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2019年8月31日 14:02

キスマイの藤ヶ谷太輔、ドン・ジュアンに抱かれる気持ちで来ていただければ!ミュージカル『ドン・ジュアン』開幕

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

ミュージカル『ドン・ジュアン』の公開ゲネプロが830()TBS赤坂ACTシアターにて行われた。ゲネプロ終了後にはタイトルロールを演じるKisMyFt2の藤ヶ谷太輔、共演の蓮佛美沙子、鶴見辰吾、そして潤色・演出の生田大和が囲み取材に出席した。

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本作は、ヨーロッパを中心に広く知られる“ドン・ジュアン伝説”を、フェリックス・グレイ作曲による情熱溢れる名曲でミュージカル化した作品。2004年にカナダで初演され、その後パリや韓国でも上演され、フレンチミュージカルとして大好評を博し、2016年宝塚歌劇で日本初上演されている。

出演者は主人公ドン・ジュアンに藤ヶ谷太輔、マリアに蓮佛美沙子、ジュアンの父親役に鶴見辰吾のほか、平間壮一(兵士ラファエル:マリアの婚約者)、上口耕平(ドン・カルロ:ジュアンの親友)、恒松祐里(エルヴィラ:ジュアンに恋する修道女)、吉野圭吾(騎士団長/亡霊:マリアの父)、春野寿美礼(イザベル:ジュアンがかつて愛した女)など豪華キャストが出演している。

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囲み取材では、藤ヶ谷は開口一番、「今ゲネプロが終わりましたけど、疲れましたね」と語り、「何もかもが初めてなので、エネルギーを使いました。皆と一緒にいいキャラクターを作っていただいたと思います」と満足げな表情を浮かべた。

生田は、藤ヶ谷について「普通のミュージカルに較べても、踊りが多いし、歌も多いですし、役柄的にも人の理解を超えて自分勝手に生きている人間なので、難しいと思うんですけど、それを舞台の上で見事に演じきってくれたと思います」と讃える。さらに生田は「一番望んだのは彼の元々備えている色気。彼の人格にある素直さとはかけ離れているので、そこが一番大変だったんじゃないかなと思いつつ、殻を打ち破ってドン・ジュアンとして舞台についてくれたことが一番嬉しいなと思います」と語った。

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藤ヶ谷はセクシーなプレイボーイという役作りについて、「女性を乱雑に扱うというのが、全然できなかった。でも、自分がやらないと、押された女性もリアクションがとれない。相手のためにも、心をドン・ジュアンにしました。ダンスとかで女性との絡みは、僕は初めてなんです。振付けで平気で『胸を触って』っていうキーワードが出てくるんです。『エッ、胸触るの?いいのかな』みたいな」と照れ笑いを浮かべる。

「胸だけじゃないんですけど、いろんな人とキスして」と応酬する蓮佛は、「立っているだけでセクシー。最初は、プレイボーイというより、そんなことなかなかないというテンションでいらっしゃった。それが、どんどん本当に酷い男だなっていうふうに見えるようになった。元々もってらっしゃる色気をプレイボーイに昇華させて、素敵だなと思います」と語った。

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ミュージカル初挑戦の藤ヶ谷は「苦労してますね。気持ちよく歌えるところと、まだまだ語尾までしっかり意識するところ、息の使い方など。J-POPとは違うけれど、普段歌うところは共通しているので、両方に活きるかなと信じながらやっています」と語る。さらに初挑戦のフェンシングについて、「フェンシングは5日くらいの練習で、基礎レッスンやるからって呼ばれたら、(いきなり)振付けされて、振付師に『違うんだ、オマエは』って怒られた。聞いたことのない単語や動きが出てきて。でも頑張りました」と胸を張った。確かにゲネプロでは見事な剣さばきを見せていた。

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さらに蓮佛との激しいラブシーンに話題が及び、藤ヶ谷は「何度も共演しているんですけど、これだけ濃い時間を過ごすことはないので、いい想い出というか・・・」と歯切れが悪そうだが、蓮佛は「すごく楽しいです。観てくださる方にはキャーっていう気持ちになられると思うんですけど、こっちは必死というか、楽しみながら、位置というか、見せ方を考えて、ベッドシーンでは『すごく愛している』ってシーンなので、その気持ちを大事に楽しくやっています。必死です」と楽しそうに語った。

皆さんにどんなところを見てもらいか?という質問に、藤ヶ谷は「女性とのキスシーンがあるので、ファンの皆さんには、嫌だなと思うかもしれませんが、観ている途中に、『私もドン・ジュアンに抱かれたい』と思ってもらえる気持ちになってもらいたい。抱かれる気持ちで来ていただければと思います。そしてこの作品のエネルギーとパッションを受け取ってもらいたいです」と締めくくった。

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上から:①恒松祐里&鶴見辰吾、②春野寿美礼&上口耕平、③平間壮一

 

公開ゲネプロでは、色鮮やかな舞台に歌唱、踊りが繰り広げられる中、藤ヶ谷がストーリーを動かしていく。セクシーなドン・ジュアンを藤ヶ谷が見事に演じきっている。キャスト陣の伸びやかで透明な歌声も聞きどころ。

【東京公演】830()918() TBS赤坂ACTシアター 全23公演
【愛知公演】101日(火)~105日(土) 刈谷市総合文化センター アイリス大ホール 全7公演

 

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