斎藤工、「松田聖子さんの声に鼓膜がとっても幸せな気持ちになりました」 映画『家族のレシピ』ふるまいスープ付き上映会
2019/3/29 09:11
取材:記事・写真/RanRanEntertainment
3 月 9 日より全国公開中の日仏シンガポール合作映画『家族のレシピ』。主演・斎藤工とヒロイン役・松田聖子、初の 2 ショットによる“ふるまいスープ”付き上映会舞台挨拶が3月28日(木)、シネマート新宿にて行われた。当日の舞台挨拶は、なんとニッポン放送の名物アナウンサー・垣花正アナの司会で始まった。「ラーメン・テーというのは“ふるまいスープ”のこと。映画を観たら、ものすごく食べたいという気持ちになります。食べたいなと思った味が映画を観終わって後の扉を開けるとスープが待っています」とふるまいスープ付き上映会の趣旨説明を行った。
そして、その嬉しい仕掛けの噂を聞きつけた斎藤&松田が登場すると、「聖子~!」「聖子ちゃん」と男性・女性たちの大歓声が飛んだ。
この後は写真を見ながらのトークになり、1枚目はシンガポールの川辺で二人が並んで座っているシーン。斎藤がこのシーンについて「美樹さん(松田)にお会いしてバクテー(シンガポールのソウルフード)の由来を説明いただいている、とても大事なシーンで、ドキュメンタリーの始まりのようなシーンでした」と解説。一方の松田は「真人さん(斎藤)に『昔はこうだったのよ』って説明するのに、とても緊張したことを覚えています」と振り返った。
そして2枚目はベルリン国際映画祭(2月開催)でのエリック・クー監督を交えた3ショット。監督や斎藤、松田も出席してのディナー付き上映は評判を呼び、チケットは即日完売するほどの盛況ぶりをみせたという。話題はクー監督に飛び、斎藤は「スタッフ陣がみな聖子さんのファンで、クランクアップの際、皆が聖子さんのCDにサインをねだった」ことを披露した。
3枚目はニューヨークタイムズに本作が写真入りで紹介された写真。同紙では「単におなかが減るだけの映画ではなく戦争が残した傷を、食を通じて癒やし、そして赦すという想像していなかった展開に涙する映画」と高く評価している。
斎藤工主演、松田聖子共演の映画『家族のレシピ』は全国公開中。