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2019年12月24日 13:19

20年ぶりのスクリーンに挑んだ長渕剛、急病で完成披露舞台挨拶を欠席!映画『太陽の家』

取材:記事/RanRanEntertainment

長渕剛がデビュー40周年を迎え、映画『太陽の家』で20年ぶりに俳優としてスクリーンに蘇る。長渕剛の主演映画『太陽の家』の完成披露&X’masイベント上映会が1223()TOHOシネマズ 六本木ヒルズで行われた。

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舞台挨拶には飯島直子、山口まゆ、潤浩(ゆんほ・子役)、広末涼子、そして権野元監督が登壇。当初出演予定だった長渕は突然の欠席、客席からは落胆の声が上がった。

長渕は本作を引っさげてのシネマ&ライブツアー最終日終了後、腹部の激痛と高熱を訴え、1220日、都内の病院に救急搬送され入院中。急性腎盂(じんう)腎炎と診断され、絶対安静の状態が続いている。

319A2223s2019年4月25日撮影

 

長渕本人からのメッセージが代読された。「残念で仕方がない。そこへ行きたかった。体は病室から出ることを許されなかったけれど、心は皆と同じ場所にあると思っています。 <中略> 今はしっかり治して、新しい年の初日の舞台挨拶には必ず元気な姿を見せます。劇場で会いましょう」と結ばれており、観客も回復を祈っていた。

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冒頭の挨拶では、広末が「(私は)画力弱いので、長渕さんがいないから、どうしようって。(客席には)長渕さんのタオルを掛けられている方、長渕さんみたいな(格好の)方がたくさんいらっしゃる中、申し訳ない気持ちでいっぱいだったのに、飯島さんから『涼子ちゃん、もみの木みたいになっているよ』と言われ、心が和みました。今日は私たちだけで頑張ります」と意気込んだ。

本作は、しっかり女房(飯島)、年頃の娘(山口)とともに幸せに暮らす主人公・大工の棟梁川崎信吾(長渕)がシングルマザーの池田芽衣(広末)と出会う。父親を知らずに育った芽衣の息子(潤浩)を、単純だけど実直な一人の男の「愛」が少年の心を成長させていくという物語。

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その撮影時のエピソードについて、飯島は「食卓のシーンが印象的だった。監督に『この家族はものすごく食べる家族だ。とにかく口にいっぱい含んでくれ』と言われ、私とまゆちゃんはいっぱい食べているにもかかわらず、長渕さんのアドリブで『よっしゃ、ここで納豆の一気食いをやろう!』って言い出したんです。ただ(本編には)使われていませんでした」と苦笑。監督は「楽しかったんですけど、ほとんど川崎家の食卓で終わってしまうので、ブルーレイの特典の方で愉しんでください」と弁明した。

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また、山口は長渕とのバトルシーンについて、「最後にビンタされました。(事前に)聞かされていなかったので、ドキッとしたんですけど・・・。私も反抗期の娘で、勝つぞ!くらいの勢いで立ち向かわなければいけなかった。(その点が)悔しくて涙が止まらなかったです」と振り返った。

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そして、広末は「長渕語録ができるんじゃないかというくらい毎日印象に残る言葉を発するので、ノートに書いておいたんです。印象深いことがたくさんあって、本読みのときも、一番熱くなったところで『オレたち家族だ!』という台詞を、突然『ファミリーだろ』って、これが長渕剛だあと思いました(笑)」と、長渕の話で盛り上がっていた。

最後に広末は、「家族のカタチ、愛情表現が、SNS時代で変わってきているときに、こういう人と人の繋がり、愛情、家族の絆を大切にしてくれる映画を、世代を超えてたくさんの人に観ていただきたいという長渕さんの想いを受けとって、この映画を愛してもらえるとうれしいです」と締めくくった。

映画『太陽の家』は117日(金)、TOHOシネマズ日比谷他全国公開される。

 

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