舞台を劇団・梁山泊主宰の金守珍が演出を務める。

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窪田は「(唐十郎のアングラ演劇という)分らない世界に飛び込んでみたいと思い、お仕事させていただきました。言葉では言えない何かを感じているので、(開幕を迎え)楽しくて、ワクワクしています」と語り、柚希も「右も左も分らないところからお稽古が始まりました。大先輩の方々に教わりながら今日まで来ることができました。エネルギーをもって丁寧に演じてみようと思います」と意気込み、さらに「(休憩中は)唐十郎さんのこと、アングラ芝居のことなど、楽しい会話の中からをいろいろと学ばせていただきました」と手応え十分の様子だ。

北村は「主役の二人がすごいです。安定感抜群です。さらに、(風間筆頭に)おじさんたちの破壊力が凄くて、早くお客さんの前でやりたいです」と意欲満々の姿勢を見せる。

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演出の金は「すばらしいスタッフ、キャストにより、唐十郎の最高傑作を蜷川幸雄、唐十郎二人の師匠の弟子として、シアターコクーンで継続していきたい」と唐十郎作品5作に取り組む意向を示し、本作の見どころについて、「唐十郎の作品は“ファンタジックホラード”と命名しています。日常の世界ではなく、死者との交流、死者たちの叫び声など、日本歴史の中でいろいろな悪夢があって、それをファンタジーとして掘り起こしている。シアターコクーンにふさわしい美しい作品に仕上がっていますので、楽しみにしてください」と語った。

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最後に柚希が「唐十郎の世界観を体感していただくため、たくさんの方にいらしてください」と呼びかけ、窪田は「文化村が赤テントに変わります。目に映る全てが本物なのかファンタジックなものなのか分らなくなります。目で確かめてください」と訴え、取材会を締めくくった。

2月8日(金)~3月3日(日)Bunkamuraシアターコクーン
3月8日(金)~13日(水)大阪・森ノ宮ピロティホール

 

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