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オダギリジョー、「エンドロールも力を入れて撮ったので最後まで観て!」とこだわりの演出を明かす 映画『ある船頭の話』

2019/9/14 21:53

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

オダギリジョーが長編初監督を務めた映画『ある船頭の話』が913日に初日を迎え、都内にて行われた舞台挨拶にオダギリ監督をはじめ、主演の柄本明、共演の川島鈴遥、村上虹郎が登壇した。

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本作は、『恋する惑星』(94)、『ブエノスアイレス』(97)で知られる巨匠クリストファー・ドイルを撮影監督に迎え、オダギリがこだわりの演出でメガホンを取った。1人の少女(川島)との出会いを機に人生を狂わせていく船頭・トイチ(柄本)の姿が描かれる。村上が彼を慕う村人・源三を演じている。

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初日を迎えたオダギリ監督は「初日が早く来ないかなという気持ちと、もうちょっと待ってほしいという気持ちと両方ありました」と緊張の面持ちで挨拶。

主人公のトイチのキャスティングについてオダギリ監督は、「日本の俳優で誰がいいかな、と考えているときに最初に頭に浮かんだのが柄本さんだった」と話した。

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柄本はオダギリの監督ぶりについて聞かれると、「志の高い、すばらしい監督!」と絶賛した。また、今作は、第76回ヴェネチア国際映画祭ヴェニス・デイズ部門に出品され、オダギリ監督、柄本、村上も現地入りを果たした。観客の反応を聞かれると、オダギリ監督は、「めちゃくちゃ良かったんです。あまりの反応の良さに恐縮してしまった」と驚きの表情を見せた。さらに、「エンドロールが流れてすぐ拍手が始まったんだけれど、エンドロールも結構力を入れて作ったので、最後までしっかり観て拍手してほしかった」と不満も漏らしていた。

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今作には渡し舟に乗る客人として様々な人たちがゲスト出演し、作品を彩っている。印象的な共演者を聞かれた柄本は「古い友人である笹野高史が出ていて、普段は仲悪いんですけど、現場では仲良く過ごしてました」と冗談交じりに話し、会場に笑いを誘う。ほかにも細野晴臣やくっきー!(野性爆弾)など俳優にとどまらず、様々なジャンルからゲストが出演していることを明かしていた。

 

当日は、クリストファー・ドイルを撮影監督から初日を祝福するメッセージが上映され場面もあった。ドイル監督は「ジョーには本当に感謝している。映画への情熱を分かち合うチャンスをくれた」と喜びを伝え、「ジョーからは『昔の日本映画のように撮りたい。カメラを動かさずワイドに撮ってくれ』とリクエストがあった。この映画の良さを本当にわかってもらうために劇場で観てほしい!」とコメントを寄せた。音楽や音にも徹底的にこだわり抜いたというオダギリ監督も「上映する劇場も自分で足を運んでチェックしたので、是非劇場で観ていただきたい!」と熱烈にアピールした。

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また、オダギリは、ドイル監督から「今回は、我々の2本目の作品だ。1本目が『宵闇真珠』(ドイルが監督を務め、オダギリが主演)、『ある船頭の話』が2本目。あと30本は一緒に作ろう!」という嬉しいメールをもらっていたことを打ち明け、「あと30本撮るまで、お互い生きてられるかわかんないですけどね」と楽しそうに話していた。

今作は、現時点で韓国の釜山映画祭、カナダのモントリオール・ニュー・シネマ映画祭、中国のピンヤオ映画祭、香港アジア映画祭、トルコのアンタルヤ映画祭、ハワイ国際映画祭、台北金馬映画祭、エジプトのエル・グーナ映画祭に出品、上映されることが発表された。

(取材・福住佐知子)

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