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2019年7月24日 12:59

星野源、高畑充希にまんじゅうを両目に投げられ、痛くて面白かった! 映画『引っ越し大名!』 完成披露試写会

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

星野源主演による映画『引っ越し大名!』の完成披露試写会が723()、都内で行われ、星野源のほか、共演の高橋一生、高畑充希、及川光博、小澤征悦、正名僕蔵、飯尾和樹、そして犬童一心監督が登壇した。

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左から:飯尾和樹、小澤征悦、高畑充希、星野源、高橋一生、及川光博、正名僕蔵、犬童一心監督

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大分の日田に国替えされることとなった姫路藩。お城ごと引っ越すというストーリーに因み、幕が上がると姫路藩の藩主(及川)、そして引っ越し奉行(星野)筆頭に家臣を演じたキャストたちが姫路城を引きずって舞台前面に整列した。

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引っ越し奉行を突然任されるひきこもり侍・片桐春之介を演じた星野は「脚本が面白くてしようがなく、すぐ出たいですとお話させていただきました。僕の役は、家でなく職場の書庫番にずっと引き籠もって大好きな本を読んでいる。(高橋演じる春之介の幼馴染で武芸の達人)鷹村に引きずり出され、本の知識が生きて、どんどん大きくなっていく男の話。時代劇でも見たことのないストーリーで、笑っちゃって、しかも最後には感動するし、こんな時代劇はなかなか無いなと思いました」と語る。

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紅一点、前引っ越し奉行の娘で春之介に引っ越しのアドバイスをする於蘭を演じた高畑は「源さんより10歳くらい下なんですけど、姉さん女房感が出たほうがいい役で、しかも子持ちバツイチ。時代劇はあまりやったことがなかったので、所作の先生になんでなんで星人のごとく、聞きまくって教わって。一生さんは所作をやられているから、動きが美しくて、見とれる前に勉強しなきゃと一心に頑張りました」と振り返った。

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前々日にツアーファイナルを終え、声が枯れていると指摘された及川は、引っ越し大名と呼ばれた実在の松平直矩を演じたことについて「プレッシャーを感じるというより、(直矩に)お会いしたことがないので(笑)、エンタテインメント作品に向き合ったという感じです。(殿様としての)存在感の重さと軽さを維持して演じました。スイッチングというか・・・(笑)」と答える。

春之介に仕事丸投げ、パワハラの上司・佐島竜五郎を演じた正名は「基本、(春之介との)コミュニケーションは恫喝(どうかつ)だったです。私が人生で受けた恫喝を思い出して、現場に入りました(笑)。春之介が恫喝心を誘発するようななんとも言えない表情をするので、まんまと乗せられ気持ち良く恫喝させていただきました」と嬉しそうに語るが、星野は「正名さん演じる佐島が本当にムカつくヤツなんですよ。本当にハラが立つので、今は我慢という感じだった(笑)」と明かした。

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リストラの対象となった姫路藩士・高橋四郎を演じた飯尾は「(撮影)前日は緊張して、しっかりトリートメントしてきたんですけど、ズラだった」と笑わせ、「監督からは『ちょっとしたたかな感じで』と言われてやったんですけど、源君の器がデカくて、僕のショートバウンドも全部キャッチしてくれました」と星野を称賛した。

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印象に残っている撮影地について、星野は“淡路島”を掲げ、「結構大変な殺陣シーンがあるんですけど、そこは砂浜で皆さんヘトヘト状態。お殿様(及川)はずっと駕籠の中に入っていて、激暑で大変でしたね」と振り返る。駕籠の中の及川は「去年の6月は猛暑で、とにかく暑かった。お殿様は皆さんよりもいい衣装で、豪華すぎで暑かった!」と語った。

及川から“かっこよかった”と称賛された武芸の達人役の高橋は「槍が重すぎて!3メートル強のジェラルミンで、砂浜にズボッと刺さった瞬間は怪我をしないかドキドキしながら撮影していました」と謙遜した。

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高畑は撮影時のエピソードとして“春之介におまんじゅうを投げるシーン”を掲げた。「1回目を投げたら、(星野の)右目にヒットし、ヤベっと思って、絶対に顔に当たらないようにしなきゃと思って、2回目を投げたら左目に当たって、もう終わったと思った」と反省しきりだった。星野は「まさか両目に来るとは思わず、痛くて面白かったです」と振り返った。

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さらに、トークが続く。春之介が無理難題を突きつけられたように、これは無理だったなと思われた最近のエピソードは?「いきなり?映画の話とは別じゃないですか。それ無理難題です」と及川が指摘するが、指名された小澤は“激辛の中華料理”を掲げ、「作った後にも山椒や胡椒を(料理本体が)見えなくなるほどかけて、料理している人もむせながら作っている。食べた瞬間、毛穴全部が開いて滝のような汗・・・・。これ、映画とは全然関係ないですね」と苦笑していた。

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さらに、春之介が“カタツムリ”という渾名で呼ばれていたことから、キャスト皆さんに渾名を付けるよう指名された飯尾は「星野さん、高橋さん、ミッチーさん、ギュッと詰めてもらって。この3人で国産ホワイトアスパラです!十勝名産です。その生産者が小澤さん、その三女が高畑さん。アスパラ泥棒が監督で、正名さんが泥棒スルーの老犬」と一通りの渾名と配役を指名したところでお開きとなった。

映画『引っ越し大名!』(配給:松竹)は、830()より全国公開される。

©2019「引っ越し大名!」製作委員会

 

 

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