キスマイの藤ヶ谷太輔、ドン・ジュアンに抱かれる気持ちで来ていただければ!ミュージカル『ドン・ジュアン』開幕
2019/8/31 14:02
取材:記事・写真/RanRanEntertainment
ミュージカル『ドン・ジュアン』の公開ゲネプロが8月30日(金)、TBS赤坂ACTシアターにて行われた。ゲネプロ終了後にはタイトルロールを演じるKis-My-Ft2の藤ヶ谷太輔、共演の蓮佛美沙子、鶴見辰吾、そして潤色・演出の生田大和が囲み取材に出席した。出演者は主人公ドン・ジュアンに藤ヶ谷太輔、マリアに蓮佛美沙子、ジュアンの父親役に鶴見辰吾のほか、平間壮一(兵士ラファエル:マリアの婚約者)、上口耕平(ドン・カルロ:ジュアンの親友)、恒松祐里(エルヴィラ:ジュアンに恋する修道女)、吉野圭吾(騎士団長/亡霊:マリアの父)、春野寿美礼(イザベル:ジュアンがかつて愛した女)など豪華キャストが出演している。
生田は、藤ヶ谷について「普通のミュージカルに較べても、踊りが多いし、歌も多いですし、役柄的にも人の理解を超えて自分勝手に生きている人間なので、難しいと思うんですけど、それを舞台の上で見事に演じきってくれたと思います」と讃える。さらに生田は「一番望んだのは彼の元々備えている色気。彼の人格にある素直さとはかけ離れているので、そこが一番大変だったんじゃないかなと思いつつ、殻を打ち破ってドン・ジュアンとして舞台についてくれたことが一番嬉しいなと思います」と語った。
「胸だけじゃないんですけど、いろんな人とキスして」と応酬する蓮佛は、「立っているだけでセクシー。最初は、プレイボーイというより、そんなことなかなかないというテンションでいらっしゃった。それが、どんどん本当に酷い男だなっていうふうに見えるようになった。元々もってらっしゃる色気をプレイボーイに昇華させて、素敵だなと思います」と語った。
皆さんにどんなところを見てもらいか?という質問に、藤ヶ谷は「女性とのキスシーンがあるので、ファンの皆さんには、嫌だなと思うかもしれませんが、観ている途中に、『私もドン・ジュアンに抱かれたい』と思ってもらえる気持ちになってもらいたい。抱かれる気持ちで来ていただければと思います。そしてこの作品のエネルギーとパッションを受け取ってもらいたいです」と締めくくった。
上から:①恒松祐里&鶴見辰吾、②春野寿美礼&上口耕平、③平間壮一
公開ゲネプロでは、色鮮やかな舞台に歌唱、踊りが繰り広げられる中、藤ヶ谷がストーリーを動かしていく。セクシーなドン・ジュアンを藤ヶ谷が見事に演じきっている。キャスト陣の伸びやかで透明な歌声も聞きどころ。
【東京公演】8月30日(金)~9月18日(水) TBS赤坂ACTシアター 全23公演
【愛知公演】10月1日(火)~10月5日(土) 刈谷市総合文化センター アイリス大ホール 全7公演