小栗旬、沢尻エリカとは素敵なラブストーリー、二階堂ふみとはドロドロ!映画『人間失格 太宰治と3人の女たち』 ジャパンプレミア

2019/7/26 16:51

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

「人間失格」の作者・太宰治のスキャンダラスな恋と人生を大胆に描いた『人間失格 太宰治と3人の女たち』のジャパンプレミアが7月25日(木)、丸の内ピカデリーにて行われ、主役の太宰を演じた小栗旬、太宰の愛人で弟子・太田静子を演じた沢尻エリカ、最後の愛人・山崎富栄を演じた二階堂ふみ、編集者・佐倉潤一役の成田凌、そして蜷川実花監督が登壇した。

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実花監督は、本作について「現場では手応えしか感じなくて、完成したモノを観ると、なんですごいのが撮れちゃったんだろうって(笑)。私の力だけでなく、ありとあらゆる奇跡が重なってできた映画だと思っています。かなり自信のある作品なので愉しんでください」と胸を張る。

さらに、監督は本作映画化の経緯について、「最初、“人間失格”自体を映画化しないかという話をいただいて、調べていく内に太宰本人の方が面白い。三人の女性(宮沢りえ演じる太宰の正妻・美知子、太田静子、山崎富栄)がそれぞれ手記を残していて、それを読むにつれて、オリジナルを創ってみたいと思いました。脚本を作っていくうちに、これは絶対に小栗君しかいない。小栗君しか思いつきませんでした」と振り返った。

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小栗は「(指名されて)うれしかったです。脚本を読ませていただき、大変そうだなと思ったんですけど、やらなかったら役者としてどうなんだろうと思うくらい素晴らしい脚本でした」と称賛。また、才気と色気に溢れた太宰を演じ、「楽しかったです。沢尻(エリカ)さんとはとても素敵なラブストーリーを、(二階堂)ふみちゃんとはどろどろとした時間もありましたし、佐倉君(成田)には大体文句をいっているという・・・・、皆と素敵な期間を過ごせました」と満足げに語った。

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沢尻は「自分の感情、欲望に貪欲な女性を演じたんですけど、楽しかった。それしかなかったです。また実花さんとの映画で、(前回は『ヘルタースケルター』という体当たりの役で)今度はどんな思い役が来るのかと思ったんですけど、本当にこんなんでいいのかしらって思うくらい楽しかったです。(演じていて)ちょっと苦しい部分もあったかもしれないけど、恋しているっていうのが勝っていた」と振り返る。

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二階堂は「(未亡人でありながら、恋に落ち太宰と一緒に死にたいと願う役で)確かにジメジメしていたかと思いますけど、修治さん(太宰の本名)が圧倒的で、現場に現れただけで、空気が変わる存在感でした」と小栗を信頼して撮影に臨んだことを明かした。

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作中にはさまざまなキャラクターが登場し禁断の恋を繰り広げるが、“もし、死ぬほどの恋をするならば、誰と?”という質問に、小栗は「今回のキャラクターたちは難しいです。申し訳ないけど、富栄さん(二階堂)は、ちょっとキツいので・・・」と駄目出し。沢尻が「死んじゃうもんね」と口を挟み、慌てて成田がネタバレを指摘するシーンも。小栗は「ネタバレでもないでしょう。皆知っている話だもんね」と沢尻をかばった上で、「やっぱり美知子さん(宮沢りえ)ですかね。帰る場所があるっていうのはいいです」と語った。

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続いて沢尻は「千葉(雄大)が演じた弟なんですけど、薫っていう、かわいいんですけど、とても芯があるので、いいなと思います」と答え、小栗は「あの人しっかりしている。いい子だよ」と納得顔。実花監督は「よく見つけたね」と、皆、薫でなく千葉雄大にぞっこんという感じだった。

そして、実花監督は「私は結構ダメな男の子が好きなので、King of ダメの太宰さん。これ以上ダメな色っぽい男は創れないというところまで頑張ろうと思ったので、相当色っぽくて、ダメだけど、説得力のある男になっていると思います」と結んだ。

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最後に、本作が9月に世界三大映画祭のひとつ、ヴェネチア国際映画祭での上演が決まったことが告知された。小栗は「すごく日本を感じられる作品で、いろいろな日本のいいところが出てくるし、昔の三鷹の街並みを京都で撮影していますが、改めて観ると、すごいいい絵だなと。(太宰は)日本の文化じゃないと生まれてこなかった作家だと思うし、作家と編集者の関係も日本独特だと思うので、外国人の人たちがどう楽しんでくれるか興味があります」とコメントした。

『人間失格 太宰治と3人の女たち』(配給:松竹 アスミックアース) R-15
©2019 「人間失格」製作委員会
9月13日(金)丸の内ピカデリーほか全国ロードショー

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