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のん、再びすずさん役に挑めることができて本当によかった!映画『この世界の (さらにいくつもの) 片隅に』第32回東京国際映画祭

2019/11/5 13:36

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

アニメーション映画『この世界の (さらにいくつもの) 片隅に』【特別先行版】が114日(月・祝)に、第32回東京国際映画祭特別招待部門にてワールドプレミア上映され、のん(すず役)、岩井七世(リン役)、片淵須直監督、そして主題歌と劇中楽曲を担当したコトリンゴが登壇した。

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左から:コトリンゴ、のん、片淵須直監督、岩井七世

 

本作のベースとなっているのは『この世界の片隅に』(2016年公開)。第二次世界大戦中の広島・呉を舞台に、大切なものを失いながらも前を向き、日々の暮らしを紡いでいく女性・すずの姿が描かれ、日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞、仏・アヌシー国際アニメーション映画祭優秀作品賞など国内外で大きな反響を呼んだ。新作の『この世界の(さらにいくつもの)片隅に』では、さらに新しいエピソードが盛り込まれる。

片渕監督は「3年ぶりに帰ってきた気分」と表現、さらに「長い映画ですが、まだ(製作の)途中でして、あと数分長くなります。今日帰ったから作業します(笑)。長い長い映画にお付合いいただき、すずさんの長い人生を感じていただけたらと思いました」と挨拶。

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すず役を演じたのんは「私自身、期間を置いてから同じ役に挑むのは初めての経験だったので、緊張したけれど、作品を見返したり、原作を読み直して、新しいシーンにはどう解釈しようかを考えていくうちに、すずさんの皮膚感が甦ってきました」と手応えを口にした。

リン役の岩井は「私も、新しく入ったシーンを楽しみにしていたので、呉を訪れたり、前作を10回くらい映画館に観にいったり。本作のファンだったので、とても緊張しました。なるべく、気張らず、リラックスして、監督の言葉に耳を傾けて臨みました」と収録時を振り返った。

今回書き下ろし4曲およびエンディング曲『たんぽぽ』を提供したコトリンゴは、「前作で作ったそれぞれの登場人物の音楽を発展させる形で自然と繋がるようにと作りました。『たんぽぽ』も(今までの)イメージとそんなに変えたくなかった。でも、なんとなく名残惜しい重厚感を出したかった・・・」と曲作りについて説明した。

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今作では、リンと周作(細谷佳正)の秘密に触れられたり、新たなエピソードが追加されているが、のんは「(二人の秘密について)すごく複雑な気持ちになりました。すずさんの中で、リンさんの存在が大きかったというシーンがたくさんあるし・・・。リンさんが、すずさんに『絵を描いてほしい』と言ってくれた初めての人で、すずさんは自分の中にあるものをリンさんに認めてもらえたということを心の拠りどころにしていたと思います。その中で周作さんとの秘密は、すずさんにとってどこに感情を置けばいいのか、戸惑っている気がしました。感情が入れ替わり立ち替わりの複雑な部分は(演じていて)難しいなと思ったりしました。スタジオで監督に演出していただき、気付ける部分や自分もたくさん気付けるところがあって、再び(すずさん役に)挑めることができて本当によかったと思います」と満足げだった。

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のんは、最後に12月全国公開に向け、「あらたな気持ちで観ることのできる映画ですので、たくさんの人にお薦めしていただければうれしいです」と締めくくった。

アニメーション映画『この世界の (さらにいくつもの) 片隅に』は1220日(金)よりテアトル新宿、ユーロスペースほかで全国公開される。

©2019こうの史代・双葉社/「この世界の片隅に」製作委員会

 

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