映画『胸が鳴るのは君のせい』
累計発行部数250万部を突破する名作コミック「胸が鳴るのは君のせい」が映画化され、2021年6月4日(金)より全国公開される。この度、浮所飛貴(美 少年/ジャニーズJr.)演じる有馬と白石聖演じるつかさの前に恋のライバルが出現、火花散る現場レポートが解禁となった。ライバル役として本作に参加する板垣瑞生、原菜乃華。
板垣演じる長谷部泰広は、女子にモテモテなモデル風イケメン。初めは面白半分でつかさをからかっていたものの、告白しフラれても、一途に有馬を想い続ける姿にいつしか惹かれていく役どころ。長谷部を演じるにあたり、髪を明るく染めて撮影に臨んだ板垣は、初日からスタッフやキャストに積極的に話しかけるなど、人懐っこいキャラクターはまさに長谷部そのものだった。浮所演じる有馬とは、つかさを巡ってバチバチに火花を散らしている。解禁となった場面写真は、つかさに思いを寄せられている有馬を長谷部が挑発する一触即発のシーン。
撮影時は現場の空気も張り詰めていたが、その緊張感もカットがかかると一変。有馬が長谷部の胸ぐらをつかむシリアスな場面を撮り終えると、お互いの顔の近さに笑いが止まらなくなる事態に!浮所は「瑞生とは、またいつかライバル役をしたいねって話しました」と嬉しそうに語り、一方の板垣も「想像以上に明るくて天然でおもしろい!お芝居もピュアでまっすぐで、一緒に演じていてとても楽しい」と絶賛。休憩中にはお互いのことを「ウッキー」、「ミッキー」と呼び合うなど、初対面とは思えないほど距離を縮めていた。
また、有馬の元カノでつかさのライバルとなる麻友を演じる原菜乃華。麻友はあざとさを武器に再び有馬に近づいていく、お嬢様学校に通う美少女だ。撮影現場では、すでに打ち解け合っているキャストたちから少し距離を取り撮影に挑んでいた。「1人だけ学校が違う麻友はみんなとあまり馴染めていないキャラクターなので、自分から積極的に輪の中に入るというよりは、距離を保とうと思いました」と一線を引く徹底ぶり。「一見すごく嫌な女の子に見えるけど、有馬くんのことを純粋に思う気持ちはつかさちゃんと同じ。その一途さを大切にしたい」と語る原だが、つかさを恋のライバルだと認識するや見定めるような目つきをし、かぶせるように発言する絶妙なセリフの間で麻友の強引さを滲み出すなど、その芝居の巧さは見事。有馬を演じる浮所や長谷部を演じる板垣ら男性陣も「すげー!」と舌を巻いていた。原によって細部まで作り込まれた麻友のキャラクターも必見だ。解禁された場面写真は、麻友が「隼人くんともう一度付き合いたい」とつかさに打ち明け、相談に乗って欲しいと頼むシーン。
有馬が自分のところに戻ってくると自信満々につかさを見つめる麻友に対して、麻友の気持ちを応援したいけれど、有馬と付き合って欲しくはないという複雑な想いのつかさの表情が切り取られた印象的な一枚だ。
有馬とつかさの距離を阻む2人の恋のライバルの登場。有馬とつかさ、そして長谷部と麻友の一筋縄ではいかない恋の行方はいかに!?四人が繰り広げる四角関係にも注目だ。
映画『胸が鳴るのは君のせい』は、2021年6月4日(金)より全国公開される。
©2021 紺野りさ・小学館/「胸が鳴るのは君のせい」製作委員会