橋本愛、2年連続アンバサダーに就任! 第35回東京国際映画祭
10月24日(月)より開催される第35回東京国際映画祭のラインナップ発表記者会見が9月21日(水)、都内で行われ、ゲストとして俳優の橋本愛が登壇した。
今年の映画祭は、日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区にて会場が大幅拡大、初の会場となる東京宝塚劇場でオープニングセレモニーを行い、レッドカーペットも復活する。TOHOシネマズ 日比谷、丸の内TOEI、丸の内ピカデリーという大型劇場が上映劇場に加わったことで主要9部門での上映本数も昨年の86本から大幅に増加し110本の上映が決定した。
また、世界的に最も著名な日本映画監督である黒澤明監督に、日本と海外の映画交流のシンボルとなって映画界を盛り上げていただきたいという願いから、14年ぶりに黒澤明賞が復活する。海外映画も拡充、コロナ禍であまりできなかった海外ゲストの招待も今回は最大で100名近くが参加する見通しとなった。
橋本愛は、第35回東京国際映画祭のフェスティバル・アンバサダーとして登壇。昨年に続き2年連続となる。橋本は「とても光栄で、役目を果たさなければと背筋の伸びる想いです」と挨拶。「昨年は海外の監督や女優さんとお話しする機会があり、語学力や芸術や映画を通してコミュニケーション能力を身につける必要があると感じました。LGBT+Qや環境問題への理解が世界と比べるとまだ浅く、そこからこぼれ落ちてしまう人たちの苦しみや悲しみに寄り添って作っていくのが映画であり、芸術であるので、映画を通してお手伝いしていけたらと思いました。東京国際映画祭で改めて世界を見渡して、日本を見つめ直すきっかけになったらいいなと思っております」と自身の役目を語った。さらに、「青山真治監督はすごく好きな監督ですし、いつかご一緒したいなと思っていた監督だったので、特集上映に足を運べたら」と東京国際映画祭を楽しみにしている様子だった。
橋本のほかには、「コンペティション部門」に選ばれた日本映画3作品より、『窓辺にて』(稲垣吾郎・主演)の今泉力哉監督、『山女』(山田杏奈・主演)の福永壮志監督、『エゴイスト』(鈴木亮平・宮沢氷魚)の松永大司監督も登壇、感想などを語った。
オープニング作品は瀬々敬久監督の『ラーゲリより愛を込めて』(二宮和也・北川景子)、そしてクロージング作品はオリヴァー・ハーマナス監督の『生きるLIVING』となった。
<第35回東京国際映画祭>
2022年10月24日(月)~11月2日(水) 日比谷・有楽町・丸の内・銀座地区
公式サイト:www.tiff-jp.net
<TIFFCOM2022 >
2022年10月25日(火)~27日(木)(※オンライン開催)
公式サイト:www.tiffcom.jp