のんが崖っぷちの恋に挑む!映画『私をくいとめて』
高校在学中の2001年「インストール」で第38回文藝賞を受賞しデビュー後、芥川賞、大江健三郎賞など数々の賞を受賞してきた綿矢りさ原作の同名小説を実写化した映画『私をくいとめて』が12月18日(金)より全国公開される。
30歳を越え、おひとりさまもすっかり板についてきた黒田みつ子。みつ子に扮するのは、劇場アニメ『この世界の片隅に』(16)で主人公・すずの声を演じ、YouTube Originalsドキュメンタリー「のんたれ」では『おちをつけなんせ』(19)の脚本・監督・編集・主演他を務めるなど、活動の幅を広げる女優・創作あーちすと のん。そして、みつ子が恋する年下男子・多田くん役には今最も注目を集める実力派俳優・林遣都が演じる。
監督は、『勝手にふるえてろ』(17)では第30回東京国際映画祭コンペティション部門・観客賞をはじめ数々の賞を受賞、その後も『美人が婚活してみたら』(19)、『甘いお酒でうがい』(20)など次々と話題作を手掛ける、大九明子。
この度、公開された特報映像で映し出されるのは、脳内に相談役「A」をもつ、31歳おひとりさま・みつ子(のん)の“崖っぷちのロマンス”。悠々自適におひとりさまライフを満喫していたみつ子だったが、年下営業マン・多田くん(林遣都)との出会いをきっかけに様子が一変。予期せぬ恋を前に、20代のように勇敢に恋に立ち向かえず、 “キャパオーバー”寸前のみつ子。時には心乱され、あわてふためきながらも、脳内で冷静なアドバイスをくれる「A」とともに、訪れた恋に向き合うことを決める――。
特報映像:https://youtu.be/cjFiGQt_ubA
おひとりさまを満喫しながらも時折登場する自虐や、あと一歩彼に近づけない恋に奥手なみつ子の姿など、恋愛に不器用な女性やみつ子と同世代の女性ならば共感必至の“あるある”がたくさん散りばめられている本作。どこかひねくれがちで不器用な主人公は、思わず応援したくなり、新たな<愛されおひとりさまヒロイン>の誕生に期待せずにはいられない!林遣都演じる年下営業マン・多田くんとのもどかしい恋模様はもちろん、いかなる時もやさしく穏やかに助言をくれる「A」とみつ子の、息ぴったりでコミカルなやり取りにも注目だ。
さらに、“大九ワールド”満載な世界観を彩る<個性派俳優陣>も集結。みつ子が全幅の信頼をおくおひとりさまの先輩ノゾミさん役には臼田あさ美、みつ子のバリキャリ女上司・澤田役には片桐はいり、みつ子の同僚で、個性的すぎる存在感を放つカーター役には、MEN’S NON-NO専属モデルを務め、本作が映画初出演となる若林拓也。
みつ子の“崖っぷちロマンス”を鮮やかに彩る、実力派かつ個性豊かな俳優陣の共演にも注目だ。