伊藤健太郎、伊藤沙莉とのハプニングシーン暴露!映画『十二単衣を着た悪魔』 完成披露報告会

2020/10/21 06:00

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

映画『十二単衣を着た悪魔』の完成披露報告会が、1020日(火)に渋谷・セルリアンタワー能楽堂にて行われ、W主演の伊藤健太郎、三吉彩花、共演の伊藤沙莉、山村紅葉、笹野高史、LiLiCo、そして女優の黒木瞳監督が登壇した。

 

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黒木監督は内館牧子の原作に惚れ込んだ理由を次のように語る。「源氏物語では、弘徽殿女御役(こきでんのにょうご:三吉彩花)は藤壺帝(伊勢谷友介)の第一妃にも拘わらず、悪役として書かれている。内館先生が高校生の頃に、あの人は本当はこういう人だったかもしれないと考えた・・・。そこに現代の、他人と比べてどうしても上手くいかない、ダメンズな男の子(伊藤健太郎)を源氏物語にトリップさせて、弘徽殿女御役ほかいろいろな登場人物の輝く人生を見て成長するという希望のお話に惹かれました」。

 

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青年・雷(らい)は日雇いのバイトで『源氏物語と疾病展』の設営に参加後、お土産にもらった源氏物語のあらすじ本と頭痛薬を手に、現代から源氏物語の世界にトリップ。病の弘徽殿女御役を手助けしたことから陰陽師として重用される。

雷を演じた伊藤健太郎は「59社も就職試験に落ちて、ちょっと大丈夫かなみたいな男の子。共感できる部分は、あの平安時代に飛び込んで、意外とすんなり対応していく姿が、最初は驚きますけど、対応できるだろうなという部分は似ているのかなと思いました」と奇想天外な話に平然と語る。さらに、黒木監督については「女優さんとしての印象が強かったので、監督として、どのように演出するのか、わくわくしながら現場に入らせていただいた。役者さんによって演出方法が違うし、役者の立場によっていろいろ考えてくださって有難かったです」と感謝。

 

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黒木監督は「最初からスタッフの中では、健太郎君でと思っていたんですけど・・・。たまたま、私が番組を持っているラジオ局に健太郎君のラジオ番組のポスターが貼ってあったんですよ。エレベーターが開くと健太郎君がいらっしゃるの!いつも、そこを通ながら“この方が雷ちゃんをやってくださったら”と見つめていました。念願叶ってすごい幸せでした」と主役選定の経緯を明かした。

 

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弘徽殿女御を演じた三吉は「私も、ここまで強い女性を演じたのは初めだったんですけれど、だんだん自分の息子(後の朱雀帝)のために愛情をもって何を犠牲にしてでも貫いていく姿勢を見て、この人についていきたいなと自然に感じ、さらに黒木監督に弘徽殿女御への熱い想いを聞かせていただいて、さらに愛着が涌いてきました」とコメント。黒木監督は「私は嫌がられるんじゃないかと思う位マンツーマンでやらせて(指導)いただいた。私の持っている全てを教えたいと思ったので、それに食らいついてくる女優魂みたいなものをヒシヒシと感じていました」と絶賛。さらに「十二単衣があんなに似合うのは三吉さん以外にはいないと思います!」と断言した。

 

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伊藤沙莉の演じる倫子(りんし)は、源氏物語には出てこないオリジナルの役で、雷鳴(源氏物語の世界での雷の名前)の唯一の妻を演じている。

伊藤沙莉は「時代を超えた作品に出させていただくのはあまりなくて、自分の経験として絶対に踏まなければいけないと思っていたときに、瞳さんから話をいただけたことが何よりも嬉しかったですし、倫子の容姿について、メイクじゃなく表情で見せて欲しいと言ってくださったことがすごく嬉しかったです」とコメント。

黒木監督は「本当にどんな方に演じていただくか悩んだんですけど・・・。テレビの連ドラを見てましたら、『あっ、この人!』と思って、自分の中で閃いて、写メを撮ったんです」と、ここでも選定の経緯を明かした。

 

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そして、伊藤健太郎とのハプニングとなった演出について問われた伊藤沙莉は「確かに、アレをお芝居で表情を引出してくださいって言われたら、難しかっただろうな・・・。それは物語の中で、どこだろうって探していただいたら面白いと思います」と、はてな(?)の回答。黒木監督が「これは健太郎君に聞けばいいんじゃない?」と健太郎に振る。

健太郎は「今、この会話に入りたくなかった(苦笑)。そのシーンは台本に入ってなかったんですよ。黒木さんに本番前に呼び出されて、こういうのをしてくれって言われ・・・。えっ?!と最初は戸惑いまして・・・。そのタイミングになって、これ行くべきか、迷ってたんです。そしたら、本番中に後から『行け!行け!』って、行くしかないと思った」と渋々撮影時の状況を明かした。

ところが、伊藤沙莉「私は知らなかったから、まさか司令が与えられていたなんて。アドリブだと思った。健太郎君が暴走し始めたと思った」、黒木監督「行けと指示したら、途中で退くんですよ」、健太郎「心を決めて行こうと思ったんです。ところが、(沙莉の)頭が背いちゃった」、沙莉「アゴクイ出来たんじゃない」、健太郎「僕の器量不足です」 etc…

そして、沙莉は「多分、こちらの表現としてのピークを待ってくれてたから。見せ場としてはジャストタイミングでした」と纏めた。どこのシーンだか分らないが必見のシーン間違いなし。

 

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最後に伊藤健太郎は「この映画を観てくださる方も一緒に、雷のようにタイムスリップしていただき、その世界観を楽しんで、ちょっとした非現実的体験をご体験いただければと思っております。公開しましたら、劇場に足を運んでくださればと思っております」と締めくくった。

本作は116日(金)より全国公開される。

 

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