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2021年8月14日 07:25

主演・寺田心、ヒーロー願望を叶えることができた! 映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』初日舞台挨拶

取材:記事・写真/RanRanEntertainment

映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』の初日舞台挨拶が、8月13日(金)TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて行われ、主演の寺田心(渡辺ケイ 役)、杉咲花(狐面の女 役)、大沢たかお(隠神刑部 役)、安藤サクラ(姑獲鳥 役)、大倉孝二(猩猩 役)、大島優子(雪女 役)、赤楚衛二(天邪鬼 役)、そして三池崇史監督が登壇した。

 

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突如出現した妖怪獣によって未曾有の危機が訪れるなか、世界を救う勇者に選ばれた少年ケイと妖怪たちの大冒険が描かれる。

冒頭、寺田は「いつも応援してくださる皆さんが来てくださって、久しぶりのお顔を見ることができて、とても嬉しいです。よろしくお願いします」と挨拶、会場からも拍手が巻き起こった。

妖怪メイクが特殊でバラエティに富んでいたがキャスティングはどのように?と問われた小池監督は「それぞれが台本に合ったキャラクターで、皆、オレの目から見ると人間じゃない。妖怪に近い人たちで本物感を出すために集まっていただいた。衣装、メイクが普段より大変な仕事なんですけど、引き受けてもらって助かりました」とキャストたちに感謝した。

 

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主人公として頑張った寺田は「この映画はCG、音とか、初めて挑戦したものが多く、CGのときは基本グリーンバック(での撮影)が多く、アクションも殺陣の方に教えてくださり、男の子が一度は持つであろうヒーロー願望を叶えることができて、とても楽しかったです」とはきはきコメントした。

現場での寺田の印象について、杉咲「撮影の度にのびのびと楽しくケイを演じていく姿はすごくパワフルで、私にとっては弟のように可愛い存在でした」、大沢「現場でいつも太陽のように明るくて、本当にプロだし頼り甲斐もあるし、一緒に仕事をしているときは楽しい時間を過ごさせてもらいました」、安藤「おじちゃん、おばちゃんたちは、朝からずっと(特殊メイクや重い衣装を纏って)撮影していると、だんだん傾いてきちゃうんです。目が段々死んでくるんですけど、ケイやダイ(弟:猪股怜生)の全力で頑張る姿に励まされて、立て直しておりました」、大倉「心くんはハツラツとしていて子供らしいところもあれば、時々同世代かと思うぐらいおっさんじみたところもあって、その二面性が素敵した。言うことが僕より若干先輩みたいでした(笑)」、大島「食事に気をつけていた。スムージーを飲んだり、体に気を付ける食事を取っていたので、さすが主演!こうでなくちゃと私も勉強になりました」、赤楚「ケイとダイの兄弟が楽しそうでパワフルで、僕も一緒に紙飛行機を飛ばし合ったりしました」と、現場で楽しく過ごしたことや絶賛の言葉など、それぞれが現場シーンを振り返っていた。

 

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続いて自身を妖怪に例えると?の質問に、寺田は「妖怪食いしん坊。食べることが好きで、お昼ご飯の時間になると飛んで行っちゃいます。その日のメニューをいち早く確認しています」と無邪気な笑顔を見せた。杉咲は「眠り妖怪。睡眠時間が長く、休日は15時間ぐらい寝て、お昼ごはんを食べて、また昼寝も平気でできちゃう」と特技を披露した。

 

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そして、大沢は「小学生の頃はフォックス(狐)というあだ名目。目がつり上がっていたのですけど、何故か年齢とともに下がってきて、ついに狸の役をいただいて(笑)、嬉しいような悲しいような…。本当は狐を演りたかったです」とコメント。これに対し三池監督は「(大沢は)腹筋がバキバキに鍛えられていて、CGを節約するため」と、大沢の演じる隠神刑部が“腹太鼓”を打つシーンのために鍛え抜かれた肉体が必要だったことを明かした。

 

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安藤は「自身が妖怪っぽいなと常々思っていたんです。念願の三池監督のもと、人間じゃない役をやれたので感無量でした」と満足顔だった。大倉は「年に数回、ネズミ男の人ですよねって言われます。オファーを受けたとき『ネズミ男じゃないんだ』と思いました」と話すと、三池監督は「子供にとっては背の高い真っ赤な妖怪(猩猩)の方が怖いだろうなって。でも、僕はネズミ男も好きなので、ネズミ男の要素が混ざっていると思っていただければ・・・」と言い訳。

大島は「ダンシング妖怪。音楽が鳴っていると、撮影中やメイク中でも勝手に踊っちゃう。今回の雪女でも動きをダンスっぽくしているんです。ダンシング妖怪から生まれた雪女という感じで演っていました」と述懐。大島を雪女にした決め手を問われた三池監督は「決め手?そんなことより、オレは林遣都になりたいね。結婚おめでとうございます」と答えを濁していた。

 

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そして、夏の暑さが苦手な赤楚は「妖怪・冷たいとこ探し」と答え、「でも、寒すぎるのも得意ではないので、夏には雪女が隣りにいて、冬には居て欲しくないです」と話すと、大島が「なんかフラれた気分になりますね(笑)」と返して会場を沸かせていた。

最後のテーマ、キャストそれぞれが注目してほしい見どころは?寺田は「兄弟愛、絆。そして、妖怪たちと出会うことで、ひ弱なケイが少しずつ成長していく姿に注目して欲しい。妖怪たちからビビらされたときのリアクションを観ていただきたいです」、杉咲は「狐面の女がある姿に変化するシーンでは、メイクや衣装に今まで以上時間がかかって、CGもすごくかっこよくて迫力のあるシーンになっていので、ぜひ注目してほしいです」など、それぞれがイチ押しシーンを披露した。

 

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舞台挨拶の最後には、寺田が「老若男女が楽しめる、お祭りのような映画になったと思います。そのなかにも人種を超えた友情、ケイの『人と妖怪は同じだよ』という思いに深く共感しました。さあ皆さん、心という武器を持ち、冒険への準備は出来ていますか?『妖怪会大戦争 ガーディアンズ』を、ぜひよろしくお願いいたします」と締めくくった。

映画『妖怪大戦争 ガーディアンズ』は大ヒット上映中。

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