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2021年5月28日 04:39

Aぇ! group正門良規 主演「染、色」 脚本NEWS加藤シゲアキ「自分の想像を超えた舞台」と大絶賛 楽屋暖簾もサプライズプレゼント

取材;:記事・写真/RanRanEntertainment

NEWSの加藤シゲアキが原作・脚本、Aぇ! group / 関西ジャニーズ Jr.の正門良規が主演を務める「染、色」のフォトコールと取材会が5月27日に東京グローブ座にて行われ、加藤シゲアキ、正門良規の他、演出の瀬戸山美咲、三浦透子、岡田義徳の5人が取材会に登壇した。

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左から  瀬戸山美咲、 三浦透子、 正門良規、 岡田義徳、 加藤シゲアキ

「一年越しにようやくお客さんに直接伝えられるということでめちゃくちゃ気持ちが高まってます。汗もそれに比例して出てますね。ズクズクです」とフォトセッション中に前代未聞のタオルとメイク直しが入るほどの大量の汗を流しながらの取材会となった座長の正門。「近年稀にみる真面目」で「本当に努力家」な性格と実力派ベテラン俳優・岡田から称された正門だが、フォトコールや取材会が終わり、舞台からはける度に「ありがとうございました」と会場中を見渡しながら挨拶をしたり、他の登壇者が話している時に、話しての相手に体を向けてうなずいていたり、短い取材の間にも礼儀正しさ、誠実さ、真面目さが伝わってくる。

しかし共演の三浦によると「割と抜けてるところがあるというか。多分意図してないと思いますけど、稽古場でも笑いが起こるっていうか、稽古場の雰囲気をすごい盛り上げてくれてる印象です」と天然なところもある愛されキャラであることも明かされた。

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今回の舞台はジャニーズの大先輩・加藤が2015年に発表した短編集「傘をもたない蟻たちは」(KADOKAWA)に収録されている、「染色」をもとに、自ら戯曲化した作品。「すごいプレッシャーですね。初めてお話をいただいたのが2年前の秋やったんですけど、その時はもうとりあえずビビりまくってましたね。(今は)ようやくやるぞって高まってきた感じです。」と正門。

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加藤は「そもそも難しい役ですし、この役に飛び込んでもらうつもりで、僕も遠慮なく書かせてもらったのでプレッシャーですよね。稽古場に何度か足を運ばせてもらって、近くで見たら可哀そうかなって思ったんですけど、プレッシャーに慣れたいから真ん前に座ってくださいって言うんで。本番さながらの緊張感を毎回僕が与えていたと思いますけど、ドンドンドンドン成長していく姿を見れて逞しいですし、初舞台なのに堂々としてるなといつも感心しています」と大絶賛。

そのご褒美か、加藤から正門へ「楽屋暖簾」が贈られたというエピソードも明かされた。

正門「びっくりしました。昨日小屋入りやったんですけど、楽屋入った瞬間、スタッフさんがバーッと走ってきて、ちょっと待ってくださいって言って携帯で動画を回しだして。

加藤「ハハハハ」

正門「何を撮られてるんやと思って、分からんまんま、楽屋の前に行ったら暖簾が掛かってて、そのファーストリアクションを動画におさめたいって」

加藤「そうだったんだ。その動画って、僕観てないんだけど」

正門「えぇー??見てないんですか?加藤さんに送りますって言ってたんですけど。写真も2枚撮りました」

加藤「写真は見たよ。動画は見てない。ちょっと後で確認しておきます(笑)」

この動画はスタッフがプライベートで撮影したのではと疑惑が持ち上がったが、加藤から「ブログとかで出せばいいんじゃない?」という許可が下りた正門が「いいんですか?そんな軽く出していいんですか?じゃあ、ここぞというタイミングで」と発言し、一件落着した。ファンの方は動画公開を楽しみに待っていてほしい。

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自分で演じたいという想いはなかったかという質問を受けた加藤。「僕が演じると多分僕のイメージ通りのものができると思うんですけど、そうじゃないものが見たい。今回は最初から(自分は)出ないプロジェクトにしよう、手を離れた時に僕の想像を超えるものにしてくれる演出家の方とやりたい、逆に言えばそれは脚本家の楽しみというか喜びでもあるので。瀬戸山さんとは一度ご一緒してるので、間違いなくいい作品にしてくださるだろうと思っていました。想像を超えていい作品に。

めちゃくちゃ細かいト書きや描写も書いていて、僕はそれをラブレターだと思ってたんですけど、瀬戸山さんは挑戦状だと受け取ったようで(笑)かなりむちゃブリのようなト書きをなるべく忠実に再現しようとしてくださるその意地みたいなものがとても見ていて楽しいし、変わったところはここはさすがに無理だったんだなぁっていう部分の面白さもあったり。すごく真摯に『染、色』を愛してこの作品に臨んでくださってるんだなぁと感じています」とこの舞台の出来に大満足の様子。

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フォトコールで公開されたほんの少しのシーンをのぞき見したところ、舞台そのものがまるでアートのように美しく、色が滲んでいく様や街をグラフィックアートで染め上げていくその映像の使い方が素晴らしい。音や光の使い方、独特なダンスでものすごい浮遊感を感じる舞台だ。真っ白なTシャツなどまっさらなカンバスを思い浮かべるような衣装をまとった主人公がこの舞台でどのような色に染まっていくのか、あるいは何色にも染まらない存在であるのか、その行方を舞台の幕が開くのを楽しみに待ちたい。

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舞台「染、色」は、5月29日(土)から6月20日(日)まで東京・東京グローブ座、6月24日(木)から30日(水)まで大阪・梅田芸術劇場 シアター・ドラマシティで行われる。

 

 

 

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